【五色姫伝説と五色姫復活祭】
平家の落人で、美しい5人のお姫様が海岸に流れ着き暮らしていました。ところが、源氏を恨むが余り精神に異常を来した姉姫が些細な出来事から妹姫の1人を殺害し、これを悲しんだ残りの妹姫たちが次々と海に身を沈めました。間もなく姉姫も身を投げ、全員が亡くなりました。姫たちは赤・白・黒・黄・緑の石になりました(これが名勝「五色浜」の由来です)。姫たちの死を悲しむ地元の人達の涙が五色の石にふりそそがれると、海から姫たちが生き返りました。その後、姫たちは土地の人々と仲良く暮らしました。
平成元年より、女性の祭典として、毎年、3月の第4日曜日に五色姫復活祭が催され、五色姫は伊予市まちづくりのシンボルとして市民に親しまれています。
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