読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.076】

◆ 別人のようだ - ジュリエット BACK

1999/05/04/00:06
通勤途中にちゃらちゃらした高校生たちを目にします。
私の子どももあと数年で高校生になるのでいつも、あんなふうになってしまうのかと心配になるのですが。
このページを拝見させていただき、外見で判断しては失礼だったのだと考えさせられました。
協力しあい、まじめに取り組んでいる高校生がほとんどなのだな。私も勉強しなければと反省させられました。
これからも、楽しいことを交えながら勉学を勤しんで下さいますようお祈り申し上げます。



★ たまぶり ★

ジュリエットさん、こんにちは。
わざわざ感想をお寄せいただき、 有り難うございました。

流行ということもあり、茶髪・ピアス、シャツの出しっ放し、ジーンズを腰ではく……等、いまの子供たちの外見は、確かに私たちの時代とは随分違いますね。また、私は複数の大学キャンパスに出向していますが、最近、やたら地べたに座っている子たちの多いこと…。これまた私どもの世代にしてみれば、だらしなく見えてしまうわけです……。以前TVで扱われていましたが、これは生活形態の変化による子供たちの骨格形成の問題や体力の問題ともかかわりがあるようです。

無論、こういう光景が目立つようになったとはいえ、すべての学生がそうだというわけでもありません。そういう意味では、外見=表面的な現象だけで判断すべきでないとするジュリエットさんのご意見の通りだと思います。マスコミ等で青少年の問題がクローズアップされていますが、「マイナスにイメージ化された10代」という実態のないものよりも、私たちの目の前にいる子供たちをしっかりと見つめたいものですね。もちろん、ちゃらちゃらした外見と同様にちゃらちゃらした中味の持ち主もいるわけですが、それは大人社会においても同様ですからねえ。

またホームページのほうへお越しください。
子育てをなさっている中での実感などもお聞かせいただけると嬉しく存じます。



◆ 【No.076-2】 Re: Tamaburiburi!!(to Juliet) - ジュリエット
1999/05/05/08:58

こんにちは。お返事有り難うございました。
現在、小学校6年生と4年生の娘がおります。
感想文を出せるほどまじめな母親には、ほど遠い部分があります。
4週間前にインターネットを始め、さまざまな方々と出会い、また情報を得ることができましたことを嬉しく思っております。

学校の先生また学校について、生徒の姿勢などは恥ずかしいことではありますが、全くと言っても過言ではないほど知らないのが現実なのです。
高校生とは違い今はまだ、親がしっかり見てやらなければならない年ごろではあります。ですが自分の生活が優先になってしまい毎日しっかり一緒に勉強や遊びに向かい合って接することを疎かにしがちでした。

先日の感想文をお送りした日も、学生の態度や口調を注意する前に、私の場合は『自分自身を変えなくては子供たちも変わらない』と反省している最中に見つけたホームページでした。
今後も自分にも子供たちにも役立つホームページを探して、拝読して心と体を磨いて行こうと思っております。これからも頑張ってください。



★ たまぶり ★

ジュリエットさん、早速のお返事、有り難うございます。
ジュリエットさんの抱いておられる反省と決意には大いに共感しています。

「子供は大人の鏡」などという古い言葉もありますが、だとすれば、今の子供たちの「荒れ」の状況も、行き詰まりを来(きた)している私たち大人社会の反映であると言うことも出来そうですね。

「家庭のしつけがなっとらん!」とか、「学校は何をしてるんだ!」とかいう責任のなすり合いの構図そのものが、子供たち同士の築く関係性をも蝕(むしば)んでいるような気がします。
したがって、まずは、人のせいにしたり、人任せにしたりせず、「自分がやらねば!」と腹をくくるしかないというのが私たちに突きつけられている現状だと考えます。
いわゆるイメージとしての「大人一般」よりも、子供たちの眼前に実在する私たちが、確かな存在感をもって子供たちに向き合っていくしかないのでしょうね。

そうした大人たちが、ゆくゆくは、「家庭」あるいは「地域」といった共同体をあらためて形成していけるようになるとよいのでしょうが、事態は口で言うほど簡単なことではなさそうです。
これから、お互いに自分の「現場」で頑張っていきましょう。



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