読者のぶりぶり通信〔MAIL&FORMDECORD篇〕【No.086】

◆ 現国の可能性を見た! - かげ BACK

1999/06/18/16:22
「この授業は面白いのだろうな・・・」生徒たちの感想文の抜粋を見て,すぐにそう感じた.

僕は親の影響もあって,小さいころから本の虫だった.だから,本を読みたくないという状況になったことはないが,現代はそういうほうが珍しいらしい.僕は本を読んで何がつまらないのかがわからなかったが,大多数は何が面白いのかがわからないと言う.

しかし,こういう授業ならば,作品との対話の仕方がわかり,どんな本を読んでも面白く思えるようになるのだろう.僕の同期(20台半ば)の連中にも,こういう授業を受けさせてやりたかった.はっきり言って,この授業を受けている生徒たちがうらやましい.



★ たまぶり ★

かげさん、こんにちは。わざわざ感想をお送りいただき、有り難うございました。また過分なお褒めの言葉、嬉しく存じます。

お読みいただいた授業実践当時の生徒たちも今は21歳の青年となっております。大学に進学した連中は、今年が就職活動に取り組む、といった年まわりです。

先週木曜日の夕刻、偶然にも京阪電車の出町柳駅改札で当時の教え子の一人に出会い、出町ロッテリア(ローカルな話で申し訳ありません)にて、しばし歓談の時を過ごしたのでした。

> 僕は本を読んで何がつまらないのかがわからなかったが,
> 大多数は何が面白いのかがわからないと言う.

かげさんは幸いにも、いい形での本との出会いをお持ちのようですね。私が付き合ってきた生徒たちの中にもかげさんのように本の好きなタイプもわずかながらいましたが、実際のところ、かげさんのいわれる「大多数」が、彼らの中でも、「大多数」でした。

それでも彼らの感想や作品の≪読み≫に触発される点は多く、私自身もいろいろと考えさせられたと思っています。それでは、またのお越しをお待ちいたしております。



BACK


アクセス解析&SEM/SEO講座&ブログ for オンラインショップ開業