「戦は陣取り仕事は段取り」という言葉を聞いた時、なるほどと思 いました。テレビドラマの中でラーメン屋台のおじさんがつぶやいた台詞（セリフ）でした。 ちょうどその頃、マラソンの有森裕子は、「勝負はスタートラインについた時に既に決まっている」と言いました。 この二つの言葉は、スタートするまでにどれだけ周到な準備をしたかですべてが決するという意味です。誰にも負けない練習に耐えた自信があれば、心にも余裕が出来 ます。それが勝つという意志にも変わります。 例えば、面倒でもしっかりしつけをかけて縫った縫い物は出来栄えが美しい。やっつけ仕事は、どこかでボロが出ます。準備にじっくり時間をかけた方がいい仕事が出来ます。そういえば「急がば回れ」と昔の人も言ってい ました。 世の中パッとしないニュースばかりの中で、イチローや松井の活躍は日本人に元気をくれます。まるで修行僧のようだった以前のイチローが、良い意味でアメリカナイズされ（明るくなったというか）、賢さにユーモアが加わって見ていて楽しい。やはり自信に裏打ちされた余裕 でしょうね。 日本のプロ野球は大リーグやサッカーなどに押されてちょっと元気がなかったけど、今年は面白い。本当はドラゴンズに強くなってもらいたいけれど（名古屋人としては）、星野監督は好きなので応援しよう。 第一、いつも巨人の優勝ばかりではつまらない。阪神が優勝すれば関西の景気への波及効果は凄いことになるらしい。名古屋もそのおこぼれ頂戴という下心もあるけれど…！？？(2003/07/21) （追記）この年、星野阪神はリーグ優勝しました。道頓堀の熱狂は凄いものでしたね。名古屋では、期待したほどおこぼれ頂戴と言うわけには行きませんでした。(~_~;) 他人のフンドシで相撲を取ろうとしてもいけません。名古屋はやはりドラゴンズで勝負しないと…！！ |
