高いつもりで　低いのが教養 

（ホント、教養なんて滅多に身につくものではない。それ＝低い教養を振り回すのはカナシイ。）

低いつもりで　高いのは気位

（気位だけ高くても、本物の気品が身に付いていなかったら見苦しいし、人に嫌われるだけだ。）

厚いつもりで　薄いのは人情

（自分には一体どれだけ人情があるか？　思ったほどではないのに、他人にそれを期待するのは愚かしい。）

薄いつもりで　厚いのが面の皮

（面の皮は年年歳歳厚くなる。子供の頃の素直で純真な心を忘れないようにしよう！）

強いつもりで　弱いのが根性

（そうそう、いつも根性なしだと反省しまする。）

弱いつもりで　強いのは我

（自分が自分が、と、つい言いたくなるし、自分の言い分が通らないと腹を立てたりするものです。）

深いつもりで　浅いのが知恵

（知識は学校でも与えられれば授かるものですが、知恵は、自分で考えなくては深くはなりません。）

浅いつもりで　深いのは欲

（様々な欲がなくなったら、もう死ぬしかないかもしれないけど…）

多いつもりで　少ないのが分別

（本当の大人には分別がある筈デス。でも一生大人になれない人間もこの頃は多いのかもしれません。私もそのクチだ。）

少ないつもりで　多いのが無駄 

（無駄はある程度は必要なものだけど、それにしても多すぎるのも、ねぇ。ほどほどというのは、本当に難しい…。）

つまり、何でも自分が思っている程ではなくて、他人から見れば逆に見えているかもしれないと言うことでしょう。相手の目線を配慮しなさいというこの十か条を、ちょっと心の隅っこに。

それにしても暑い名古屋です。体調に気をつけて、いつも笑顔で元気に夏を乗り越えたいと思うこの頃。（2004/07/28）

【１2】青いバラを求めて