最近の野草食生活(最終更新日H17.1/8)

かきどおしパウダーを
使った野菜炒め(調理時間5分)
ありあわせの野菜を使って、野菜炒めを作ります。塩、胡椒の他に、かきどおしパウダーを使うところがみそです。
あまちゃづる茶
(調理時間5分)
5月にあまちゃづるを採集して、風通しの良いところで
乾燥させておいたものです。あまちゃづるを入れた急須に、沸かしたお湯を
注ぎます。あまちゃづると言うだけあって、ほんのり甘さを感じます。
左が干してもみ砕いた茶葉。右はお茶にしたものです。右の湯飲みは平成16年暮れに割れてしまいました。合掌。
ミックス茶(調理時間6分) 葉っぱって基本的に、毒草でなければ大抵、お茶にすることが出来るんです。風通しの良いところで乾燥させたものを、なべに入れて煮立てれば、即席茶の出来上がりです。気分によって加えるお茶葉をいろいろ変えてみます。今手元にあるお茶葉は、上記のあまちゃづるのほかに、かきどおし、うこぎ、桜、どくだみの5種類です。さらにふつうのお茶や紅茶、ハーブティー(レモングラス、紅花)等をまぜて変化を楽しんでいます。
からすうりと、あらげきくらげの煮物(調理時間10分) まず、油を引き、火の通りにくい、じゃがいもを軽く炒めます。その間に、からすうりの皮をむき、わたを取り除き、あらげきくらげを水に浸しておきます。そしてそれらをなべの中に放り込みます。適宜水に溶いた味噌や、調理酒を加えます。(目分量)余裕があれば、そのほかにもありあわせの野菜や調味料を加えましょう。
からすうりの皮とわたは、完全に取り除く事が肝心です。そうしないと食べる時、苦いです。
杉平茸のチーズ炒め
(調理時間5分)
今、冷蔵庫に、ブルーチーズ状態になっているシュレッダーチーズ(とろけるタイプ)が残っているんです。早く処理したいので、いろいろな料理に使っている今日このごろです。ところで、この杉平茸は油やバターと相性がいいので、「チーズもありだろう」ということで、油の代わりにチーズをからませて炒めました。味付けがチーズだけでは余りにもバタ臭いので、調味料として醤油を少々垂らしました。・・・ここ一週間この料理ばかり食べているので、飽きてきました。
*平成16年を境に、地域により、毒性を持つ杉平茸で中毒事件が発生し、問題となっております。今後、杉平茸を食べる場合は要注意です。
杉平茸の
スパゲティー(調理時間15分)
上記「杉平茸のチーズ炒め」に、ゆで上がったスパゲティーを煮汁ごと注ぎ込み、さらに味噌と醤油で適当に味をつけたものです。スパゲティーはよく作るのですが、いい加減飽きてきているので、必然的に飽きの来ない味噌・醤油系の味付けをする事になります。
*平成16年を境に、地域により、毒性を持つ杉平茸で中毒事件が発生し、問題となっております。今後、杉平茸を食べる場合は要注意です。
お好み焼き
(調理時間10分)
私は時々、「腹が減ったな」と思ったとき、コンビニなどは利用せず、自分で何か作って食べます。「お好み焼き」や「ホットケーキ」はそういう時に作る軽食の代表選手です。そして、しばしば小麦粉と一緒に「かきどおしパウダー」や、「どくだみパウダー」を入れて、「野草粉末入り」にします。小麦粉と野草粉末をを塩水又は牛乳で溶いて、フライパンで焼くだけです。時々卵や具を加える事もあります。水分を多くするか、少なくするかで味や歯触りが全然違ってくるのが、何度作っても飽きない理由でしょう。
桜の葉茶のお茶漬
(調理時間5分)
この桜の葉、実は春に、近くの公園で採集したものです。一度蒸して、天気の良い日に乾燥させたものを、瓶に入れて密封していました。8ヶ月ぶりに瓶を開けてみたら、高級な桜餅の香りが辺りに立ち込めました。とてもいい香りです。その葉を何枚か、沸騰しかけたなべに入れて、しばらく煎じました。冷蔵庫に入れておいた残り飯を茶碗に盛り付け、煎じ終えた桜の葉茶を注ぎ、団子状になっている冷飯をほぐしつつ、かき込みました。・・・残り飯が冷えすぎていたせいか、たっぷりと注いだのに、お茶漬けはぬるく、いまいちな味でした。うーんこれではせっかくの桜の葉茶がもったいないと思い、お茶漬にしないで湯飲みに注ぎ、普通のお茶として飲んだら、あったかくて、香りが良くて、おいしかったです。
