第5回鑑賞ツアー感想
京都市美術館コレクション展 第5期 旅への憧憬



第5回鑑賞ツアーに参加して
堀 康次郎
大変お世話になりました。
詳しい説明を受け、おもしろく、楽しかったです。
僕の場合、両目とも中心部が見えず、周辺部がドーナツ状に見えているため、絵画はぼんやりと見えています。
が、詳細には、色と形が画わからなかったのですが、点画によりどの部分に何が描かれているかがよくわかり、鑑賞の度合いが深まりました。
点図は、全盲の人だけでなく、私のような弱視の者にも非常に有効です。
今後このような催しがあれば、参加したいと思います。


木村 修史
色がごちゃごちゃで判りにくい作品が多かったです。
今回の絵画は、私にはよくわからなかった。
今度は、漫画の展覧会に行ってみたいです。
その時も、ぜひご一緒したいものです。


南 夕香里
京都では、お世話になりました。
ボランティアの方と接するのは初めての経験で、どういう風に案内していただけるかわかりませんでした。
ですが、実際にお会いしてみれば、足元や建物のつくりなど細かいところまで配慮していただき安心して美術館を回ることができました。
自分の視界では、ぼんやりとしか見えない絵や陶芸品についって詳しく説明していただきました。
描かれている風景や人物の様子や色使いなどをわかりやすく説明してもらうことで、より明確にイメージすることができました。
美術館を回る楽しさが改めて感じられた一日でした。
今後もこのような機会を増やして生きたいと思っています。


高木 浩一
ぼくは、美術館に行って絵を見たことはなく、また、絵に関する知識もありません。
しかし、とても面白かったと思いました。また機会があれば、いきたいと思うので、よろしくお願いします。
ボランティアや手引きを受けることも初めてで、要領が分からなかったけれど、面白かったです。
点図も面白く、役に立ちました。


絹見 悠希子
美術館の中は薄暗いことが多く、一人で回るのはとても不安です。
しかし今回、ボランティアの方に手引きしていたただいて、安心して絵を鑑賞することができました。
今後このような企画をされるときは、他の視覚障害者の方にも参加してもらい、美術の楽しさを感じてもらえるような活動をしていってほしいと思います。
たくさん見れてよかったと思います。


木塚 真
趣味が広がりそうです。
ガイドさんが美人で説明が上手で 次回参加したいと思います。


白井 翔
いつもはせかせかとみていましたが、今日はゆっくりと鑑賞できてよかったです。
今回は山の絵などを中心に見て、しろさんの絵の説明などもよく、楽しくイメージできてよかった。
特によかったと思った作品は、都路華香のまんねんだいのゆう(萬年台の夕)、これはすずしそうな風景で、以前実際に感じたような感じだった。
北海道のような温度、風、風景かなあと思った。
あと、点図を作ってくれている方ありがとう。
ぼくの意見では別紙かなにかにタイトル、名前、などのあとに、その絵の色、全体的な色をかいてくれていたらもっとわかりやすいような気がします。
あと、枠組みの話ですが、枠は上と下を残して、両方の点線をぬいたほうがわかりやすいような気がします。
今日も楽しかったです。


久保 賢治
私にとって、美術館に行き、絵画等鑑賞することは、今までほとんどなかったのですが、ガイドの方々がきめ細やかな案内をして頂き、本当に素晴らしい楽しい一時を過ごす事が出来ました。
那智の滝と富士山の絵画に大変感動を致しました。
ガイドをしてくれた方は視覚障害者とほとんど面識がないにもかかわらず、一つ一つ説明してくれたことに対して敬意を表します。
私をガイドしてくれた木村さんは横幅何メートル、縦幅何メートルと、一生懸命伝えようという気持ちが、私に伝わってきました。
(注文として)
玄関のどのあたりに誰々がいることをわかるようにしておいてほしい。
集まった時きちっと名前と、誰々がいるということを伝えてほしい。
手引きについては、事前にある程度講習などしておいてほしい。


降矢さん (ガイドとして参加)
ミュージアムアクセスビューになってから初めて参加しました。
アースカラーの鑑賞ツアーとまた少し異なったメンバーと鑑賞ができたのが新鮮でした。
点図がついてくるのが良かったです。視覚障害の方もその方が分かりやすいとおっしゃっていましたし、私もそれを見るのが面白かった。


これまでの活動、鑑賞ツアー第5回を参考にしてください。

 ページトップに戻る


ツアー感想メニューへ

目次ページに戻る