かめのすけ 初めての産卵


2006年8月3日、木曜日。
かめのすけが、突然、網戸をのぼりました。
かめが網戸をのぼるというのは、先代のかめ吉がやったことなので、
それ自体には、いまさら驚きませんでしたが、
かめのすけでは、初めてだったし、何より・・・
かめ吉は子どもの手のひらより小さいくらいでしたが、
いまのかめのすけは、大人の手のひらにも余るほどの大きさ、
そんなでっかいカメが、網戸をのぼるというのは!

最初のうちは、いったい何が起こったのか、ちっともわかりませんでした。
そのうち、外へ出したときのかめのすけの様子が、
いつもとまったく違うことに気がつきました。
後ろ足で、しきりと地面を蹴るのです。
これが、産卵のための穴を掘るしぐさだと、
インターネットで記事を検索して、初めて分かりました。

8月7日、産卵場所になるかと思い、園芸用の砂を買ってきました。
しかし、かめのすけの暴れ方は尋常じゃなく、
砂はあちこちに飛び散って、悲惨な状態に。
敷いてあるダンボールにも、穴を掘ろうとして、こんなにしてしまうくらいです。





8月8日、プラスチックの大きめな衣装ケースを買ってきて、
新しい飼育ケースを作りました。
フタをレンガで抑えたり、脱走を防ぐのに必死でした。

8月17日、木曜日。いつ産むのか、いつ産むのかと思ううち、
かめのすけは、再び、おとなしくなりました。
外にだしても穴を掘らないし、
暴れだしてからあと、ずっと食べていなかったエサを、
この日から、また、食べるようになりました。
いったい、どういうことなんだろう〜と、ネットで調べると、
このまま、産まないで終わる可能性もあるらしいと分かり。

そのまま、タマゴのことは、忘れていました。
ところが・・・

9月28日、木曜日。
その日の朝は、ことのほか、水がきたなくて。
水面にも、何か細かいクズのようなものがたくさん浮いていて、
いつもと、様子が違っていて。
水替えをしようと、水槽を持ち上げたら、濁った水のなかに、
なにやら白っぽいものが、フワフワ、浮かんでいる・・・

いったい、何を出したんだろうと、水を少しずつ捨てていったら、
白いカケラが、顔を出してきて。
ビニール手袋をした手で拾ってみると、これが、タマゴのカラらしい。

でも、カタくないんですね。
やわらかい。
ふにふに、くにゃくにゃしていました。
カルシウムが足りなかったのかな?



外においておいたら、日に当たって乾いて、そしたら、クルクルと紙みたいに、
丸まってしまいました。
ふつうのタマゴのカラだったら、そんなこと、ないのに。。。

とはいえ、タマゴだったことは確かです。
かめのすけの、初産卵でした。



 これが、いまの飼育ケースです。
100円ショップで買った小物整理用の金網を、フタにしています。
黒いゴムは自転車のカゴの防犯ネット。連れ合いのアイデアです。
先日、一度だけ、横のスキマから脱走しました。
でも、ほとんどはこんな感じで、のんびり、甲羅干しをしています。
なんだか、ぜんぜん変わらないみたいに見えるけど、
カラダの中では、ちゃんと変化があるんですね〜。
来年は、もっと産むかな?(^^;




(記・2006年10月4日)



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