同社の Chairman(John Mabee)は、
「保険庁の要求に沿うことを決めたが、95年末の reserve が不適切だったことに同意しているわけではない。我々は自分達の independent な actuary の数字を信じている。時間が経てば、どちらの見方が正しかったかがわかるだろう。」
と述べている。
BEST の記事には、Capital Infusion等による Surplus の強化についての言及はない。9末の Surplus が$289Millionだから、この reserve 強化によって同社のPHSは半減することになる。
−−−コメント−−−かなり厳しい保険庁検査報告が出されたこともあり、経営としてやむを得ない Reserve 強化だったのだろう。
Mabee 氏は強気な発言をしているが、PHSの大幅な減少が起こる以上、次なる動き(弱ったところで買収のターゲットとなる)を予想している(覚悟とまでは言わないまでも)に違いない。
おりしも、ディーンウイッターとモルガンスタンレーとの合併が発表された。銀行・証券業界も再編の動きが盛んだ。合併規模は210億ドル。世界最大級の総合証券会社が誕生する。