七草粥
(調理時間10分)
今年も七草粥、作りました。七草の中身は地方によって差異があるそうですが、とりあえず私は、ありあわせの野菜と、空き地の雑草を使いました。野菜はすずしろ(大根)、せり(芹)、葱(ねぎ)、雑草はおぎょう(ははこぐさ)、すずな(ぺんぺんぐさ)と、実は七草ではなく「五草」なんですが、それは御愛敬という事で・・・。それから、近くの休耕田に行って、枯れ草の下を探せば芹が採集出来るという事は知っているのですが、今年は不精して、「野菜」として「購入」」してしまいました。
調理方法は、これらの野菜・野草をしばらくゆでて、そのまま御飯をその中に入れてさらに煮立てる・・・。という方法でした。味付けも不精致しまして、醤油と塩と、一味唐辛子のみ。
熊笹茶
(調理時間3分)
平成11年冬(1/17)、日帰りで標高1500メートル程度の山に登ってきたとき、たくさん生えていたので、20枚程度葉っぱを採集しました。一度洗って、3日程度部屋の中で自然乾燥させたものを、沸騰したお湯に入れて、30秒ぐらい煮出せば出来上がりです。風邪の予防にもなるのではないかと思い、ここのところ毎日飲んでいます。平成16年夏、登山に行った際、スキー場ゲレンデが一面熊笹に覆われていたので、スーパーのビニール袋にひとつ分採集しました。実家の両親に飲んでもらったら大変好評で、その後、冷やして麦茶代わりに飲んでいるとのことでした。
かんぞうスープ
(調理時間15分)
駅から家までの帰り道。住宅地の空き地で「かんぞう」を採集。肉や野菜と一緒になべに入れて、スープを作りました。野草以外の具がほとんどであるため、もはや「野草調理」とはとても言えない。
かきどおし味のムニエル(友達による調理記録) 今日はかきどおしの粉を使った料理をしたのでその感想です。 カジキマグロのムニエルの下味として塩コショウの代わりに使ってみたところいい味がついた。最初は匂いが強くて味が台無しになるのではないかと思ったがそのようなことも無く豊かな味になった。かきどおしを塩と炒った時のような強烈な匂いも無く充分ハーブとしての役目を果たしていると思う。今度はスパゲティーや野菜炒めにも使ってみようかと思う。試しに比較の為に塩だけで下味をつけた物も作り味をみてみたが、こちらは魚の生臭い感じがしておいしくない。というわけで調味料としては合格。
桜の葉茶(茶葉製作時間20分プラス1週間) 公園で桜の葉を何枚か失敬してきて、蒸し器で15分ほど蒸します。その後陰干しします。出来上がりです。後は普通のお茶と同様に、急須に入れてお湯を注ぐだけです。以前どこかの飲料メーカーで、缶入りの桜の葉茶が、春季限定で発売されたことがありましたが、それと似たような味です。(当然)桜もちの、桜のほのかな香りと共通する、あの味です。
かんぞうと玉ねぎの中華風酢味噌炒め(調理時間5分) フライパンに油を引き、まず玉ねぎを炒め、しばらく(30秒くらい)したらかんぞうを入れます。好みで、ありあわせの肉等も入れます。賞味期限切れ寸前の豆腐をくずして加えてもよいでしょう(笑)。その間に味噌を酢で溶いて酢味噌(目分量)を作っておきます。作り終えた頃には、具にだいたい火が通ってきているので、酢味噌を入れ、手早くフライパンを揺すって、まんべんなく酢味噌が具に染み渡るようにします。すぐに火から下ろし、皿に盛りつけます。
酢味噌を入れた後は焦げやすくなるので、パッパと揺すってサッサと火から下ろすことが肝心です。

かんぞうはクセがない味なのですが、クセがなさすぎて、飽き易くもあります。なので、強い味付けのものを作ってみました。かんぞうの味噌汁やお浸しに飽きたら、作ってみてはいかがでしょうか?
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