■ [ No.4 ] 5月16日成田出発〜17日シドニー到着

 5月16日夜便でオーストラリアへ向けて出発です。
 メインの観測地であるワランバングルでの夜は3夜がツアーの基本日程でしたが、私を含む8名が延泊を希望し、4夜となりました。(曇ってしまったら天体写真を撮ることが出来ません。少しでもリスクを下げるためには多くの夜を確保するしか方法はありません)
 この延泊組は本隊から離脱する形になり、航空便も往復ともに異なることになりました。

 出発はカンタス航空QF22便20時45分発。本隊のJAL便の30分前のフライトとなりました。わずか30分の違いなので、成田空港で全員が集まることが出来、簡単な自己紹介などが出来ました。
 その後、難関のX線検査です。感度は最高でもISO400なので、係員に言わせれば大丈夫なのですが、現像後画像処理でコントラストを上げたりしますので、X線を当てないのが鉄則です。ハンドチェックを依頼しました。しかし、ブローニーの120は裏紙を外す加工を施していて、感光しないようにアルミホイルで巻いてあるという、非常に怪しい形態をしています。
 何とか、無事通過し出国完了。飛行機は定刻通り出発しました。

 割と空いている機内でしたが、さすがに横になることは出来ず、あまり眠ることが出来ないままに朝の機内食が配られました。(実はこの頃から体調が思わしくなく、ほとんど食べることが出来ませんでした。仕事疲れの体に風邪引きさんの娘達から菌をもらってしまっていたようです)

 向かい風のために15分遅れで秋晴れのシドニー空港へ降り立ちました。
長い行列のIMMIGRATIONを通過すると、ターンテーブルにはすでにスーツケースが出てきていました。自分の荷物を無事確保しホッとしていたら、イヤなものが目に入ってきました。X線検査です。「えっ、入国時もX線やってるの!?」
 いやーな予感は的中しました。ハンドチェックはしてくれたものの1本だけ取り上げられ、それをX線に通すと言うのです。しかも、その1本は今となっては貴重はコダックのE100Sです。何とかプロビア400Fを通してもらうように言ってみましたが、無駄な抵抗でした。(そりゃそうですよね、そのフィルムはダメでこっちのフィルムにして、と言っても益々怪しくなってしまいますから) 遭えなくX線を浴びたフィルムを持った係員は笑顔で「OK!」と。どこがOKなんだぃ!!
 そのフィルムに×印を付けて使わないようにしました。(画像の1本別になっているフィルムがそのフィルム)
 まあ、予備のフィルムも持ってきているし、1本で済んだのだからラッキーと思わなければ、と自分を納得させて、ちょっとイヤな気分でロビーに出ることになりました。
 ロビーでは現地の日本人ガイドが出迎えてくれました。