電気式床暖房のフローリングが波打つ!


2003年12月15日

 わが家はリビングに松下電工製の電気式床暖房を施工しました。しかし,入居3カ月後ごろからフローリングが反って波打っているように感じます。リビングは生活動線の中心となる部屋ですので,我慢できない範囲かなと思い,大成ハウジング中国へ連絡しました。
 早速現場監督さんが点検に来ました。リビングに入った瞬間に「あ,これはいけませんね。」と波打っていることを確認いただけました。
 修繕に入る前に,施工が悪いのか商品が悪いのかを確認するため,フローリングを一枚サンプルで持ち帰らせて欲しいとのことでした。つまり,修繕までに点検と交換の2回の手順を踏むことになります。
 なお,波打ち具合を写真に撮ってみましたが,上手く再現ができませんでした。フローリングに「瀬戸の凪」という表現で想像してみてください。見た目にははっきりと分かるわけではなく,歩いてみるとフローリングがわずかに波打っている
感覚が足の裏に伝わってきます。

フローリング撤去 仮フローリング
フローリング1枚分丸鋸でカットされました。下からネオマフォームとフローリング固定のための捨て板(合板)が顔を覗かせました。 調査に時間がかかるとのことで代わりのフローリング(正規品)が仮置きされました。仮置き部分には光の反射が違いますね。

 調査当日は,大成ハウジング中国より職人さんと現場監督さん,松下電工からも責任者の方が来られました。なかなかフローリング一枚でもはがすのは大変な作業で,その間ずっと現場監督さんと松下電工責任者さんはじっと見守り続けていました。
 さて,施工が悪いのか,はたまた商品が悪いのかどんな結論になるのでしょう。

2004年4月28日

 半年間放置されていたので,忘れられているかと思いましたが,ようやく結論が出て,電気式床暖房のフローリングが修繕されるようです。

床暖フローリング貼り替え中 完成
電気式床暖房のフローリングと断熱材(ネオマフォーム)がすべて撤去され,全面捨て板貼りとなりました。 写真奥側に見える点線は電気式床暖房の結線を行う部分のふたを押さえている木材小片です。接着剤で軽く固定し半日後撤去です。
完成−ワックス塗布後 分けていただいたワックス なぜ,ドクロマークなのか?
フローリング交換翌日,ワックスがかけられました。今回もワックスは大成ハウジング中国手配の業者さんです。 この業者さんによると家庭用ワックスと業務用ワックスは濃度が違うのだそうです。厚かましくも,業務用を分けていただきました。

 施工が悪いか,商品が悪いかについてははっきりと結論を教えてもらえませんでした。しかし断熱材を撤去したことから,施工ミスと考えられます。床暖房の場合,フローリング下に断熱材を施工するとどうしても固定が悪くなるため,全面捨て貼りとすることが必要なようです。
 木材は乾燥することで反りますが,そこには熱も影響を及ぼすのでしょう。


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