読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.022】

◆ 読ませていただきました。 - ASUKA BACK

1998/01/30/18:56
最初に、さきほど誤って空のメールを送信してしまいました。失礼しました。
TAMABURIさんの授業記録、読ませていただきました。わたしは山田詠美の小説を愛好していて、山田詠美関連のページからリンクしてきたのですが、自分自身、現在大学で国語の教育免許を取るべく勉強している最中でもあり、興味深く読みました。

先日、同じ作者の『蝶々の纏足』について書評を書く機会があり、あらためて彼女の書について考えていたのですが、そういえば、彼女のある種の小説、思春期の少年少女を主人公にしたものを、私は高校生のころに読み、かなりの共感と、憧れを持ったものでした。

TAMABURIさんの授業記録では、主人公真美に対して生徒たちの共感も反発もありましたが、TAMABURIさんも考察されていたように、等身大、または、自分のかつて経験した年代の問題や心情について取り扱った教材は、共感にせよ反発にせよ、主観的な思考を導きやすい点で、有効だと思います。 私自身、『蝶々』について書くことで、自分の過去、現在に照らし合わせ、考えを深めていくことができました。

月並みですが、自分がこんな教材を使った授業を受けてみたかった、また、こういう教材を使った授業をしてみたい、という思いが、今大きいです。



★ たまぶり ★

ASUKAさん、ようこそおいで下さいました。
やまもさんのHP経由で来られてメールいただいたのは、うまりさんに続いて2人目です。
もっとも『やまも』経由で国語教育関係の方が来られたのは初めてですが……。

私も生徒だった頃にこういう作品に出会いたかったかったですねえ。ぜひ既成の教科書だけに囚われず、生徒たちと作品を読む楽しさを分かち合える先生になって下さい。ただ、現場には「主観的な思考を導」くようなポイントを国語の授業で取り上げるべきではないという考え方もあります。そういう立場の人から見れば、私は「実験くん」「曲芸師」「際物師」といった揶揄(やゆ)の対象でしたねえ。

『蝶々の纏足』はまだ読んだ事がありませんが、どこに書評を掲載されたのでしょうか。
もし、さしつかえなければ、うちの「本棚」のコーナーに転載させていただけませんか。



◆ 【No.022-2】(無題) - ASUKA
1998/02/03/14:21

「蝶々の纏足」の書評ですが、あれは大学の文芸サークルに寄稿したもので、あまりたいしたことないのです。それでもよろしければ、喜んで送りますが。少し、手直しして。
それにしても、国語教育で主観的な感情を導くのがよろしくないとは・・・。わたしは現場を知らないので、なんとも言えないのですが・・・がっかりですね。
それでは。


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