正式には「三菱 J2M 局地戦闘機 雷電」といいます。
設計者は零戦で有名な堀越技師とその片腕曽根技師らのチームです。

最大の特徴は大直径の火星エンジンの空気抵抗を減らすため、
プロペラシャフトに延長軸を設け、
機首を絞って空気取入口に冷却ファンを取り付けたことです。

この延長軸のためエンジンの振動が止まらず、
コックピットの視界不良もあいまって、解決に1年近くかかってしまいます。

現在残っている雷電の機体はここ一機だけということで、
ぜひ末永く保存を続けてもらいたいものです。

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