「晩年の子供」実践授業、拝見しました。
私は今、卒論に無謀にも山田詠美を選んでしまい、四苦八苦しています。
‘ただ好きだから’で選ぶには、チャランポランな大学生には難しいテーマであったと、今更思います。私は性描写について考察してるのですが、「女性（山田詠美）の視点」と「男性の視点」を比較したいのです。
なにか、適当な男性作家はいますでしょうか。
ぶしつけですみません。
もしお時間があったら、返事をいただけますか？
性描写について以外でも、何でも良いです。
アドバイスいただけたら、とってもうれしいです。
★ たまぶり ★
Ayaさん、こんにちは。
私は詠美作品を全て読んだわけではないので、よく解らないのですが、彼女の「性描写」の「視点」の特徴とは、例えばどんな点にあるんでしょうか？ 卒論の方向性と合わせて、簡単にでもお教えいただけると有り難いのですが…。
男性の視点で、ある種「商品化された性」イメージを比較対象とするのであれば、西村寿行とか豊田有恒とか…。所謂ハードボイルド作家を対象にしてもいいでしょうし、あるいは思いきって、スポーツ紙に連載されているようなポルノ小説を用いるという手もあるかと思います。
（もちろん、これはふざけて言っているわけではありません。）
ただし、大学の指導教官がそれでウンと言ってくれるかどうかは厳しいでしょうけどねえ。
いちおう、文学の範疇に戻して、なおかつ現代作家ということで考えると、村上龍あたりの作品はどうでしょうか。詠美作品のあとがきを書いたこともあるようだし、互いが互いの資質の差異を認め合っている間柄でもあるようですから。
卒論のほう、頑張って仕上げて下さい。
◆ 拝見しました。 - Aya1998/11/25/19:22
こんばんわ。お返事ありがとうございます。結局、村上龍との比較にしました。
たくさん彼の本を読むうちに、気持悪くなってきます。
どんな視点で書いてるか、報告したいのですが、卑猥すぎて、伝えるのも恥ずかしい････。
胸のムカムカを吐き出したいなら、村上龍ですね。描写の美しさなら、やっぱり山田詠美の勝ちでした。
とにかく、励ましになりました。ありがとう！