読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.078】

◆ もうすぐ教育実習なんです ドキドキ - ホルルン BACK

1999/05/14/14:01
5/24から中学で国語を教えることになったんです。
教えるところは吉橋道夫の「さんちき」という小説です。(東京書籍 新編新しい国語1)
教材研究をしているのですが資料があまりありません。どのように勉強すればいいのでしょうか。
またこの「さんちき」について知っていることがあれば教えていただきたいのですが……
ご意見お願いします。



★ たまぶり ★

ホルルンさん、こんにちは。
もう間もなく実習を終えられる頃でしょうか。返事が遅くなり、お役に立てなくて申し訳ありません。ともあれ、「教育実習は楽しかったですか?」とでもお聞きすべきタイミングになってしまいましたね。

現場では所謂〔いわゆる〕「指導書」なるものがあったりしますから、参考資料等はその中に紹介されているかも知れません。教科書の口絵にもありますが、祇園祭の山鉾の写真を用意してビジュアルから迫るという手も導入の段階では使えそうです。

教材研究において、どんな場合にも言えることは、基本的に、作品(教材)に対する授業者自身の『読み』を用意しておくこと、という一点に尽きるかと思います。無論、国語教室は、用意した授業者の『読み』を一方的に押し付ける場ではなく、生徒たちの『読み』を引き出しながら、教室の『読み』を作り上げていく作業である、ということも忘れないで欲しいのですが……。

私もバイト先の中学校で、来週あたりから「さんちき」に取り組む予定です。しかしながら、まだ教材研究にとりかかっていないというのが現状です。質問を受けながら、却〔かえ〕って質問を返すようで恐縮ですが、宜しければホルルンさんの実習校での実践についてお聞かせいただけると嬉しく思います。



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