読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.012】

◆ メールありがとうございます! - Y・森田 BACK

1997/11/08/1:08
メールを読んでちょっと驚いています。なぜかというと、なんだか自分と似たところが多いなぁ、って思ったのです。どんなふうにおもったか、再現してみますと・・・

まずは、<ホームページ開設の時期>。うわ。ほとんど同じ時にスタートしてる。
<年齢>そうか、おない年か・・・
<大学の在学期間>へえー。俺もええかげん長いと思てたけど、俺より長いなぁ。(私は8年で卒業しましたので・・・)
<学校という場所について>うわぁ、同じようなことを考えてる人が他にもおるんやなぁ!
<大嫌いだった「教師」という職に就いたこと>うんうん。私は中学の時のほうが反抗していました。教師にはなろうと思ったけど、なりませんでした。いや、なれませんでした。
<たまぶりぶり通信>ええっ! 国語教育! なんとまあ、私が最もなじめなかった学科! すいません。国語教育には大変興味を持っているんですが、中学校1年位のときから、どうも国語の授業になじめず、先生に反抗ばっかりしていたもんで、つい・・・。

私の受けた国語の授業は、(自分の記憶では)『ここで作者の言いたかったことはどんなことか考えて見ましょう』なんて先生が言うんだけど、先生の求めている答えは初めっから決まっていて、(自分には先生の求めている答えがすぐにわかってしまうんだけども)それと違った考え方の意見を言ったりすると、取り上げてもらえなかったり、ひどいときには発言を許してもらえなかったりしたので、国語の授業がとてもつまらなかったのです。

私は、自分の考えていることなんかを正直に表現していくなかで、色々な人とかかわりあいながら勉強したいと思っているのですが、今、某MLがなにやら怪しげな雰囲気になっていて、何でも正直に表現するだけではいけないのかもしれないなぁ、なんてちょっとメゲていたところだったので、メールは本当に嬉しかったです。どうもありがとう。これからじっくりと拝見させていただきます。
ものすごくもりだくさんなページなので、とても楽しみです。



★ たまぶり ★

森田さん、さっそく返信いただき有り難うございます。
実は、Lスクールの塚原さんと森田さんのHP、同じ日に見つけて、同じ日にお二人にメールを差し上げたのでした。お二人がそれぞれに、自分と似てるという実感を書き記してくれましたが、私自身も本当にそう感じて出したメールだったんです。

森田さんは「商売人」という言葉を使っておられますが、私のほうは前にも書いたように、親父が大工で「職人」の息子なんです。言ってみれば、これだけ学歴信仰がはびこっている中で、それとは違う価値観を持っている場所が、わが腕ひとつの「商売人」や「職人」の世界なんだと思います。私たちは、成長過程で呼吸してきた空気が似ているんじゃないでしょうかねえ。

森田さんが国語の授業について書いておられたのと同じような経験を私は数学で味わってきました。
例えば、席の順に指名されるとしますね。斜めの席順で指名が続いたら私のところで急に曲がっていったり、縦に指名していく時に、私だけ飛ばされたりということが日常でした。

まあ、原因はこちらにあった(週2回の宿題プリントも人のを写す努力?すらしなかった。そんなの馬鹿馬鹿しかったから)のでしょうが、進学校のセンセエというのは、生徒が勉強するのは当たり前やと思っていたようで、「なんだ、その眼は」「お前なんか、こっちから落ちこぼしてんのじゃ」といった攻撃がいろんな教師からかけられていましたけどね。



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