【Return to Hiro's Easy Essays】
きょうの昼食、主食は餃子。ごはんなし。
よく焼けていてちょっと日の光がきれいだったので、LX3で試写。
買ったばかりで慣れぬカメラなので、マクロ機能・マニュアルフォーカス機能などをいじりながら8枚ほど撮るのに3-4分かかってしまった。
受験生Aからクレームがついた。
「おなかすいた。早くたべたい。」
ごもっとも。
餃子は食べるためのものです。
12月20日(土)の記録
気温の上がった天気の良い昼下がり。家にいるのがもったいない。
年賀状をプリントしようにも、Jの部分の原稿がまだできていない。
「ランドスケープ」柴田敏雄(東京都写真美術館)
http://www.syabi.com/details/shibata.html
飯沢耕太郎の言う「風景」と「Landscape」の違いがわかる気がする。
見終わった後、ちょっとビールが飲みたくなって2Fの "シャンブルクレール"で、「濃厚なベルギービール」と言って選んでもらったのがこれ。
"グーデンカロルス トリプル"
スパイスが入っていて、黄土色には濁りが見える。
アルコール度数は9度。
口に含むとどろっとした濃さが心地よい。 小さな瓶1本で結構酔ってしまったが、一発でファンになってしまった。
その後、日比谷線・銀座線で御茶ノ水へ向かい、そのまま Gallery Bauhaus へ。
"The Collection"
11月から始まっている。1ヶ月近く前にA氏の署名がある。
http://www.gallery-bauhaus.com/081105_collection.html
モノクロの気持ちよいプリントに触れると、自らも撮りたくなる。
先日買った Lumix LX3 を今度持ち出そう。
モーリス・ルイス 秘密の色層
川村記念美術館
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/index.html
三連休の初日、空気が澄んでいたので、先週買った新しいカメラ(Lumix LX3)のテストを兼ね、佐倉まで足を伸ばしてきました。
・巨大なペインティング。
・テレピン油で薄めたアクリル絵具
・ワシントンDCの自宅の狭いダイニングルーム(4.3×3.7mの大きさ)をアトリエに使用
・教師である妻にもほとんど仕事場に入らせなかった。
(制作方法は良くわかっていない)
・49才、肺癌で死亡
・その後にグッゲンハイム美術館で回顧展
・「色の階層」
【11月11日の記録】
少し仕事が早く終わった。このところ少し寒くなって来て、「カキが食べたい」という気がしてきた。そこで少し前にチェックしておいた新宿三丁目のJという店に寄ってみた。
まだ6時半ぐらいで、店はすいている。カウンターに腰掛けてまずはビールを頼み、カキの種類をチェックし始める。
きょうは年1回の店の記念日だそうで、「空クジなし」のくじ引きを引けるとのこと。
無造作に手を突っ込み、指に絡まってきたヤツを取り出して開くと、そこには「J賞」の文字。
ドンペリニョンのボトル1本プレゼントだそうだ!
店中の従業員とお客さん(まだ10人ぐらい)から大きな拍手。
「日本一の幸せ者」という赤いタスキをかぶって写真を撮らせてくれと言われたがちょっと恥ずかしいので遠慮させてもらった。
「ここで飲んで行きますか?」と聞かれたが、すぐに「年末の友人達の忘年会に持って行こう」と決め、持ち帰りにした。
カウンターの奥の若い店員からは、「オーラが出ている」と言われた!
