■ [ No.9 ] 5月21日 ワランバングル


21日はツアー本隊メンバーはここワランバングルから帰路に就き、シドニーへの途中通過地点のブルーマウンテン泊の為に9:30に出発です。
 全員で記念撮影をし、我々延泊組は彼らを見送りました。翌日の夜にはまたシドニーでまた一瞬会えるまでのお別れです。

見送った後、我々は8名となり、とてもアットホームな感じになりました。そして、Warrumbungle National Parkへ散策しに出掛けることになりました。

バスで20分位だったでしょうか、ダート道もなんのその、19人乗りのバスはかっ飛ばします。

ここには野生のカンガルーがいます。彼らは夜行性なので基本的には昼間は木陰で休んでいますがたまに起きて歩き回っていました。背後の左の山の上にはサイディングスプリング天文台のドームが白く輝いていました。

公園内でのスナップです。あと2名一緒に行ったのですが、この時はどちらへ? 真ん中が私です。

Gumin Guminに戻ると朝から気になっていた薄雲がさらに広がってきてしまいました。特に西の低空はかなり厚そうです。これでは彗星の撮影が厳しそうです。

日没の頃の西空はこんな感じになっていました。

 彗星はダメだと判断し、ゆっくりと最後の夕飯を楽しみました。すると、Maryさんがにこにこしながらキッチンから出てきました。「明日の朝食にこれで料理するわよ」と。
 何と手にしているのは緑色の恐竜の卵のような物体!それはダチョウに似たエミューの卵だそうです。現地でも滅多に口にできない珍しいものだそうです。

 夕食後、観測地へ歩いていき、次第に暗くなっていくと薄い雲が全天にまんべんなく広がっている状況でした。
 日本なら、その雲に遠くの街明かりが反射して空が明るくなってしまい、とても撮影の出来る状況ではありませんが、ここではその光源が皆無なので、単に明るい星々が潤むだけです。星座の写真を撮る時のテクニックとして明るい星をにじませるディフュージョンフィルターを使うことがありますが、この時の空は天然のディフュージョンフィルターが掛かっている状態です。もうカメラレンズで撮りまくるしかありません。焦点距離の長い望遠鏡での撮影は滲みすぎて良い作品は撮れないので、デジカメを付けてお気楽撮影にしておいて、メインを星座写真にしました。
 お陰で、このようなとても綺麗な写真を撮ることが出来ました。

翌朝は8:30には梱包の終えた機材を車に積み込まなければならないので、望遠鏡の方の機材は2時には撤収を開始して、暗い中梱包作業に入りました。もちろん、ポータブル赤道儀の方はそのまま星座写真の撮影を継続です。