鹿児島県知事選挙 速報2020 開票結果及び立候補者の情勢

任期満了に伴う鹿児島県・鹿児島県知事選挙が2020年7月12日に施行され、投開票の結果が即日開票によって判明します。※鹿児島県(かごしまけん)
この記事では、選挙情報を立候補者一覧で得票数・投票率・当選者・落選者・定数等を掲載し、選挙情勢と共に掲載しています。

 

鹿児島県知事選挙2020年の立候補者7名のプロフィールと公約・政策

2020年7月12日投票の鹿児島県知事選挙には、現職・三反園訓(みたぞのさとし)氏を含め、過去最多の総勢7名が立候補しています。候補者の新旧の内訳は、現職1人・前職1人・新人5人です。
前回2016年の知事選では、野党の支援で初当選した三反園氏が、今回、自民・公明の推薦を得て再選を目指す、といった複雑な構図になっています。
知事選の争点となるのは、三反園県政の運営に対する評価・九州電力川内原発への対応(運転延長への可否)・新型コロナの影響で落ち込んだ地域経済の立て直しなどです。

武田 信弘(たけだ のぶひろ)氏

武田 信弘(たけだ のぶひろ)氏[無所属新人:66歳]
プロフィール(経歴)

  • 神奈川県茅ケ崎市出身。
  • 国際基督教大学卒。
  • 埼玉県の県立高校教諭を20年務め、
  • 2004年から指宿市に住む。
  • 07年1月の宮崎県知事選、4月の鹿児島県議選、07、11、15、19年の埼玉県知事選、10年の埼玉県春日部市議選に立候補し、いずれも落選。

公約・政策・主張
  • 日本全体から見た鹿児島の優れた点を生かす。鹿児島全域の地熱資源量調査をする。九州は火の国でありマグマが地表近くにある。マグマ発電ができれば中国大陸への電力輸出もできる。 
  • 太陽黒点の減少が続き、今後、地球は長い寒冷期に入るため世界的に食料不足になるが、鹿児島から日本の食を支える。早急に農地の整備と農業者の増加、耕作放棄地のデータベース化、農産物の価格保証が必要だ。
  • 首都圏地震だけでなく富士山噴火の可能性もある。首都圏の生活環境が悪化するため人口移動が起こる。その受け入れ準備としてJP、JRに呼び掛け、各地域にエネルギー自立タウンを造る。両者の経営安定と少子高齢化・過疎の問題の解決にもつながる。
  • 寒冷期には景気悪化するため、観光需要の回復は困難だ。新型コロナも5〜10年は続く。観光業は温泉井戸を生かして地域のエネルギー供給を担う業態へ転換を促す。
  • 各種の福祉施設を役所に併設。福祉の現場を見える化し、公務員の意識を高め、より良い福祉政策を実現する。
  • 県の予算決算を鉛筆1本までネット公開し、一般市民の方からチェックを受けることで、無駄の削減を図る。
  • ドルフィンポート跡地は世界の国の人々が各国数人以上居住する国際タウンへ。投資や事業の相談につながる情報を得られるようになる。
わたしの公約 | 2020かごしま知事選 | 南日本新聞 | 373news.comより引用。

横山 富美子(よこやま ふみこ)氏

横山 富美子(よこやま ふみこ)氏[無所属(共産推薦)新人:73歳]
プロフィール(経歴)

1946年生まれの隼人町出身。
隼人宮内小、隼人中、加治木高、九州大学医学部卒。
霧島病院、鹿大医学部附属病院、奄美 笠利町診療所、青雲病院(姶良市)に勤務。
鹿大医学部病理学教室を経て、1995年より清水内科院長就任、現在に至る。
「かごしま9条の会」初代代表幹事の一人。福島原発事故疫学調査団代表。
家族は、夫を2年前に亡くし、子どもが 2男1女。
プロフィール|横山ふみ子(横山富美子)


公約・政策・主張
  1. 新型コロナの感染防止のために、九つの広域医療圏ごとに数カ所の発熱外来とPCR検査センターを整備し、早期発見、早期隔離を進めます
  2. 新型コロナで受けた損失への財政的な支援を強めます
  3. 馬毛島へのFCLP移転に反対します
  4. 内原発の20年延長運転に反対し、3号機増設の知事の同意は白紙撤回します
  5. TPP11や日米FTA、日豪EPAに反対し、鹿児島の農林漁業を守ります
  6. 国保診療所を充実、強化し、離島・へき地の医療を守ります
  7. 子ども、障害者医療の窓口無料を実現します
  8. 全ての学年で少人数学級を実施します
  9. 学校給食の無料化を実現します
  10. 自然災害を防ぐための手立てを強めます。

