峯享男の磯釣り論

公開年月日:2010/11/29


本格的な寒グレシーズン到来か!?

 各海域ともに海水温は18〜20度と、まだ少し高めながらもグレの魚影は濃くなっており、釣り方を工夫すれば二桁釣りが出来きます。・・・・いよいよ寒グレシーズンになりそうです。

 先週、関西峯友会の親睦会(四国峯友会も合流)で久しぶりに四国宇和海御五神の磯で竿を出してきました。
 15年ほど前に60cm台のグレを何匹も釣った海域です。

 磯の形、潮の流れは今も昔も変わっていませんが、全体的に魚は小型化しております。
 ただ、根床回りの良い磯に渡礁した釣り人の話では、時折60cm前後の魚の姿を見たとの話しです。

 グレを狙って釣行する釣り人は、60cm台の大グレが夢だと思いますが、今現在の細仕掛けでは例え喰わしても取り込みができないのが現実だと思います。
 それから、竿の角度の問題です。

 5号のハリスであっても竿の角度が悪ければ、一瞬にしてハリスを切られてしまいます。
 特に、大型の魚ほど学習を積んで生き延びてきた”つわもの”グレです。

 今流行?の片手釣法やむやみに竿を振っての釣法では大グレを取り込めるはずがありません。

 私は九州から伊豆離島、東北地区等の各地で実釣講習を行うために今だ釣り歩いています。
 50cm級までなら何とか取り込めても、それ以上のサイズとなると、尾長グレのスピードと今流行?の竿さばきを見ている限りでは無理だろうと思います。

 一度、身につけた竿さばきは、野球選手のホームと同じように、なかなか変えるのが難しいものです。

 また、基本的な知識を教える人も少なくなり、格好良くが先行する今の竿さばきに私は大きな”疑問”を感じています。

 ウキにしても、昔の子供達に絵を描かすと全員が棒ウキの絵を描きました。
 しかし、今の釣りをする若い人達は、ウキは丸い物だと思っているのが現状です。
 棒ウキは水面で上下するものが多く、安定度と視認性を兼ね備える物となると非常に手間がかかり、ウキメーカーとして商業ペースに乗らない面もあります。

 これから海水温が低下し、食い渋るグレウキとして水面でバツグンの安定性と視認性、さらには高感度のみねうきを試してみて下さい。

 みねうきは、私が一本一本、精魂込めた削りだした手作りウキです。

 ご注文頂いた方々には、全て、私が作った仕掛けの見本等を同封して発送しております。

 みねうきは、食い渋るグレはもちろん、チヌにもバツグンの威力を発揮します。

 【みねうきで釣りの喜びと感動を味わってみて下さい。

 

以上

2010年11月29日

全国峯友会主宰 峯 享男

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