聖母マリアの家
イエス・キリストは迫害されて処刑を悟ったとき、母マリアを一番若い弟子ヨハネに託した。ヨハネはマリアを伴いエフェスに来て小高い丘を見つけてここをマリアの住処とした。これが事実かどうかキリスト教内部でも永年議論があったらしいが、近年になってバチカンが公式に認めキリスト教の聖地とされるようになった。
内部の写真は禁じられた。極狭く、小さな部屋が三つほど。黒いマリア像がおいてあった。また入った途端一人の中年の修道女が天使のような綺麗な声で賛美歌を歌いながら迎えてくれた。不信心な自分もなんとなく一瞬天国へ迎えられたような気分がした。
洗礼用の池だそうだ。マリア様はこんな大きな水槽で誰に洗礼を与えてのだろう。
この地に聖ヨハネ教会跡もある。中規模の教会であるが、ヨハネの在命中に作ったものかどうかはわからない。調査不足。
教会の脇にヨハネの墓もある。これも何時ごろ作られてものか不明。
エフェソス考古学博物館にはエフェソスの遺跡で発掘されて主に彫刻品が収納されている。
左は往時最も信仰された女神アルテミス。乳房が沢山あり豊かさと子沢山の象徴だそうだ。
子沢山の男性側の象徴も。
よくわからないがギリシャ神話の神々がいっぱい。
銀座通りに立っていた皇帝達の立像らしい。