わたしの公約 | 2020かごしま知事選より引用。

青木 隆子(あおき りゅうこ)氏

青木 隆子(あおき りゅうこ)氏[無所属新人:57歳]
プロフィール(経歴)

1962年 福岡・北九州市生まれ
成城大学経営学科 卒
国際医療福祉大学大学院・修士課程1年
医療福祉ジャーナリズム専攻
モットーは「愛」「正直」
青木りゅうこプロフィール | 青木りゅうこ(青木 隆子)公式サイト|青木 隆子オンライン / Aoki.Ryuko.Online


公約・政策・主張
  • 【コロナ対策としての財政策】個人・企業支援の早急な現金給付。大型体育館の建設見直しによる財源確保
  • 【いのちと健康を守る政策】子どもの医療費は現物支給。安心して出産できる環境整備と産後ケアの充実。ドクターヘリ予算の拡充。県によるベッドコントロール。遠隔地の地域診療の充実など
  • 【子どもと教育政策】オンライン授業の充実。タブレット一人一台の早期実現。貧困状況の子どもたちへの返還不要の奨学金制度
  • 【人が人らしく暮らす】パートナーシップ制度の導入。児童相談所の対応の強化。DV対策の推進
  • 【安全で豊かな食と住】離島との物流・移動にかかる経費の支援
  • 【自給率100%を目指して】環境保全型農業の促進。安心安全な食料の自給率を上げる
  • 【環境対策】気候非常事態宣言の発令。原発に頼らないエネルギー政策。高レベル放射性廃棄物処分場は造らない。再生可能エネルギーの地産地消の促進
  • 【安全保障政策】馬毛島の米軍軍事利用への反対
  • 【持続可能な社会づくり】SDGs(持続可能な開発目標)を推進。
わたしの公約 | 2020かごしま知事選より引用。

三反園 訓(みたぞの さとし)氏

三反園 訓(みたぞの さとし)氏[無所属(自民、公明推薦)現職:62歳]
プロフィール(経歴)

  • 1958年:鹿児島県指宿市生まれ。
  • 1980年:早稲田大学卒業、テレビ朝日へ入社。政治記者に。
  • 2004年:早稲田大学政治経済学術院大学院公共経営研究科非常勤講師。総理官邸、自民党、外務、防衛、大蔵各省庁のキャップを務め、1990年頃からは「ニュースステーション」の政治担当キャスターとして政治・政局動向の解説に当たる。また、この間、中曽根康弘総理から小泉純一郎総理までの歴代総理の主要国先進国会議(サミット)など、内閣・与野党要人との数多くの海外同行取材歴を持つ。
  • 2016年7月:鹿児島県知事就任。
プロフィール|三反園 訓
公約・政策・主張
  1. 新型コロナ感染症については、第2・第3波に備え、検査体制や医療提供体制を拡充するとともに、県民生活・県経済の復興を図るため消費喚起策を展開し、さらにさまざまな危機事象からの影響を最小限にとどめ、持続的に発展できる鹿児島を構築します。
  2. 子育て支援と高齢者の生き生き支援は、重点施策の2本柱として、子ども食堂の立ち上げ支援や子どもの医療費給付制度のさらなる拡充、また健康寿命の延伸や介護予防などの施策を推進します。
  3. 県の基幹産業・農業と観光の振興については、本県のポテンシャルを生かして農畜産物のブランド力を高め販路拡大を図るとともに、スマート農業を推進するなど「稼げる農林水産業」を実現します。
  4. 「コロナからの鹿児島観光復興戦略(仮称)」を作成し段階的かつ戦略的に事業を展開し、観光業のV字回復を図るとともに世界に通用する観光地づくりを目指します。
  5. 医療・福祉、教育、産業・雇用、防災対策など県勢発展に資する施策も積極展開し、県民福祉の向上につながる好循環をつくっていきます。
わたしの公約 | 2020かごしま知事選より引用。

伊藤 祐一郎(いとう ゆういちろう)氏

伊藤 祐一郎(いとう ゆういちろう)氏[無所属元職:72歳]
プロフィール(経歴)

