労働組合とは何をするのか?

赤田

労働組合の活動をやさしく説明しましょう。

@ みんなで時々集まって、いろんなことを話し合います。

  労働組合発生の起源はイギリスの居酒屋(PUB)。

  お父さんが仕事帰りに酒を飲みながら話し合ったことから始まった。

  (それなら今でも同じ条件じゃないですか!)

  困ったことがあればみんなで解決に向けて行動します。

A 何でも話し合えるから様々な業種・職種の友人ができます。

  地域や全国の団体・仲間と連帯します。

B みんなのやりたい事や趣味・特技をいかしたイベントを計画します。

  イベントの準備・実行に参加すると苦労もするがもっと楽しくなる。

C 不満を言うだけでなく働いたことが報われるように学習します。

  社会・経済・文化問題に関する学習会を計画したり、参加します。

 

青山

全繊維産業労働組合には誰でも、ひとりでも入れます。

日本の大企業ではこれまで「年功序列・終身雇用・企業内労働組合」がセットになってきました。
入社と同時に労働組合に自動的に入るユニオンショップ制度ですと自分で入ったという自覚が育ちません。
さらに加入の努力を必要としない幹部が労働組合を運営しますので「会社あっての労働組合」となりがちです。
今では企業内労働組合の弊害が叫ばれています。

 

こんなことで悩んでいませんか?

 

一生懸命働いたのに、残業代が実際より少ない!

労働基準法では、所定労働時間を越えて残業させたときは、割増賃金を支払うことが義務づけられています。

通常残業は25%、深夜勤務は50%、休日出勤は35%の割増です。

 

パートタイマーでも有給休暇はあるはずでしょ!

有給休暇は入社後6ヶ月勤務し、その間の出勤率が80%以上あればだれでも取ることができます。
また、パートタイマーでも出勤日数に応じて休暇がとれます。

 

みんな忙しいので労働条件・職場環境の悩みを相談できない!

会社は労働者を雇用する時に労働条件を文書で明示する義務があります。

 

 
労働者にはどんな権利が保障されているのか?

生存権 憲法25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

労働権 憲法27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ

この権利は法律によって具体化されています。
生活保護法、健康保険法、国民年金法、雇用保険法、労働基準法、職業安定法、最低賃金法、労働安全衛生法、男女雇用安定法など


労働基本権 憲法28条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

 労働基本権は労働組合法によって保障されています。

法律と規則の効力順序は次のようにまとめることが出来ます。
 
憲法 → 法令 → 労働協約 → 就業規則 → 労働契約 → 業務命令


青山

労働組合は親睦団体と異なり、団結を背景に交渉する力があります。

労働組合に入れば会社に対して団体交渉を申し入れ、対等の立場で交渉することができます。
労働組合員が多いほど要求がまとまり、解決しやすくなります。

「組織拡大こそ最大の要求、みんなの要求実現の道筋」です。

要求を実現するためには、労働組合に自分で入り、学習し、仲間を増やすこと!

 
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