全繊維産業労働組合のホームページに訪問していただきましてありがとうございます。
繊維業界は多くの分野があり、繊維以外の関連業務も行っています。
このホームページを探したあなたなら、共感できるところがあるでしょう。
あなたと労働組合の関係を考えてみましょう。


Aさんは大阪の繊維企業に勤めている働き盛りの35歳です。
新しい知識を学ぶ、新しい土地に出張する、新しい人たちとの交流などいそがしい日々です。
会社の
企業活動は世界的です。売上に占める繊維は20%程度になりました。
化学関連、電子機器、ソフトウェア、バイオなどに経営資源を移しています。
繊維関連部署では海外出張が日常的になりました。外国で数年間生活する人もめずらしくありません。
電子メール、外国語での会話など、コミュニケーション能力も磨かなくてはなりません。



        船場センタービル街付近 (職場風景のイメージ(TV放送画像より))



Bさんは西陣織・友禅染を扱う繊維商社(コンバータ)の経営者です。
引き受けた企画や見本など細かい注文を各工程の業者に分担して加工依頼し、納期までに商品をおさめます。

経験を重ねることで周りには大切な人間関係、貴重な資料などが集まりました。これらを役立て、悩み事の相談にのることもあります。



              友禅染の実演作業

Aさんはこの4月に外注生産管理部門お課長代理に昇格しました。
管理職となりこれまで加入していたユニオンショップの労働組合を脱退しましたので全繊維産業労働組合にはいりました。
これまでは毎月
1万円近くの労働組合費を支払ってきましたがユニオンショップ制の労働組合とはこんなものと思っていました。
労組幹部は「会社あっての組合」が口癖でした。サービス残業を何とかしてほしいとの声にも「困っている人は私に言ってください。会社と話し合いします。残業の実態を調査する予定はありません」社内や工場に非正規社員が増えても労働組合の組織拡大の対象にはしていません。
「労働組合員は正規の男性社員が主流。年々組合員が減っていくが労働組合を経済的に支えている人たちに変わりはない」。
会社には管理職、嘱託、契約社員、派遣社員、それ以外にも関係会社、請負業の人たちも働いています。
会社は大きいほうですが、今では労働組合に入っていない人のほうが多くなりました。
労働組合に入って、経済的、社会的地位の向上を望んでいる人は多くいます。



              寺内など繊維関係のビルが建ち並ぶ堺筋通り


 Bさんは地域の繊維関係の労働組合に加盟しました。全繊維産業労働組合は上部団体にあたります。
広い視野で繊維産業に希望がもてる政策提言・政府交渉などに期待します。
地元の繊維産業は中小業者が多くどこも経営が苦しく家族や仲間の助け合いで成り立っています。
労働組合のチラシを見たとき「加入したほうが得」との文字に少し疑問がありましたが、家に訪問してきて誘ってくれた人を信頼して、生活と経営を守るために労働組合に加入しました。
その後、労働組合の行事に参加するようになって知人も増えました。
労働組合の学習会・ニュースで学び、悩み事の相談に役立てていきます。



           西陣織の作業現場


ホームページへの意見や要望はメールなどで寄せてください。   zensenrou@msn.com

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