いつもこうありたいものだ。
カキは
浜市(宮城)→的矢(三重)→仙鳳趾(北海道)
各2個ずつ。最初の3種類は「お任せ」で店に選んでもらったもの。マンハッタンの Grand Central Oyster Bar を思い出しながら食べる。
だんだんと濃厚になって行く。どれも身が大きくてうれしい。初めて食べた仙鳳趾は本当にクリーミーだ。
Bowmoreを頼む。このスコッチはカキに本当に合う。これは地元のバーテンダーにも言われたことだ。
3種類、6個食べるとまあまあ食べた気がするが、もう少し食べたいところ。
「的矢が気に入った」と言ったら、店が契約している産地の「まこと(岩手)」を勧められたので、これを2個追加。
さらに健康のために大盛りのサラダも頼む。
結局、カキを8つとサラダ。
ビールをグラスで2杯
Bowmore をロックで2杯
しめて6500円弱。
帰りに忘れずにドンペリニョンをもらって副都心線に乗る。
まだ8時を回っていない。
10月初めのNew York 旅行
この3連休は
ビジョンズ・オブ・アメリカ 第三部 東京都写真美術館http://www.syabi.com/details/america.html#part3
増田彰久 写真展&公演 「ディテールは楽し」 自由学園明日館
http://www.jiyu.jp/
平日・休日ともちょっとあわただしい日々でした。 1年ぶりにアルバムを更新しました。
http://ishihahi.art-studio.cc/21-photo.htm
東京都写真美術館 「ヴィジョンズ・オブ・アメリカ」第2部 1918-1961
アンセルアダムスの大きなプリントが美しい。
Hernandes Moon Rose : New Mexico
http://www.syabi.com/details/america.html#part2
丸の内カウパレードを少しスナップ Vivitar 24/2.0 を開放で使う。甘い描写。 ちょっと眠すぎる。イマイチのレンズかな? http://special.enjoytokyo.jp/TK/239.html
Grand Central Oyster Bar 明治安田館B1F
品川以外にあったことを知ってうれしくなった。
Blue Point を2つ。Bass Pale Ale 14oz. グリーンサラダ。
東京国際フォーラム
延期していた New York 行きを9月末にした。以下、行動予定。
Princeton 2泊
New York 5泊
Peter Lugar Steak House
Musical: Wicked
Jazz Club: Village Vanguard
Metropolitan Opera: ランメルモールのルチア(ドニゼッティ)
永井荷風/ライオネル・ファイニンガー/ジョルジュ・ルオー
たまたま僕がこの1週間に関わったこの3人は、いずれも日本の明治初めから第二次大戦後、日本が高度成長に入ろうとする頃まで80年位いを生きた(結構長寿!)。
【1.永井荷風(1879-1959)】
先日、久しぶりに会社の大先輩にお会いし、青山の蕎麦屋「川上庵」で近況を伺った。その際に、「最近、永井荷風に興味を持っている」と先輩がおっしゃっていた。
永井荷風というのは名前くらいしか知らなかったが、最近、本屋の雑誌・ムックコーナーで永井荷風を特集した雑誌を見かけることが多かったし、東京メトロの配布するパンフレットにも載っているので、ちょっとした小さなブームになっているようである。
早速本を1冊読んでみた。
「永井荷風という生き方」 松本哉
以下は若干のメモ
1879-1959(79歳)
23-28歳 アメリカとフランスに暮らす
徹底した個人主義
他人を頼らず独立
若い頃の2度の結婚・離婚 子供なし
部屋が汚い(!)
42年間の日記 断腸亭日乗
愛人一覧表 16人 S11.1.30
http://www.geocities.co.jp/hgonzaemon/dannchoutei.html
自分ももっと年をとったら(ただしお金があったら(笑))、ああいう生き方をするも面白いかもしれない、と思っている。
世田谷美術館の「永井荷風のシングル・シンプルライフ」展(08年春)が挙げた、荷風スタイルに学ぶ、シングルを楽しく生き抜くための10カ条は下記の通り。これ、なかなか参考になる。
1.毎日、ブログ(日記)を更新
2.スイーツはひとりじめ
3.ウォーキング(散歩)で身体を鍛える
4.ガーデニングで自然に触れる
5.シンプルクッキングで栄養のバランスをとる
6.趣味はカメラ
7.気に入ったレストランは徹底活用
8.金銭管理はしっかりと
9.若い異性とつきあう
10.読書は長い友だち
自分も(全部ではないかも知れぬが)少しずつ見習おうと思う。
【2.ライオネル・ファイニンガー(1871-1956)】
金沢の21世紀美術館・高輪の原美術館・箱根のポーラ美術館とともに僕の大好きな美術館のひとつ、横須賀美術館で8月初めからはじまった。
http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/322.html
ライオネル・ファイニンガーという作家は、今までまったく名前を聞いたことがなかったが、それもそのはずであり、日本に本格的に紹介されるのは今回が初めてだそうだ。こんな企画を開設2年目の横須賀美術館がやるなんて、なかなかキュレーターはセンスが良い。作品をWEBで見たとたん、「これは行かねばならぬ」ということで、昨年8月の初訪問のちょうど1年後、8月16日に横須賀まで行ってきた。
直線を基調とし、地味な青色や色調を抑えた黄色で海岸や橋・建物を造形的に表現する。バウハウスでクレーと一緒に教えていたそうだ。「ハレの連作」が圧巻。
【3.ジョルジュ・ルオー(1871-1958)】
知り合いからもらった招待券が手元にあったため、展覧会最終日のきょう(8月17日)、速攻で出光美術館へ行ってきた。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/
太い輪郭に宗教色の強い油絵や版画。予想通り、「重い」。
30分程度で流し、「伊東屋」でシャープペンシルを1本買って昼食前に帰ってきた。
きのうとはうって変わって涼しい東京だった。
帰宅後の読書。「人を生かす」稲盛和夫
休日、さほど混んでいない地下鉄副都心線。
池袋駅から、白い盲導犬に導かれて中年の女性が乗ってきた。
犬が先導し、空いている席に主人を座らせて、自分は邪魔にならぬようすばやく足元に入る。
西早稲田駅に着いた。
女性は立ち上がり、盲導犬に誘導されてドアの方へ行く。
降りようとして、駅が合っているか不安になったのだろう、誰に、というわけでなく乗客全体に「ここは何駅ですか?」と聞く。
僕は「西早稲田駅です」と答えた。
女性は安心したように「ありがとうございます」と明るく言って降りていった。
西早稲田駅周辺には東京ヘレンケラー協会等、目の不自由な人に関連した施設が多い。
もし乗り越してしまったら、あの盲導犬は主人を次の駅でおろし、戻る電車へ案内できるだろうか?
