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オーディオは好きなのですが、タイに来る時日本の家にシステムを置いてきてしまいました。

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 ブログにも書きましたが、コンサートに行ってその人のCD購入、あまりの音のギャップに(当たりまえ)少しはオーディオにお金かけようと決心。

第一弾は、妻をどう説得するか(爆)。

 まずは金額でしょうね、いくら掛けるか、勝手に買って来たら思いっきり文句言われますし。
 日本では独身時代から高い物スピーカーとかは揃えていたので良かったのですが、ここで追加で買うにはそれなりな金額でないといけません。
 一番高い(お金かける)物はスピーカーですね、これがしょぼいとまともな音が出ない。
 日本に置いてあるのは38cmのフロアースピーカーで、重すぎて引越し荷物に入らなかった、タイで買うとしたらトールタイプであまり大きくない物。
 CDプレーヤーは、家にあるDVDプレーヤーのどれかにしようと思います。
 アンプはどうしよう、最近は中途半端なコンポーネントアンプは見当たりません。
 見に行くと、10万バーツ以上・・絶対無理。
 タイ人のオーディオマニアにアドバイスを受けることにしました、金持ちではなく普通のレベルな人、だってタイの金持ちって桁が違いすぎてだめです。
 一度、金持ちの家でオーディオシステム見せてもらった(聞かせて)のですが、システム全部で420万バーツ(1200万円)でした。
 普通のタイ人マニアに聞いて、小型の真空管アンプにすることに。
 予算5万円くらいなら説得できる範囲かな?、スピーカーに掛けれるのが2万5千円ほど、この金額では市販品でまともな音のするスピーカーは買えません。
 作るしかないですねー。
 この点も、例のマニアの人のアドバイスで、ユニットは日本製、箱はタイで材料を買って作ることにしました。
 
AHTのアンプ

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 タイのインターネットに出ていた、マニアが手作りで作っているアンプです。
 なぜ真空管アンプか?と言いますと、そんなにパワーはいらないのと、せっかくなのでA級動作のアンプが欲しい。
 トランジスタ、今はIC一個でパワーアンプが出来てしまいますが、A級動作の物はほとんど売っていない、いやものすごく高いのならタイで売ってます。
 なにせ、2万円以下でと贅沢(せこい)なこと言ってますので、探した結果、タイで安く買えるこのアンプにしました。
 真空管アンプの良い所は、回路がシンプル2段の増幅で7W+7Wを出します。
 

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SACDプレーヤー

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 1982年、現規格のCDが誕生しました。
 16Bit PCMをコアとしたその規格は'80年代初頭の半導体技術とデジタル記録技術を集大成した、当時最先端技術でした。
 その後15年余り、光ディスク、D/A変換、デジタルフィルター、半導体処理能力などの技術の進歩があり音質も改善されていきました。
 これにより、CDは史上最も普及したデジタルフォーマットとなりました。
 しかし、このフォーマットでは最大でも、5Hz〜20KHz、ダイナミックレンジ96dBが限界であり、まったく新しいフォーマットの開発が行われました。
 そこで誕生したのがDSD(ダイレクトストリームデジタル)方式のSuper Audio CDで、100KHzまでカバーしダイナミックレンジは120dBとほとんどの自然界の音を再生できるようになりました。



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 思ったよりアンプが安かったので、日本に出張へ言った時、これを買ってしまいました。
 フルスペックのSACDは、再生周波数 DC〜100KHz以上、ダイナミックレンジ120dB以上です。
 本来のSACDプレーヤーは高いので、スペックが半分くらいの簡易再生機能とDVDオーディオを再生できる物です。
 このプレーヤーはDVDからCD,VCDとかほとんどの12cmディスクが再生できますが、SACDは簡易再生なので再生周波数 4Hz〜44KHz(DVD 96KHz)、ダイナミックレンジ101dBで少し寂しいですが普通のCDの2倍以上の性能です。
 普通のCDも再生できますが、SACDを買ってこないと本領は発揮できません、今度日本出張時に買ってこなければ。


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しかし、日本で買って、手荷物でタイまで持ってきたら「タイ製」・・逆輸入だ(笑)。

スピーカーBOXを作る

スピーカーユニットはフォステクスのFE108EΣにしました。


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箱の作成。

 このスピーカーは、バックロードホーンで使うために設計されたスピーカーで、箱はメーカー推奨BOXにします。
 これが、大きい、10cmのフルレンジスピーカー用としてはちょっと大きいですね。

板の切り出し

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 板の切り出しですが、丸鋸を使って寸法どおりに切り出します。
 バックロードホーンは内部構造が複雑なので、切り出した材料こので写真で1本分です。

組み立て

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 木工用の接着剤を使って、貼り付けていきます。
 しかし、少ししか貼り付けていませんが、重い・・・全部組み立てたら持ち上げるのが大変そうです。


組み上がり

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 組み立ててから、全体にサンダーかけて表面を平らにします。


化粧版(チークの板)を貼り付けます

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 本来なら、塗装か塩ビのシートですが、せっかくなのでチーク材の板を買ってきました。
 2本分の板を買うと、1,800バーツと本体の木材料より高い、幅が10cmで厚みが5mmの板を見える部分に貼って行きます。
 


仕上げはニスを塗り磨きます

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 考えてみたら、ものすごい労力ですね。
 労力分をお金に換算すると、安くないかも?最後に計算してみよう。


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スピーカーユニットと配線

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 スピーカーBOXの中でターミナルからユニットまで配線する線材は、銀925の線でタイでは安いので使っています。
 ユニットの取り付けは6角ボルトを8本使用してがっちり取り付け。


