院長  笠原 大 (かさはら だい)

  1974年7月13日生まれ
  1996年 筑波技術短期大学鍼灸学科卒業
  1997年 筑波大学科目等履修生修了 鍼灸学学士取得
  2001年 帝京医学技術専門学校柔道整復学科卒業
    筑波大学在学中および帝京医学技術専門学校在学中に接骨院にて臨床経験
    1997年〜1998年と、2001年〜2003年までそれぞれ整形外科にて臨床経験
  2004年6月 プラザ鍼灸整骨院開院

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笑い話? 苦労話?  院内のボロを探せ!?

   2004年の2月に西江井ヶ島プラザの元鮮魚店を引き渡していただいてから4ヶ月あまり、
  私はこれまでに味わったことのない苦労と面白みを経験することになりました。
   元々あった鮮魚店の天井から壁、階段からトイレに至るまでを1mもある大ハンマーを振り
  回して 大暴れして解体し始めました。25年前にここを建てた大工さんは念入りな方で、
  暴れても暴れてもなかなか壊れないように釘やノリを景気よく使っていました。解体が進むに
  つれてゴミの山で身動きがとれなくなり、やっと解体が終わったときには開院目標日が
  目前でした。
   ようやく解体から物作りに入れると喜び勇んでまず始めたのが床をあげるために
  セメントの団子を並べることでした。どうしてもトイレを今の位置に持ってきたくて、床下に配管を
  入れたかったのです が、そのための苦労はなかなかのものでした。100キロのセメントを膝と
  腰を痛めながら練っていくとどんどん小さくなり、あっという間に使い果たしてしまいます。
  セメントの上に柱を寝かせ、その上に板を張って最後にフローリングを張りました。
  できあがった床の上での約二時間のお昼寝は満足度120%でした!!。
   トイレは途中までブロックを積んで、その上に木で枠を作って板を張り、内側も途中までタイル
  を貼りました。正直、トイレが院内で一番見苦しいでしょう。しかし、このトイレの完成は画期的
  なものでした。それまで近くの某コンビニや駅で毎日トイレを借りていたのが、心おきなく
  トイレに行けるなんて!、当時の私には夢のようでした。そんなこんなでその後も壁や天井、
  裏口のドアのはめ込みなど、試練続きで結局1ヶ月あまりの工事予定が、4ヶ月あまりかかって
  しまいました。

   開院のための資金不足があったというのは正直なところではありますが、この工事期間中、
  お金で買えない知識や経験を得ることができました。又、初めて水やお湯が使えるように
  なったときの喜びや、設置したドアに鍵がかかった喜び、400キロのウォーターベッドを
  支える床を作り上げた満足感は、今まで味わったことのない類の喜びでした。開院後も
  手すりをつけたり本棚を作ったりなど、新しい趣味が増えた気がします。
   最後に、長期にわたる工事で多大なるご迷惑をおかけした両隣の店舗の方々はじめ
  プラザの皆様と、近隣の皆様に、この場をお借りしてお詫び申し上げます。