  • 誕生日:昭和22年11月17日・72歳、血液型O型(『斜陽』[太宰治]が話題となり『みかんの花咲く丘』[川田孝子]の歌が愛された年です)
  • 出生地:鹿児島県出水市
  • 学 歴:◆八幡小学校、阿久根小学校(ガキ大将、山坂達者の野球少年。帰宅するなりランドセルを放りなげて日が暮れるまで野山を駆け巡る。阿久根の丘から夕日を眺めて感動。※今では水平線にモヤがかかり、あの絶景が見られなくなったのが寂しい)◆ラ・サール中・高校 (脚力は負け知らず)◆東京大学法学部(読書と麻雀に没頭。学問は少々)
  • 趣味:◆食材の買い出し(79万円でゲットした国産車で近所のスーパーへ。試食も好き)と料理(自宅裏庭で育てた野菜も使います)◆ゴルフ(ドライバーはうまくいくと270?300Yでもスコアはトータル100前後)◆読書(愛読書は司馬遷の「史記」)◆小椋佳・クラシック音楽(3B、モーツァルトやマーラーからロックバンドQueenまでetc)
私のこれまで | 私のこれまで | いとう祐一郎 | 伊藤祐一郎 公式サイト
公約・政策・主張
  • 新型コロナで傷んだ仕事・くらしの立て直しに、決断・実行力をもって全力で取り組みます。感染症専用病棟の新設、PCR検査体制の飛躍的充実など新たな感染症が発生する可能性にも対応できる万全の医療体制を構築します。
  • 県民生活や仕事を守るためあえて財源に糸目をつけずに対応します。特に、農林水産業、観光関連産業に対しては万全の措置を講じます。
  • 明確なビジョンと実行力で県政を立て直し、災害に強い安全な県土のもとで、生涯安心して働くことができ、安定した生活をおくることができる地域社会を築きます。
  • 原子力発電については、脱原発を目指します。川内原発の稼働期間については、原発を次世代に引き継がないためにも福島事故後30年をもって終了することを大原則とし、具体的工程表を作成すべきと考えます。
  • 大規模プロジェクトについては、当面先送りせざるを得ないと考えますが、鹿児島港本港区に総合体育館とサッカースタジアムを、谷山地区に総合武道館を整備することが望ましいと考えています。これについては、鹿児島市と十分な連携を図るとともに広く意見を聴きながら進める必要があると考えます。
わたしの公約 | 2020かごしま知事選より引用。

塩田 康一(しおた こういち)氏

塩田 康一(しおた こういち)氏[無所属新人:54歳]
プロフィール(経歴)

  1. 生年月日:昭和40年10月 鹿児島市出生 54歳
    父:旧串木野市出身 母:旧川内市出身
    伊仙幼稚園卒・伊仙小入学(徳之島)
    草牟田小、ラサール中・高卒
    東京大学法学部卒
  2. 昭和63年:通商産業省入省(大臣官房企画室)
  3. 平成 6年:大蔵省熊本国税局 人吉税務署長
  4. 平成 8年:自治省大臣官房地域政策室課長補佐
  5. 平成14年:外務省在イタリア日本国大使館一等書記官
  6. 平成25年:経済産業省政策局 地域経済産業政策課長
  7. 平成28年:内閣府本府地方創生推進室次長
  8. 平成29年:大臣官房審議官(産業保安担当)
  9. 平成30年:九州経済産業局長
  10. 令和元年:経済産業省 退官
プロフィール | しおた康一 | 塩田康一公式サイト
公約・政策・主張
  1. 新型コロナウイルス感染拡大防止と経済立て直し 県民の命と暮らしを守ることを最優先に感染症対策の実施、万全の財政支援措置
  2. 脱原発への対応 3号機増設は凍結。1、2号機の20年延長は県の専門委員会で科学的、技術的検証を徹底する。
  3. 県民が豊かになる産業振興 農林水産や観光関連産業、地域経済をけん引する中小企業の「稼ぐ力」を引き出す積極施策、ヘルスケアなど新産業振興や起業支援
  4. 優しく働きやすい福祉の実現 介護人材の育成・確保推進とともにIT機器やロボット導入促進、婚活プロジェクト支援と保育サービス充実、動物殺処分0を目指す
  5. 多様な魅力を持つ離島は、鹿児島の宝 「暮らしやすい、働きやすい、また行きたい、定住したい」と思う島づくり。蓄電池を活用した地産地消型再生エネルギー推進、LCC新設やジェット機就航による観光客増大
  6. アジア中核都市の実現 ドルフィンポート跡地に国際会議場・展示場整備を検討
  7. 鹿児島が誇れる人づくり 郷土教育や地元企業インターンシップ充実、県立楠隼中高の共学化と全寮制廃止
  8. 県民が安心できる行政づくり 透明で開かれた県政運営、女性の積極登用
わたしの公約 | 2020かごしま知事選より引用。

有川 博幸(ありかわ ひろゆき)氏

有川 博幸(ありかわ ひろゆき)氏[無所属新人:61歳]
プロフィール(経歴)

