
3月31日、最期の運用となった63Hで印旛日本医大まで遠征している1283編成、折り返し2262Hで営業を終え、2463H△
(印西牧の原)
3月31日に18両もの大量除籍が行われた模様。 2004年度の除籍車両をまとめると、次の通り。
■1179編成2連
2月10日に除籍となった模様。 2004年度の除籍第一号で、2月末には売れそうな部品を取り外した状態で屋外に追い出されているが、その後約1ヶ月間は動きが無い。
■701編成4連・703編成4連
3月10日に8連で廃車回送されて除籍となった。 この8両はデハが全て琴電行きになり、サハは3月31日に解体場所へ姿を現している。 サハということで余り売れないという判断なのか、車番の切り抜き文字などがそのまま残っている状態で放置となった。
▼以下は3月31日の除籍。
■723編成4連
仕事で久里浜に向かうデトにぶら下がって31日のKC1204で久里浜入りした。 この編成も琴電行きになる可能性は残されているが、はてさて・・・
■1071編成2連
言わずと知れた京急最古参車両。 1000形量産3次車に当たるが、外板を張り替えた過去があるため生き長らえていた。 最終営業は3月30日の63運行。 31日のKC1206列車で単独2連のまま久里浜入りした。
■1219編成4連
8連から2両ずつ抜いて編成短縮を繰り返した「最後の白幕なんとか」が多かった車両。 実際、8連も6連も4連も最終営業車両であり、2連だけが経験無しに終わっている。 最終日となる3月31日も朝の711B増結から始まり、昼間は87運行で本線を走り抜け、最後は97Aの基本編成北方に連結されて久里浜入りした。 ギリギリまで大師線にも姿を現しており、広範囲で見られた最期の白幕車だった。
■1283編成8連
ついに新製冷房車にも廃車が発生した。 1000形10次車として集中クーラー装備で竣工し、更新で黒幕化された同車も検査期限という条件で9次車より早く除籍対象になってしまう。 成田まで入線した最後の1000形でもあった。 なお、この車両は4月1日の午前0時39分まで営業運転を行い、折り返し久里浜まで回送で到着するのはほぼ1時という時間だが、鉄道会社の管理上の日付としては31日のままなので、31日付で除籍されていると思われる。(JRのように夜行が無いため、日付の境界線を午前0時にはしていない)
以上の28両が除籍されている。 2003年度は20両しか除籍しなかったため、その分だけ多く潰されたようだ。 1000形8連は残り3本となり、700形も同じく3本だけとなる。 もちろん1000形の冷房改造車である白幕車は全滅しており、700形が消えると京急の車両は全てが新製冷房車で統一される。

クハ化改造されるデハ700から降ろされたと思われる機器群 (P:B4567)

これ以降は3月10日に除籍されたであろうサハ771〜774号車、これは31日の搬入直後 (P:dodo)

771号車、左は1184号車 (P:B4567)

772号車 (P:B4567)

773号車 (P:B4567)

774号車 (P:B4567)

774号車側から1184号車までを望む (P:B4567)
1179編成はこちら
3月31日付で除籍された723・1071・1219・1283編成は3日現在留置線で放置中の模様
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