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様式第8号(刑訴第198条) (乙)
供述調書
本 籍  熊本県熊本市○○○○   
住 居  新潟県新潟市○○○○   
(電話 自宅○○○○)
携帯○○○○
職 業  会社員  (電話 ○○○○)
氏 名  加害者   
   昭和○○年○月○○日生(○○歳)
 上記の者に対する乗務上過失傷害及び道路交通法違反被疑事件つき
 平成16年2月11日新潟県警察本部交通部高速道路交通警察隊上越分駐隊において、本職は、あらかじめ被疑者に対し、自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げて取り調べたところ、任意次のとおり供述した。
1 只今、自己の意思に反して供述する必要がないことを警察官ら告げられ、その意味も分かりました。
2  私は、平成15年12月13日午後5時5分ころ、中頭城郡柿崎町大字竹鼻地内の北陸自動車道1上り線377.4キロポスト付近において、交通事故を起こし2人方に怪我をさせてしまったことは、間違いありません。
これから交通事故の様子についてお話します。
3 前にもお話しましたが、当時私が、運転していた車は、
  普通乗用自動車
       日産 スカイラインGTR  白色
       ナンバー 新潟○○○○
   で、私の車です。
  当時は、同乗者はおらず私1人で運転していたものですし、事故等はありませんでした。
 タイヤについては、4本とも普通ラジアルタイヤをつけていたものです。
4 私は当時、午後6時30分から、担当先の病院の忘年会が上越市内の魚正(うおまさ)というところであるということから、忘年会に出席するため、先程お話した車を運転し、北陸自動車道の新潟亀田インターからのり、上越方面へと向かったのです。
5 私が新潟市の自宅を午後3時30分ころ出て、上越市へ向かっていたのですが、天候は、新潟から柿崎トンネルの手前まで、全線 雨で路面もぬれている状態でした。
 しかし、柿崎トンネルを出ると、みぞれで路面は全体的にうっすらと白色のシャーベット状態になっていたのです。
 事故後、車から降りたところ、1〜2センチメートル位の積雪状態であったと記憶しております。
6 私は、事故直前 柿崎トンネルの手前から、走行車線を走っていた車を追越し始めたのですが、この時、走行車線上には、ある程度の間隔をおき、ポッン ポッンといった状態で車に走っておりました。
 私は、これらの車を追越し始め先頭に出ようと思いそのまま柿崎トンネルに入り、勢いがつき時速約110キロメートルにスピードが上がったのです。
 私が、走行車線を走行中の車を追越し始めたのは、前を走っていた車が遅く感じられたためで、現場付近は、何回かと通っており、制限時速が80kmとなっていることも知っていたのですが、先頭に出るまでの間と思い110km位の速度で追越しを続けたのです。
 その後交通事故を起こした様子については、事故後現場で警察官に説明しております。
この時 本職は平成15年12月22日 本職作成にかかる実況見分調書添付の「交通事故現場見取図」を供述人に示した。
 只今 見せてもらった 交通事故現場見取図には、当時 現場で私が警察官に説明した交通事故の様子が私が説明したとおりに書かれております。
 この図面を見ながら、交通事故の様子について お話したいと思います。
(1)  私が、110キロメートル位で柿崎トンネル内の追越し車線を走行し、柿崎トンネルの真ん中を過ぎたあたりの @地点に来たところで、トンネルの出口が見え、トンネルの出口だと確かめました。
(2)  その後 同じスピードのまま、A地点に進んだところ、トンネルの出口付近の路面が白色であることが分かりました。
 私は、この時、雪でも積っているのかな、でもどうかな、と半疑の状態でしたがそのまま進んだのです。
 私は、何度となく、北陸自動車道を走っているのですが頻度とすれば 前週1回は来ておりますし、過去に同じ時期に走り、大積付近や今回交通事故を起こした 米山付近が部分的に積雪状態となっていたのを経験し見て来ております。
 しかし、今回は、新潟市を出てから、大積付近の天候や路面が雨でぬれた状態であり、私の気持ち的には、まさか 雪が降っていたり、路面に積雪があることはないだろうということから、A地点で白色路面に気づいたものの そのままのスピードで進んだものです。
(3)  その後、私は、同じスピートでB地点に来たところ、トンネルを出た路面がうっすらと白色となっており、積雪状態になっていることに気づいたのです。
 
 私は、私の運転する車が普通ラジアルタイヤということやスピードが出ているということから「スリップする、危ない。」と思い、いっきにブレーキをかけるとスリップしてしまうと思い 軽くブレーキを踏んだのです。
(4)  そのままの状態でC地点に来たところ、スリップを始め、スピン状態となりました。
 私は この時点からスピン状態となったことから、車がどのような状態となっているか、また道路上の様子等については、全くわからない状態となったのです。
(5)  私がスピン状態となってから車の前後に2〜3回 ドーンという衝撃を感じ、どこかにぶつかったと思いましたが スピン状態であったことから、どこに衝突したかはわかりませんでした。
(6)  私は、最終的にD地点に来た方向つまり、長岡方面を向く形で路肩に逆向き停止したのです。
(7)  私は停止後、車内から携帯電話で「物損事故を起こした。」ということを警察に110番通報したところ「安全なところに待避し非常電話で詳しいことを話してください。」とのことだったので、橋を上越方面に行ったところに 非常電話があるのが見えたので、そこに行くと、(A)地点にパール色という感じの色のランドクルーザーという車が止まっておりました。
 私は 当初 物損事故と思い非常電話で「単独の物損事故である。」ことをお話したのです。
(8)  私が停止してから長岡方面を見るには見たのですが、暗くて、路上に止まっている車や倒れている人を確認することはできませんでしてしすぐ、非常電話の方に行ったもので、その時点で路上に止まっていた車や倒れている人は、わかりませんでした。
 その後 現場に警察官が来られ、警察官とともに確認したところ、(ア)地点に灰色のファンカーゴという車が停止しておりましたし、(a)地点に人が倒れており、足を怪我し出血している状態でした。
 この時 私は、初めて人身事故を起こしたことに気づいたのです。
(9)  また、ランドクルーザーに同乗していた
 50歳位の男の人に、「足を怪我し、倒れている人のほかに橋の下に落ちている人がいる。」ということを聞きました。
 このことから2人の方が怪我をしているとわかりました。
8 今まで、お話したとおり交通事故を起こした様子について間違いありません。
 今回の交通事故については、私が車をスピンさせたことによるもので、それは、柿崎トンネル内でトンネルの出口付近の路面が白色であることに気づいたものの、積雪であるかどうか事故直前の天候や路面から、判断を誤り、時速約110キロメートルで進行しトンネルの出口直前で積雪で気づき、軽くブレーキをかけたものの 積雪路面でスピン状態となってしまったことが原因であると思います。
 白色の路面に気づいた時点で積雪であると判断し、減速していればトンネルを出たところでは、ある程度スピードは落ちていたものと思います。
 加害者 指印
上記のとおり録取して読み聞かせたところ、誤りのないことを申し立て署名指印した。
 前同日
新潟県警察本部交通部高速道路交通警察隊
司法警察員警部補  ○ ○○  ○印