鑑賞ワークショップ第4弾
「見えない人が見える人のメガネになる?!」Vol.1
 


参加者の感想
── 種村文 ──

山川さんデビューお疲れ様でした。「なんで?」っていう突っ込み最高!

音楽を聞きながら絵画鑑賞のパートは、実は私はちょっと苦手なほうです。
私は音楽でもジャズとか(ジャズ以降なのかな?)拍子が変わるものは、 突然聞かされると怖いんです。目眩がするというか、歩いていて急に足元の 地面なくなる(溝板踏み抜きとか)体感が起こるんですね。 前からわかってたら大丈夫なんですけど。
ですから、ロックがかかっていた時はかなり意識的に音を拾っていたと 思います。そのぶん絵についても手法的なことを言っていました。
ピアノ曲に変わると暖色が前に出てきたと発言したのは、もしかしたら 安心して「感じる」ことができるようになったからかもしれません。
聞きながら観るなら、ジャンルがたくさんある音楽より、音のほうが いいのかな?風鈴とか水滴とか鳥の羽ばたきとか葉ずれの音とか、効果音で ありますよね、ああいうのどうでしょう?季節感も出ますし。 音を聞いて作品を作るというのは、私以前体験したことがあります。 なかなか面白いです。

後半の二枚の絵の鑑賞は、後から思い出すと、さりげない具象画のほうが 伝えるのが難しいかもしれないと思いました。
欄干を下のほうから見てる、というのを伝えるのに、なかなか言葉が出ませんでした。 見ることは、無自覚に三次元を二次元に変換しているのに対し、触ることは ダイレクトに三次元として情報が伝わっているのですね。
なるほどねーと思いました。

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