例えばBf109ですが、いかにもドイツらしい機体です。
どういうことかというと、
全てが直線的なラインで構成されているのです。
主翼も、胴体も、キャノピーも全て直線です(注:E型に限る(^^;)
それではHe111はドイツ的ではないのか。
Bf109-Eと比較すると全く逆のシルエットになります。
主翼も、胴体も、キャノピーも全て曲線です。
背中のラインがなだらかなカーブを描いて、
モスラの羽のような美しい曲線で構成された姿は、
大空の貴婦人といった品格を感じます。
バトル・オブ・ブリテン以降の悲惨な現状を考えると、
薄幸の貴婦人と言った方がいいかもしれませんね。
これもドイツらしい飛行機なのです。
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