たがための教育改革か

「教育改革」といえば「小中学校の改革が先ではないか」という意見がすぐに出てくる。

それは小中学校での教育荒廃が目立ちやすく、マスコミにとっては大衆受けのよい題材

だからであろう。子供は率直に行動にでるから、分かりやすいことも加勢している。

しかしそのもとを作っているのは大人なのである。大人の世界、すなわち社会である。

子供の世界より、大人の世界が遙かに信用できない。これに異論はないと思う。

高位高官の責任放棄、教師の無自覚、党利党略に明け暮れる政治、嘘と策略の渦である。

これらを改めずして何の教育改革か。

 
(松井孝典 「宇宙人としての生き方」より)
現在の気温が極めて安定していることを示している

  
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画面更新 2003/06/15