ウコギ科に属する多年草の植物で、高麗人参あるいは朝鮮人参とよばれる。和名を御種人参、学名をパナックス・ギンセンといいます。 人参は元来朝鮮半島や中国東北部の密林に野性していました。昔から手に入れること難しく、神の草、神草とよばれ、人参にまつわる民話や、伝説が生まれたりしました。

本品は健康食品のため効能効果をうたうわけには行きませんが、最近の中国では、2000年来のおおくの医書に記された人参の作用、長い歴史の中から中国の人々が経験によって確かめた人参の作用を総合して、人参七効説としてまとめています。

中国の人参人参七効説

補気救脱(ほききゅうだつ)(元気を補い、虚脱を救う。疲労回復、スタミナを増進する)
益血復脈(えっけつふくみゃく)(血液を造り、脈絶を回復する。貧血、低血圧、心臓衰弱を治し、脈を正常にする。)
養心安心(ようしんあんしん)(心を養い、精神を安らかにする。ノイローゼ、自律神経失調症など)
生津止喝(しょうしんしかつ津液を生じ、喝を止める。体液の枯渇をうるおし、糖尿病によい)
補肺定喘(ほはいていぜん)(肺の力を補い、喘息を止める、肺結核や喘息によい)
健脾止しゃ(けんぴししゃ)(胃腸を丈夫にし、下痢を止める。胃腸炎、下痢、便秘、食欲不振等に良い)
托毒合そう(たくどくごうそう)(毒を排し、デキモノを治す。皮膚病、肌荒れ等に良い)

(漢方の陰、陽、虚、実の概念)

漢方では私たちの体の状態を上記の概念で考えていますが、人参は「虚」に有効とされています。 虚とは? 影が薄い、抵抗力がなさそうな! 気力が無い 疲れやすい 食欲が無い 胃腸が弱い 手足が冷える etc--

人参の成分−−サポニン(配糖体=ブドウ糖のような糖と、糖でないたのものとが、酸素を仲立ちにしてくつついたもの。 精油パナセン(人参独特のにおいのもと)ビタミンB群、グルタミン酸、各種糖類、ゲルマニュウムetc--

「参考、抜粋」樋口俊夫著(元気もりもり高麗人参実用法)

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