さらに今後、盲導犬が先に老いて死を迎えることになろうが、飼い主の女性はまた新たな信頼できる盲導犬に出会えるだろうか?
自分はコンタクトをずっと使っていて、「いつかレーシックの手術を受けたら便利だろうな。」
などと気楽なことを考えていた。
目が悪くても光を感じることはできるし、もとよりメガネやコンタクトを使用すればまあまあ普通に見え、生活に大きな不自由はない。
視覚は本当に貴重だ。
普通に持っているその視覚を自分は精一杯使って見るべきものを見て、目の見えぬ人達に恥ずべくことのないよう、一生懸命生きているだろうか?
・・・朝の地下鉄の中で、僕は思わず姿勢を正した。
Google Map でストリートビューというのが始まったらしい。
なんと、我が家のダサい「スダレ」がばれている!
よく見ると、時々、人や車も写っているところもある。
(我が家が「ストリートビュー」の対象となる程度に都会だということは良いことなのかも知れぬが。)
あな恐ろしや!
http://maps.google.co.jp/
残念ながら、わけあってNew York 行きをキャンセルしました。
同行のメンバーの身辺の事情です。
本当であれば、今頃はマンハッタンにいたはずなのですが。。。
別途、仕切り直して行く計画を立てます。
巷ではiPhoneが話題沸騰ですが、私は一足早く、6月末発売のWillcom-03を買いました。
(ウィルコムのスマートフォンだけでW-Zero3→ES→AdvancedESと何回も買い換えています! 初代Zero-3は今も現役。)
この土日は天気も良く、暑くなりそうなので、海にでも行きたい気分です。
写真は3月の江ノ島。
VF氏 来訪記録
【月曜日】
1100 Check In Metropolitan Hotel
(事前に Early Check In 手配 + 地図)
1800 寿司 東武12F
【火曜日】
530 築地市場
皇居外苑
銀座ソニービル
上野 国立博物館
1800 我が家(K氏家族3名も招待)
【水曜日】
原宿
新宿→上野国立美術館
自由学園明日館
1740 オペラシティ 会食(2F焼き鳥)
1900 ドボルザーク 「新世界」
【木曜日】
上野 バウハウス展
そのままスカイライナーで成田へ
Atlanta に1週間 → Ocean Cityへ
ラスベガスをぶっつぶせ(ネタばれあり注意)
ボストンの街並み、MITの学生生活、ラスベガスのカジノの雰囲気・・・
それらを見たくて楽しみにしていた映画だ。
毎月1日のサービスデー(1000円)に合わせ、いつものシネコンで座席予約して朝イチで行った。
面白かった!
ベンの学生らしい悩みや迷い、考え方など、よくわかる。
MITからHarvard Med に合格しつつも資金がないというシチュエーションも、庶民には親近感が沸く。
ブラックジャックに詳しくない僕でもストーリーは簡単だ。
「カウンティング」は合法的である一方、カジノのボスがカウンティングを発見してベン達に暴力を振るうのは明らかな違法である。
まあ、ヤクザのようなものなのだろう。
カジノでバイオメトリクスが導入されているのも本当の話らしい。
しかし、ベンがベガスで着ているダークスーツ、本当にカッコよかったな!
(高そうだけど)。
昔の日記を見たら、僕はちょうど10年前の5月初め、雨でゴルフコンペを中止し、コネチカット州東端のFoxwood CasinoへN氏と一緒に行ったようだ。
・・・・N氏の専門は確率論である。
N氏はきょうの映画の初めに出てきた「Car and Goat(車とヤギ)」の変数変換の問題など、いとも簡単に解けるのだろうか?
