若衆の着る着物と囃子方の着る着物は各家で着てきます。宵山の囃子方は着物を着ない山組もあります。
★曳山は宵宮の朝から各山組町の若衆を中心として宵宮巡行に供えて曳山の飾り付けをします。現在、若者の数が少ない組は保存会も手伝います。また、本祭の日には早朝より宵宮巡行の飾り付けから本祭の飾りに付け替えます。
- 雨天の場合で曳山巡行・神輿渡御が中止と大溝祭役員会で決定された場合は曳山巡行は行われませんが、各曳山組で決められた時間に山倉の中で囃子は演奏されるので上山に太鼓、鐘、笛を載せる。
★宵宮
- 車輪、車輌、梃子、の点検を行い、引綱を取り付けます。
- 蓄電池を下山に据えて、提灯の燈となる配線をします。
- 上山の擬宝珠をはずし、宵山用の下幕や水引き幕を張ります。次に宵山提灯の枠組みを取り付け、各山組の名称の入った56個の提灯を枠に取り付け、車輪周りに足元提灯を取り付けます。特に提灯の枠を取り付ける祭には、曳山に傷がつかないよう枕をあてがい細心の注意をもって取り付けます。
- 笛、太鼓、鉦の囃子道具を上山に積み込みます。
- 曳き方に振舞う酒や肴などが下山に積み込まれます。
- 献酒を受けた際に入れる空の酒箱も用意されます。
★本祭
- 提灯と枠、足元提灯を外し、下山の蓄電池などを降ろします。
- 上山の笛、太鼓、鉦の囃子道具を下山に下ろします。
- 胴幕、見送り、擬宝珠、を取り付けます。
- 御幣を上山に取り付けます。
- 青年会は献酒されたお酒を清算し、必要経費を支払い青年会の若衆、小若衆の大儀料となります。
- 幟を降ろして所定の場所に納めます。
- 曳山の飾りを所定の場所に納め、車輪を保存用の車輪に付け替えます。
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