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【2】ややこしい話

寿司、鮓、鮨と色々あるが…

東鮓本店の「スシ」の字です腐っても「タイ」「アジ」は味のあるお魚「カツオ」はそんなに堅くありましえん!

 東鮓本店の屋号で使っている「すし」の漢字は、魚へんの四つの点の部分が「大」という形の古い字。困ったことにワープロでは書け ません。便宜上「鮓」の字を使っています。

 私は漢字のテストで「」という字を「」と書いて×をもらったことがあ ります。確か小学校の時だった。その時まで「鮓」の方がインチキだと思っていたので随分憤慨しました。

 今では東京が全て日本の中心なので、「」や、当て字の「寿司」の方が主流 です。「」の字を知らない人の方が多いのではないでしょうか。「」という字が、「すし」の歴史から言えば古くて正統派だぁ!とここで叫んでも仕方 ありません。

 パソコンですぐに書けない字は、今では日本語として認知されないに等しい。わが東鮓本店(アズマズシホンテン)も、そういう意味ではインターネット時代大いなるハンディキャップを背負ってい ます。

言葉や文字は時代とともに変化します。NHKは未だにFAXのことを「ファクシミリ」とアナウンサーが言ってい ます。「テレビ」のことを「テレビジョン」と頑固に言っているように私には聞こえます。あれも何時まで続くのか興味がある所。「すし」も「寿司」という字を認めなくてはならない時代かもしれ ません。

もう一つ、屋号でややこしいことがあります。それは「東鮓」だけではなくて「本店」までくっついた「東鮓本店」というのが店の正式な名前ということ。人の名前で言えば、「鈴木さん」の「さん」までが全部苗字みたいなもの。ちょっと違うかな?

東鮓本店の本店は、「東鮓本店本店」ということになります。一応広小路店が本店で、「東鮓本店本店」とは言っていないが、支店も「東鮓本店サカエチカ店」とか「東鮓本店栄ガスビル店」というのが正しい名前になる 訳です。でも、そういうことはお客さまにはよく分からないのが当然です。

なので、このホームページも、なるべく多くの検索に引っかかるように、トップページには「メタネーム」という画面の上では見えないが、隠れた部分で「あずまずし」とか「東寿司」とか入れて、間違えた字を入力しても検索されるような仕掛けをしてい ます。いわゆる「裏技」を使って一生懸命している訳です。

嬉しいことに、ヤフーやグーグルで「東鮓本店」を検索すると、ここのサイトが検索結果に出るようにな りました。

管理人は現在このサイトのほか、東鮓本店が登録しているサイトを常時6つ、他に単発的なものと、自分の個人サイトと、けっこうメンテナンスに毎晩時間が掛かかります。こんな筈じゃなかった?? でも、おかげで色々勉強させてもらっています。すしのこと、魚のこと、etc、知らないことがワンサカあって(^^ゞ

そうそう、グルメのサイトなどの有名店とか老舗のコーナーなど、あれってあまり当てにならないということ知りました。運営サイトに通常より高い契約金を払うとそういうコーナーに載 せてもらえるるわけです。創業数十年で老舗などとあるので、よく考えればオカシイ 。 私も最近までそういう仕掛けを知りませんでした。(2003/07/13)

※この文を書いたのは一年前ですが、先日、NHKラジオで初めてアナウンサーが「FAX(ファックス)」と言っているのを聞きました。(2004/6月)

 【3】 SUSHIと環境問題  

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