僕は帰りのホームで考えてもわからず、家に帰ってきてWEBで調べてやっと理解したが。
http://209.85.175.104/search?q=cache:uODLel0qEFoJ:www.math.kyoto-u.ac.jp/~ichiro/lectures/06bpr.pdf+%E5%A4%89%E6%95%B0%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%80%80%E3%83%A4%E3%82%AE%E3%80%80%E6%89%89&hl=ja&ct=clnk&cd=2
写真は本日の大桟橋。天気が良いとすぐに行ってしまいます。
雨の中、5年ほど前から気になっているカメラマン横木安良夫の写真展を見に行った。
横木安良夫 GLANCE OF LENS 〜レンズの一瞥〜
http://www.sha-bunkyo.or.jp/gallery/port.html
ポートレートギャラリー、初めてのギャラリーだ。四谷という珍しい場所にある。
世界各国と日本で撮ったスナップショット。
僕のあまり得意でない分野の写真。
しかしなぜこんなに「その場」を的確に描写しているのだろう?
妙に心に残るフレーミングないし人との関わりである。
帰ってきて、会場で売っていた文庫本「横木安良夫流スナップショット」を読んだ。
今日見た写真も相当数掲載されている。
スナップショットについて氏の信念が詰まっている。横木氏はずっと文章をかかない写真家だったそうだが近年、すごい勢いで書いている。文章も切れ味が良く、気持ちよい。
・被写体に気づかれないように撮るのが基本。すばやく撮る。
・盗撮と疑われないよう、カメラは決して隠さずに撮る。
・ノーファインダーで撮影していて、もし見つかったらあくまでも自己責任。いつ何がおきても良いように心の準備をしておくべき。
・クレームがついたら、きちんと理由を説明してわびるべき。ノーファインダーで撮るのは、あくまでも、その場の雰囲気を乱さないためである。
・社会的風景を撮るのは、それが今この時にしか存在しないただひとつのものだからだ。
・写真を撮ることは世界と向き合うことだ。
・・・なぜか、スナップショットの何たるかがクリアーに見えた気がする。
いとこのビニー("My Cousin Vinny")
気づく人は少ないだろうが、アラバマをArabamaとミススペルしたTシャツを着た男を電車で見かけた。
日本でTシャツを買う際に、スペルミスのチェックをするわけではない。
学生時代、San Diego 郊外にホームステイしていた頃、同じように、Country Lord と小さく書かれた日本製のTシャツを着ていて、ステイ先のホストファミリーに「どういう意味?」と聞かれて当惑した。
アメリカには田舎者の神様などもいるのかもしれないが。
アラバマと言えば、先日DVDで見た "My Cousin Vinny" の舞台でもある。この映画は知り合いの Vinny ならぬ Vince 推薦の映画(1992年)だ。
いつか見ようと思ってメモしておいたのだが、先日買った大画面のTVで見る気になり、レンタルDVDを見た。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id1964/
殺人犯の嫌疑をかけられた2人の少年を、叔父である経験の浅い新米弁護士が弁護する話だが、その弁護士(ジョー・ペシ)と派手なフィアンセ(メリサ・トメイ)のキャラクターが面白い。見ていて、物知りでウィットに富む Vince を思い出した。
その Vince が今度、初めて日本に来ることになった。東京にはアジアを回った最後に3泊のショートステイだが、楽しみだ。
Vinceとの行動計画
・築地の市場
・寿司屋
・江戸東京博物館
・下町風俗資料館
37インチ液晶大画面TVパソコンを衝動買いしてしまった。
日本のベンチャー企業の製品。
製品のコンセプトが気に入った!
