夏祭りの太鼓がひとしきり聞こえてくる七月!昭和五十一年三月に並木町が発足してから、平成七年十一月に二十周年を迎え、繁栄の一途を辿り、二十一世紀を目指して、たゆみなく発展し、躍動する街として前進しております。この間、並木町の夏祭りについては、多くの先輩諸氏の方々の献身的なお骨折りと地域住民の絶大なるご協力により、見事な彫刻と、せり上りの人形山車の勇姿は、見る人の心を驚かせ、 昔日の巧の技の素晴らしさには、他町会には見られない、光彩と調和のとれた人形のよさは、真岡の山車のなかでは、なかなかの絶品であると言われることではないかと思います。
 この恒例の夏祭りに当っては、過去 三回の当番町会の体験を踏まえ、連合 会役員をはじめ、地域公民館・祭りの 中心となる並若や、プラム会・子供会 育成会・愛宕会・商店会等の各種団体 の協力のもと、展開され催されております。又、この夏祭りに欠かせないのが、平成六年に発足した「並木町お囁子協力会」です。
“地域の文化伝統を 継承し育成する″
 と云うスローガンの下、毎週土曜日の午後七時より練習を積み、祭りの山車で披露を目標にし、
お磯子会員の熱演が期待され、祭りを活気づけるための勇壮な、ばちさばき
には地域住民からの熱い声援がおくられて一います。


『夏祭りキャッチ・フレーズ…
   燃えよ・熱き仲間たち』



 この夏祭りを通して、並木町住民一人ひとりの連帯意識の高揚や明るい町づくり“住んでよかった並木町″の実現に向け、地域住民が一体となって参加している次第です。
 夏祭りのスケジュール
○連合会役員と各種団体代表者の合同会議(六月下旬)
○町内全組長と連合会役員の合同会議(七月上旬)
○連合会執行部と並若役員による 山車の総点検の実施(七月中旬)
 並木町の祭精神は、三町連合会が並木町誕生により、真岡市夏祭町会連合会と改称して下さったことへの誠意に応える事だと考えます。平成元年には初めて、当番町会となり大通りにて盛儀を務めました。ついで、翌年御大典奉祝には、山車奉曳奉納が出来ました。
その際、神社側が二の鳥居西を拡幅し、並木町山車が正式に正面参道から常時奉納出来ますことは、光栄の至りと思います。私達は、たゆみなく発展・躍動する並木町づくりに尽力しています。