「零戦52型」にはその後3機種のバリエーションができました。

五二型甲
ベルト式給弾100発から125発に増やした20ミリ機銃搭載
翼の剛性を増して急降下速度を360ノットから400ノット（740キロ）に増大

五二型乙
機首の7.7ミリ機銃を片方だけ13ミリに換装
防弾ガラスの採用と自動消火装置の搭載

五二型丙
両主翼に13ミリ機銃追加
操縦者後方に防弾鋼板装備
小型ロケット爆弾懸吊架新設
胴体内に防弾燃料タンク増設

52型丙はその要求を現状のエンジンのままで満たしても、
性能の低下を招くだけで失敗作でした。

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