#61 設備>CO2添加効率アップ法。 けん
けん ID:TGB79218 94/12/29 #35 水草水槽
*はじめに
一般的に高効率なCO2添加をしようとすると、それなりの器具が必要でして、
それなりのコストがかかります。誰でも低コストな拡散筒を望むのですが、低コ
ストでかつ高効率添加のできる拡散筒はなかなか目にする機会がないというのが
現状です。そこで考えたのがテトラの大型拡散筒の改良です。見栄えは良くない
のですが、かなりの効率を期待できます(^_^)。
大型拡散筒の余っている方はお試しあれ(^_^)。
*材料:テトラの大型拡散筒。またはそれに類するもの。
ロックウール<厚さ3−4センチ、粗め>(テグスがグルグルに絡めてある)
CO2発生源(発酵、ボンベ、何でも良い)
ドリルまたは熱した釘(容器の土手っ腹に穴をあけるため)
ウッドストーン
↓発酵容器から
____||____
| || |___
| || ←フィルターからの水流
| || ____
| || |
| || | 「※」 ……ロックウール
| || | 粗め:パチンコ玉が入るくらい
| || | 容器の内径の合わして切る。
| || | 厚さは3ー4センチ
| →↓ −− | ※※※
| ↑← || | ※※※ ← 少しの抵抗で水流を弱め、微細な気泡
| 泡 || | ※※※ が下から逃げるのをおさえる。
| 。| ̄  ̄| |
| 。| ウ| |
|_。| スッ| _|←テトラ「大型拡散筒」
| 。| トド| | 継ぎ目にしきいがあるから周囲をドリルなどで
| 。| | | | 穴をあけてニッパーで穴と穴の間を切断し、し
| ゚| ン | | きいを取り外す。(糸のこでも良いと思う)
|  ̄ ̄ ̄ ̄ |
|*********|
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*作り方
1.大型拡散筒のてっぺんの土手っ腹にドリルか熱した釘でフィルターからのパイプ
の径に合わせて穴をあけます。
2.拡散筒の連結部分を切り抜きます。
3.ウッドストーンをCO2の出口にとりつける。径が合わないときは短く(10m
m)に切ったエアチューブとエアチューブの連結ジョイントを使ってとりつける
連結ジョイントは、大型拡散筒にはくっつく事が確認済み。
4.ロックウールを拡散筒の内径に合わせて切って、とりつける。このときウールの
厚さは3センチくらいにしておく。
5.設置しておしまい。
*なぜウッドストーンなのか。
まずウッドストーンで細かい気泡を舞わせるから、というのがありますが
ウッドストーンなしですと、特に発酵式のCO2の場合ですが、水流によ
って泡がなかなかポコンと行かないのです。ウッドストーンは多数の穴が
全方向にあり、噴出のための泡の径も小さくて済むので見た目だけでなく
実際なかなか効率がよいようです。高圧ボンベの場合はどちらでも良いか
もしれません。
*欠点
・非常に拡散筒内が嫌気性になるため、結構拡散筒内にコケが付くかも(^_^;。
・CO2発行方式だとウッドストーンの周りに白いもやもやが付く。
このことから2週に一回は外部に取り出して、ウッドストーン、ロックウール
拡散筒を洗ってやる必要があるでしょう(^_^;。
°°/
°/ \ _
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\ / )) TGB79218
《\ けん
94/28/Dec/WED 23:54:17