２００３年１０月１９日、『シーボルトとその時代の音楽』（於長崎ワシントンホテル）を終 えて

　色んな行事が多い秋の一日，予想を上回る１１０名程の方々に集まっていただき，秋のチャリティイベントが催されました。

　第１部は，長崎純心大学教授・宮坂正英氏によるシーボルトに関するお話を伺いながら，その話の 中に出てくる長崎滞在中にシーボルトが耳にした日本のメロディーなど，彼の人生に関連する音楽を宮坂純子さんが演奏するという趣向で，一時間半があっという間に過 ぎました。

飛行船で有名なツェッペリン家にシーボルトの娘さんが嫁いだ関係で，彼の資料が保存されてる事など，最後は宮坂正英氏から「長崎の人はもっと誇りと自信 を持って！」とエールを送られました。

第２部は昼食をいただききながら，二ノ坂医師による今夏の現地訪問報告会を開き，午後３時に散会しました。

チャリティコンサートと異なり，カジュアルな雰囲気でのイベントでしたが，多くの方に出席いただ き感謝しております。　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　事務局・河内英一




【当日の演奏曲目】

ヨーハン・ヴァンハル作曲　　　 『ヴュルツブルクの会戦』

シーボルト著・キュフナー編曲　『日本のメロディー』

Ｗ．Ａ．モーツァルト作曲　　　　『ウイレム・ファン・ナッソウの主題による７つ の変奏曲』

ベートーベン作曲　　　　　　　　『月光』第１楽章

（アンコール曲）ベートーベン作曲　『悲愴』第２楽章

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