完成です

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 1本はタイの友人が作った物で、音が鳴れば良いとのことで外装材を貼っていない同じスピーカーです。
 オーディオは見た目では無いと言いながら、やっぱり見た目で音が違う気がします・・・・


セットアップ(配線とレイアウト)


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 配線材は中華街で買った、安い線材です。
 ハイエンドAUDIOからするとおもちゃですが、気分だけでもとこれで繋ぎこみします。


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 けっこう太い線材なので、スペースが必要でした。


やっと出来上がりました

 完成です、長かった。
 音はまだエージング中で、低域がちょっと足りないか、10cmのフルレンジなのでこのくらいかなとも、アンプがフラットなのでそのままの音です。
 低域のブースとが少し必要ですが、しばらくこれで聴いてみます。



その後追加した物(12月17日)


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スピーカーの足


 真鍮の足を追加しました。
 理由は、床がチーク材のフローリングなのですが平らでない為、スピーカーを触るとがたがたします。
 普通はコンクリートブロックかレンガ、タイではレンガは簡単に手に入りますが、美観を損ねるとお叱りを受けたので奮発して真鍮の足を付けました。
 4点設置ではガタつくので、3点設置となりました・・・タイのアパートは大理石の床ですと平らなのですが、フローリングはあまり平らでないようです。
 これで押しても、びくともしなくなりました。
 低音には影響があると、思っているだけですが、見た目にはカッコ良くなりました。

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液晶モニター


 MP3を再生する時、1枚のCDに100曲以上入っているので、曲名やアルバム名を表示します、もともとDVDプレーヤーなので映像も見えるのですが大きいテレビは邪魔なので小型の液晶TVを使います。

 掛かった費用は下で計算していますが、労力的にはスピーカーは1万円プラスでしょうか・・・タイは人件費安いので、それで計算するとどうか。
 掛かった時間が延べ20時間として、タイのマクドナルドの時給が25バーツ、掛け算すると500バーツ、こんな計算すると怒られますか?

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かかった費用の計算

 アンプ         8,000バーツ   24,000円  (1バーツ3円計算)
 CD・DVDプレーヤー            14,000円
 スピーカーユニット              16,700円
 スピーカーBOX    3,800バーツ   11,400円
 配線ケーブル       800バーツ    2,400円

 合計                       68,500円


 ちょっと予算オーバーしてしまいました、CDプレーヤーを追加で買ったのが原因です。
 スピーカーもチーク材を貼らなければ、1,800バーツ安く出来たのですが、チーク材は美しいので良しとします。
 ほとんど使っていないDVDプレーヤーを使えば良かったのですが、なんとなくSACDをと思ったのがいけません。
 これが無ければ、5万4千5百円でしたので、最初の目標どおりとしていきます。
 しばらくは、新しい物買えないなー、嫁さんに文句言われます(笑)。


 追加分 スピーカーの足6個     600バーツ
 液晶モニター            3、000バーツ

 また、無駄使いしてしまったようです(反省)・・・


サブウーハーを追加する

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 ここへ来て、またお金を使ってしまいました。
 スピーカーのエージングがだいぶ済んできて、色々と聞いてみますと、低域に比べ高域が勝ってるなーと思うこのごろ。
 設計上は50Hzから2万4千Hzまで、−6dB以内です。  ー3dBで見ると、聴感上70Hzぐらいではないでしょうか、中域と高域は申し分なく出ていますので、アンプにイコライザーが付いていればBUSSを少々上げれば良さそうです。
 しかし、アンプは7W+7Wですので、イコライザーで触ると言うことは、中高域を落とすと言う事になりす。
 変に回路(フィルター)を通すことは音のにごりや立ち上がりを悪くすると、過去の経験から考えられるのでマルチアンプ化をしよう・・またお金がかかる。
 色々考えた末、スーパーウーハーを追加することにしました。
 ここでも、値段の壁が、つまり説得力が必要で目安を1万円ぐらいに探しました。
 タイはタイのメーカーなら安い物がある、スペックを色々検討した結果、25cmのスピーカーを使用した物で、出力100W以上のアクティブアンプ内蔵、低域は効率悪いのでメインアンプの10倍ぐらい欲しい。
 プリアンプを使用せず、パワーアンプに直接CDプレーヤーを繋いでいるので、ボリュームコントロールの問題から、スピーカー出力を入力に出来るもの。
 この条件で探してきたのが、写真のサブウーハーです。
 「ACONATIC」と言うメーカーのAN−SW100B/Cと言う物です。
 新製品らしいのですが、シリアル見たら25000008番・・・・生産8台目かといらぬ所で突っ込みを入れてます。
 アンプ130W(RMS),25cmスピーカー、20Hz〜125Hz、アクティブHPF(可変高域カットフィルター)付き。
 大きさは、40cmの立方体です。
 カットOFF周波数は70Hzに設定、極性は正位相、ボリュームはほんの少しと思われる所にしました。
 あんまり出しすぎるとメインのスピーカーの音質を損なうので、鼻薬程度に設定。
 いやー、ほんの少し鳴らすだけで低域の量は大幅に増加した感じです。
 硬めの低域を崩さないことが、肝心ですが簡単に低域が増やせるのは逆にセッティングが難しいですね。
 色々、聞き込んで設定は触って行きたいと思います。


追加費用   4,000バーツ

        内緒にしておこう・・・・こんな物置いたらばれるって・・・買いすぎっと怒られました。  








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