読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.050】

◆ 目茶苦茶汚いので食事中には見ないように - K・山村 BACK

1998/10/09/11:42
京都方言の研究している友達から長い感想もらいました。
本人の承諾を得たらまた送ります。面白いです。
それから、これは、ほんまに偶然なんですがこの問題を象徴するような画像がオランダの友人から、たった今届きました。友人のコメントは

★★★
終わるまで30秒ほどかかります。
奥さんには状況次第で、見せないように!!!
食事の前後も見ないで下さい。ほんとにババちいファイルですが、
おもしろいです。山ちゃんのシステムで見れるかな?
★★★

ぼくも同感です。心して見てください。では、また。





◆ 【No.050-2】FW: RE:質問、○○○さんについて - K・山村
1998/10/12/19:46

★例の○○○さんの件について、京都方言の研究をずっとやってる友人からのメールです。
本人の許可を得て転送します。
>山村孝一様

>グループ名の「さん」のこと。興味深く拝見。
>言われてみれば、そういう使い方をこのごろ聞くような気がします。
>「新方言・若者言葉」をやってる人が喜びそうなテーマですね。

>1
>平凡な解釈ですが、いわゆる「美化語」の一種なんでしょうか。
>丁度オがもともとは尊敬語だった(「お手紙頂戴しました」)のが、「お花・
>お塩」など、尊敬とは関係のない場合にまで使えるようになった。
>そういう用法がサンにも生まれつつあると。

>2
>京都などのアメサン・ウンコサンなどは美化語の先端を行ってるのかもしれ
>ませんね。「大丸さん」なんていうのは昔から言ったようですし。

>3
>グループではなく、個人の歌手の場合、司会者は昔から「さん付け」しますね。
>それとのアンバランスの解消の意識もあるかもしれない。
>昔でも「○○のお二人(みなさん)に歌っていただきましょう」のように、お二人
>・皆さんなどをくっつけて、それなりに尊敬語的にしていたこともあるよう
>な気もしますが、司会者によるのでしょうか。
>そうだとすると、一々長ったらしく言うのが面倒くさくなって、さん付けを始めた
>のかもしれません。
>(上の種々の用法から、「司会者は歌手側の人間ではない」ということになりますね)

>4
>昔はグループの歌手が今より少なかったようにも思いますが、どうでしょうか?
>それも一因かもしれません。(お書きになったように、歌の世界で、「個」の
>埋没が進んでいるのかも)。

>5
>近頃、歌手の名前がややこしくなって、個人なのかグループなのか、私にはわけが
>わからなくなってきています。司会者はそんなことないでしょうが、とりあえず
>サンをつけておくほうが無難とか...

>6
>関係ありませんが、近畿では、もともとサマはなくサン一辺倒ですね。
>カミサン・テンノーサン・カンノンサンからウンコサンまで、何でもサンで済ませ
>ることができますね。

>何だかとりとめもないことで、ごめんなさい。

>蛇足ですが、言葉談義、いろんな人がいろんなところでやってるようですね。
>最近見たのでは、同志社女子短大の森山氏、福井大の岡島氏、大阪外大の小矢野氏
>のホームページなんかがあります。(少なくとも前2者はYAHOOか何かで大学を検索
>して、そこから個人のホームページに移動すると容易に到達できると思います)
>また、弘前大の小倉肇氏のホームページは、言葉関係の膨大なリンク集を含んでい
>ます。先刻ご承知かもしれませんが、暇なときに覗いてみると楽しいかも。

★続いて第2信です。
>山村様

>メールをどうも。
>ところで、
>司会者が一人だけの歌手を紹介するとき、サンを付けない人は居ましたか?
>「次はみそらひばりさんの○○です」を「次はみそらひばりの○○です」のように。
>(実際その場に歌手が居るときです。ディスクジョッキーなどはもちろん別)
>あまり歌謡番組を見ないので、よくわからなくなって、伺いました。

★ということです。では、また。



★ たまぶり ★

どうも有り難うございました。ご友人の方にもよろしくお伝え下さい。面白く読ませていただきました。
人を介してのやり取りは、伝言ゲームのようで隔靴掻痒の感がありますので、下記の感想は伝言不要です。(しかし、匿名とはいえ、公開にしてしまってはそうもいかないかも知れませんが…。)

>>3について
「アンバランスの解消」が企図されていたとしても、(本文のほうに書きましたが)そうすると、もう一人の司会者とのアンバランスが生じているわけなんですが…。中山エミリが若いタレントで、司会を生業としていないというだけで、不馴れさや、彼女の語感の問題かも知れません。
まあ、わざわざ用法から判断しなくても、「司会者=歌手側の人間」という図式は、多くの歌番組の場合、成立していないと思います。

>>4について
ここで言われる「昔」はいつ頃か私には解りませんが、GSの頃、つまり60年代であれば、グループは多かったようですし、70年代のフォーク全盛の頃もそれなりにグループが存在していたし、80年代も今ほどではないにしろ多かったと記憶しています。(例えば、60年代=ザ・タイガース、ザ・テンプターズ、ザ・モップス、ザ・ジャガーズ、ザ・キング・トーンズ等々、70年代=かぐや姫、甲斐バンド、アリス、NSP、古井戸、バンバン、キャンディーズ、ピンクレディ、リリーズ等々、80年代=サザン、ツイスト、雅夢、CCB、あみん等々)
ということは、「昔」=私の生まれる以前=40〜50年代と理解していいのでしょうか。あるいは60年代以降の所謂「歌謡曲」とされるジャンル、または70年代の所謂「アイドル」歌謡番組に限定してみるとそうだということなのでしょうか。

>>第2信の質問について
これは、山村さんへの質問なのでしょうが、とりあえず…。
個人の紹介はもちろん「〜さん」付でした。ただ、一人でありながら、TMレボリューションというユニット名で登場している歌手については番組や司会者によってバラバラなようです。



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