尾瀬・雨に降られて   2002年7月4-7日 

 台風が太平洋上で3個ウロウロしているのに姫路を出発した。  尾瀬の入り口、鳩待峠に着いた頃には土砂降りの雨だった。  でも、峠の山小屋から一時は至仏山の山頂も見えました。

一時 至仏山の山頂(右側)が見えた 尾瀬沼まで下ると燧ケ岳が見えた

 5日、至仏山への登山  かなりの強風と雨、山の鼻への下山は諦め、峠からの往復に予定を変更。  途中引き返す人達と幾組か出会う、山頂は強風だった。  この日この山に登ったのは10人以下だと思う。  雨に弱いデジカメの写真撮影はもちろん諦めた。 下田代十字路の小屋までの尾瀬ヶ原はかなり増水して一部木道が浮いている場所も有りました。

 6日、燧ケ岳への登山  夜中降り続いた雨で尾瀬沼は通行不能とのことだった。  登山道はまるで川のようだった。  我々を追い抜きかけたグループも力尽きて途中で断念したようで以後誰にも会わなかった。  山頂は寒かった、弁当を食べてすぐ尾瀬沼方面へ下山、川となった道とムルヌルの道と苦闘、でも沼に着いたときには雨が上がって周囲の湿原は花で飾られていました。

ハクサンチドリ テガタチドリ

 お目当てのニッコウキスゲはまだ満開には遠かったが、代わりにアヤメ、カキツバタの類が見頃でした。

お目当てのニッコウキスゲ 朝靄の燧ケ岳

 7日 尾瀬沼の日の出は霧が多くて写真にはなりませんでしたが、湖面に日が射す頃には燧ケ岳も見え大勢の写真愛好家たちがカメラの放列を敷いていました。

長蔵小屋のヒレハリソウ 長蔵小屋の前のヒサユリ

  尾瀬は宿泊可能な範囲までの立ち入り制限、木道外への立ち入り禁止などでそれなりに自然が守られている。  だが長蔵小屋の周囲に外来雑草のヒレハリソウや多分尾瀬の自生ではないヒサユリが咲いているのは問題があると思いました。  小屋へメールを入れたが返事はまだ有りません。

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