  • 1958年 鹿児島県鹿児島市生まれ
  • 共立幼稚園・清水小学校・清水中学校・玉龍高等学校
  • 鹿児島大学大学院(水産学研究科)修了
  • 日本国有鉄道(国鉄)鹿児島鉄道管理局
  • 文部省実務研修生 文部事務官 文部科学事務官
  • 鹿児島高専 総務課課長補佐(財務担当)
  • 鹿児島大学附属病院 管理課長代理
  • 鹿児島大学附属病院 管理課長
  • (特命)鹿児島大学附属病院 再開発推進室副室長
  • 鹿児島大学水産学部 事務長
  • 鹿児島大学 学術研究院 産学・地域共創センター 特任助教
有川ひろゆき | 鹿児島県知事候補 有川ひろゆき 鹿児島公式ホームページ | 日本
公約・政策・主張
  1. 新型コロナに関する医療体制の見直し、社会経済回復への特別会計、社会・企業のデジタル化促進
  2. 基幹産業の農畜水産業確立への技術研究、産品ブランド化、市場拡大、海外進出、就労者の促進
  3. 原発依存の即時停止・延長期限短縮化への再提案
  4. 世界を見据えた海洋オリジナル観光開発、国際マリンポート設置、離島回遊ヨットプランの提唱
  5. 桜島架橋(鹿児島レインボーブリッジ)の立案実施
  6. 地域地方の自立活性化対策の実施
  7. 循環型社会の推進
  8. 次世代自然エネルギーの提案提唱
  9. 地場産業の開発促進
  10. 全国退職者へのU・Iターン促進
  11. 高齢者・身障者支援、子育て支援など細かい福祉対策の充実
  12. いきいき100年村の実施
  13. ドルフィンポート跡地の市町村参加の食と物産・イベントの総合ミュージアム設置
  14. 地域別促進ゾーンニング案の実施
  15. 地方創生プロジェクト設置
  16. スーパーシニアの企業活性化人材バンク構想
  17. 団体、企業、学校等のいじめ対応室
  18. グローバル時代の青少年育成
  19. 知事戦略室設置
わたしの公約 | 2020かごしま知事選より引用。

 

鹿児島県知事選挙2020の立候補者名簿一覧

鹿児島県知事選挙(2020年7月12日投票)
【告示時点は届出順|結果判明後は得票数順位 で表記しています】
※ 結果判明表は下段に追記します

no結果得票数氏名年齢性別党派新旧
1武田 信弘66無所属
たけだ のぶひろ
2横山 富美子73無所属(共産推薦)
よこやま ふみこ
3青木 隆子57無所属
あおき りゅうこ
4三反園 訓62無所属(自民、公明推薦)
みたぞの さとし
5伊藤 祐一郎72無所属
いとう ゆういちろう
6塩田 康一54無所属
しおた こういち
7有川 博幸61無所属
ありかわ ひろゆき

開票結果確定待機中。

 

鹿児島県知事選挙 2020年の日程【告示日・期日前投票期間・投票日など】

  • 【告示日】

    2020年6月25日

  •  

  • 【期日前投票期間】

    2020年6月26日から7月11日

  •  

  • 【投票日及び開票日】

    2020年7月12日

  •  

  • 【投票時間】

    午前7時から午後8時。

  •  

  • 【投票場所】

    投票所入場券を確認します。

  •  

  • 【開票場所・時間】

    即日開票。

  •  

  • 【有権者数(人)】

    1357073人(男:631588・女:725485)

    ※2020年6月24日現在。

  •  

  • 【投票率(%)】

    投票結果待機中。

  •  

  • 【執行理由】

    任期満了

  •  

  • 【定数/候補者数】

    1/7

 

対象行政区:鹿児島県

 

鹿児島県知事選挙2016の投開票の結果(一覧名簿)

 

前回2016年の鹿児島県知事選挙の当開票の結果(当選者・落選者)一覧は以下のとおりでした。

 

鹿児島県知事選挙(2016年7月10日投票)の投開票結果

 

  • 鹿児島県(かごしまけん)
  • 鹿児島県知事選挙(2016年7月10日投票)
  • 告示日:2016年6月23日
  • 投票日:2016年7月10日
  • 定数 / 候補者数:1 / 2
  • 執行理由:任期満了
  • 有権者数:1,368,480人
  • 投票率:56.77%
no結果得票数氏名年齢性別党派新旧
1426471三反園 訓58無所属
みたぞの さとし
2 342239伊藤 祐一郎68無所属
いとう ゆういちろう

 

その他過去の選挙結果

鹿児島県の実施選挙一覧

 

鹿児島県知事選挙2020の結果まとめ

 

鹿児島県知事選挙2020の結果については、開票の状況に従い開票結果速報として随時更新し、当選者・得票数・投票率などを掲載致します。

 

なお、鹿児島県知事選挙2020の投開票の結果判明後に、当該選挙管内において注目の出来事や各党候補者の真新しい情報があれば、ここで追記していく方針です。