読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.074】

◆ ぶりぶり♪ - ユースケ BACK

1999/04/13/02:32
−清水義範「トンネル」の授業−、興味深く読ませていただきました。私は現在教育学部国語国文学科5年(!)に在籍しており、本年度6月に母校である愛知の県立高校での教育実習を控えております。清水義範は中学校時代に「国語入試問題必勝法」を読んで以来、私の最も好きな作家になりました。
大学の卒業論文も清水義範を題材にしようと考えています。
「ことばのお祭り」のコーナーがいいですね。私もよくカタカナ語や敬語の用法などに「?」と思ったりすることが多いので、楽しく読ませていただきました。
さっそくこのHPを「お気に入りに追加」して今後も楽しませていただこうと思います。
では。



★ たまぶり ★

ユースケさん、こんにちは。わざわざ感想をお送りいただき、有難うございました。

『トンネル』の授業は、2年間持ち上がった生徒たちとの取り組みで、その2年間の一定の到達点だったと私はいまでも思っています。同じ頃に、こちらが指名すれば、生徒たちが教壇に立って授業をやってのけてしまうほどの状況になっていましたから。

清水義範『国語入試問題必勝法』は、勤務高校赴任1年目に担当した高3で扱ったことがあります。作品に登場する入試問題を事前に解かせた上で、読解に入っていくという形で取り組んだのでした。

受験という生徒たちにとっての現実と作品世界のそれとをシンクロさせつつ読むということを狙いましたが、(私の力量不足もあって)こちらのほうは、当時の生徒たちにとって“いまひとつ”だったようですが……。

愛知のほうへは、公立のことは存じませんが、私も私学教員だった関係で、愛知私教連のサマーセミナーや授業改革フェスティバルに参加させていただきました。

私は、この4月から久々に中学校の現場に非常勤講師として出向し、中1を週10コマ担当しています。6月からの教育実習、頑張ってくださいね。教育実践や私たちの日常で出会う言葉、あるいは教育実習に行かれての雑感など、またいろいろとお聞かせいただけると嬉しく思います。



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