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画像処理ライブラリ

画像処理ライブラリ (ImageProcess)

目次

最終更新日:2007/04/26  修正

●概要

 .NET2005 では、VBでも十分に高速な画像の線形変換(アフィン変換)と一部非線形変換が高精度(高度な補間)で高速に行えるようになっているので、わざわざライブラリは不要であるが、色空間処理、空間フィルタ、非線形変換などは対応がないので準備する必要がある。高度な処理は市販の専用ソフトに任せるとして、ここでは、単純な処理を行うライブラリを紹介する。

  • 2007/3/24より、C++エンジンを追加開始。内容も徐々に更新してゆく。
  • V6.0 から、仕様の見直しを行い、メソッドの系統を統廃合した。

●主な特徴

  • 対象は、RGBカラーとそれで構成された二次元のフルカラー画像で、3バイト/画素構成のみとする。
  • 全て VB.NET で実現しており、C++ などのライブラリは不使用である。但し、アンマネージコードは含まれる。
  • 汎用ではなく、日常的に使用するような機能に限定している。
  • 色空間の変換のみでは寂しいので、画像処理も適宜追加して行く。
  • 徹頭徹尾、VB.NETでのコードで実現するが、動作速度は、それなりに確保する。
  • と言いつつ、C++ネイティブDLL で紹介しているように、このライブラリに、高速版メソッドとして、C++エンジンを追加ている。2007/4/5 現在、一応の追加が終了し、主要なメソッドには、C++版が実装された(V6.2.0.0以降)。

実行例

 このライブラリを使用した事例を紹介する。ライブラリの動作確認のための試験アプリによるものである。

画像処理メソッド構造

 研究や比較用に、このライブラリでは、速度バージョン(演算速度区分)が3つある。その一般内部構造を説明する。

処理速度

 とりあえず、この類のソフトでは、処理時間や速度が気になるところ。たいしたものではないが、一応、処理時間を測定してみた。

技術解説

 世の中に、十二分にこの手の解説はされているが、ここでは、このライブラリとVBでの実現方法に絞って解説する。