見える人・見えない人と初めて一緒に歩くとき
見える人・見えない人と初めて一緒に歩くとき


ドキドキ!? 初めてのガイドも怖くない〜
何はなくとも、まずご挨拶。
こちらから名乗りましょう。
「○○さん、こんにちは〜」(誰に声を掛けたのかはっきり分かるように)
「きょうご一緒する△△です」
あとは、お好きなように自己紹介をしあってください。

今から2〜3時間は行動を共にするお相手です。
最初にいろいろ確認しておきましょう。
まず現在の視覚の状態をききましょう。
全盲・弱視・中途失明、などで対応が異なります。

全盲の方には手引きをします。
軽く肘を持ってもらいますが、利き腕や歩く速度など、 気になることがあれば、最初に聞いておきましょう。

弱視の方も、手引きの有無を確認してください。
そばにいるだけでよい場合や、暗い室内では、 手引きを必要とされる場合があります。

会話は明瞭に。
そこ、あっち、向こう、ちょっと・・・など、 あやふやな表現は
×です。
語尾のはっきりしないしゃべり方も改めましょう。
ただし、美術館内で大声は禁物です。
お相手の声が大きすぎる時も、 声を落として対応したり、周りの状況を話したりして、 理解してもらいましょう。

やむなく場所を離れる時は、待っていてもらう場所の説明をし、 壁や柱など固定したものを触ってもらいましょう。
広い空間の真ん中に置き去りにしないこと。

トイレ。
女性が女性、男性が男性と、同性を案内する時は、一緒に中に入り、便器の向き、 ペーパーホルダーの位置、レバーの位置、手洗いの場所を伝え、 トイレの外で待ちましょう。
相手が異性である場合は、 どなたか一緒に入ってくれる人を探しましょう。

ティータイム。
メニューを読み上げて注文を聞きます。
テーブルに置かれたものの位置を説明して、それぞれ触って確認してもらいます。



ミュージアムアクセスビューは、2022年8月をもって解散いたしました。20年という長い間、ほんとうにありがとうございました。詳細はこちらをご覧下さい。
解散ということになりますので、以後は「ミュージアム・アクセス・ビュー」の団体名で活動することはありません。今後もし「ミュージアム・アクセス・ビュー」の団体名で活動が行われることがあったとしても、当団体とは一切関係のないものです。その旨をご理解の上、ご対応くださいますようお願いいたします。

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