今までのブラウン管TVは知り合いに譲渡。
ケーブル回線もデジタル対応にして大画面で映画が見られる。DVDの映画もマアマア行ける。
それにしても37インチ画面でWindowsを立ち上げるのも迫力あるな。
【入力】
コンポーネント映像入力:コンポーネント×2 D4×1
ビデオ入力端子 (S-Video RCAと排他利用) ×2
【出力】
ヘッドフォン:ミニステレオジャック (PC)
AV出力 (映像・音声)
【内蔵PC部分】
対応OS WindowsXP、Linux
CPU CeleronM380 1.6GHz
チップセット Intel852GME
メモリ DDR SDRAM 512MB、メモリスロット1基搭載
HDD 2.5inchHDD 60GB
ビデオ機能 オンボード/最大解像度 1920×1080
サウンド AC-LINK for Audio Codec
インターフェイス USB2.0×4
LAN 10/100/1000BASE-T×1、10/100/BASE-T×1
PS2 Keyboard×1
PS2 Mouse×1
Mic In×1
Audio Out×1
拡張スロット CFスロット×1
miniPCIスロット×1
http://www.quixun.co.jp/product/grandopela.html
藤の花がこんなに甘く香るものだとは知りませんでした。
4月29日 開東閣(ジョサイア・コンドル設計:高輪(非公開))にて
短期アパートの予約
最近、ニューヨークの短期アパートメントの契約で、日々考えている課題と、ほとんどピタリ一致する経験をしました。
ある物件(マンハッタン・ミッドタウンの3BRのアパート)を7泊分予約したのですが、その過程で同じ物件を3つの業者が別の値段で扱っていることが判明したのです。
同じ物件を扱っている3業者の比較は以下のとおりでした。
ネットで写真や条件等を表示し、メール・電話で営業している点は同様です。
業者A $415/1泊
業者B $436/1泊(業者Aより$21高い)
業者C $457/1泊(業者Aより$42高い)
一見、3つの業者の物件は呼び名も微妙に異なり、すぐには同一物件とはわかりませんでしたが、写真がそっくりで所在地(事前に正確な番地までは教えてもらえないが)も同様で値段も似通っていたことから、業者Aに聞き、同じ物件であることがわかりました。業者B・業者Cは、業者Aの物件の「日本の仲介者」(日本の連絡先有り)であり、その分、コストを上乗せしている模様です。宿泊する私にとっては、ネット予約ですので、相手が日本に居ようとアメリカに居ようと関係ないのですが。
業者A(物件の所有者)にとっては、該当物件を借りてもらえれば、業者B・業者C経由でも利益が得られるため、業者B・業者Cに委託してなるべく「幅広く」営業を行っている訳ですが、コスト面では業者Aの売り方が当然有利です。
私にとっては、宿泊する部屋は同じなので、実質的には、業者の違いは以下の程度しか思いつきませんでした。
(1)予約手続き・契約手続きにおける違い(契約書が和文・英文)
(2)支払い手続きにおける違い(円払・ドル払)
(3)当日の鍵の受け渡し等の案内(たぶん、これは現地の業者Aが仕切っているので違いはないはず)
(3)には3業者で差はないと思いますので、(1)(2)の点で業者B・Cが私にどのような「付加価値」を提供しているかがポイントでした。私は全く価値を感じなかったため、「一番安い上に、間に他の業者が入らない方が何かと便利」と思って、業者Aで契約しました。
本件を整理すると、関連するキーワードは以下のとおりです。
・ネットによる購買行動
(情報検索(リンク、SEM/SEO)→条件・価格比較→問い合わせ・信用力調査→契約)
・ブランドマネジメント
・価格戦略
・仲介者の提供する付加価値
・一般消費者の自己責任・リテラシー
・取引相手の信頼性
先週日曜日の神代植物公園
桜だけでなく、桃の花も咲いていました。
phishing に失敗! やはりデジタルよりアナログか?
演劇の準備続きのストレスのせいか、Aは体重が増えている模様。
(先日、ロウリーズでプライムリブなど食べてしまったし。)
もともと相当ヤセているので、平均にはまだまだ及ばないと思うが、ちょっと(僕も)気になる。
それで、体脂肪計を購入した。
http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf357_1.html
僕が毎週末、ジムに行くインセンティブにもなる。
リビングに置き、楽しそうに自分の情報を登録して計る様子を娘に見せて使い方を教えた。
数日後、新し物好きのAに何気なく聞くと、「自分の情報も入れといた」とのこと。
・・・シメシメ
Aが2階に上がったときに、こっそりと個人番号を選択して表示させた。
身長・性別・年齢 ・・・こんなことは親なら知っているぞ!
あれ?「体重がない!」
そうだ、体重はその都度計るものであり、「登録する」ものではなかったのだ!
Aの体重を秘密に取得することに失敗。
そこで一計を案じ、バスルームの壁に家族全員の測定データを毎週末に記入する表を作って貼り出しておいた。
まずは率先垂範、自分の数値(体重・体脂肪率・体年齢・BMI・脂肪レベル・基礎代謝・骨格筋率)を記入した。
「みんなで記入しよう!」と宣言。戦略をデジタルからアナログに変えた訳だ。
「体重バレルじゃん?」とA。
Aの体重がわからずつまらないので、犬は計れないと説明書に書いてあるのを知りながら、犬のアンナを乗せて計ろうとした。
何だか固くなって抵抗していて無理なようだ。
そのうちAは体重書いてくれるかな? ゴキブリホイホイを仕掛けて楽しみにしている一家の主婦のような気持ちである。
春。卒業式のシーズン。3年生卒業記念の演劇会本番の日、今朝の我が家の光景。
Aは高校2年生の劇の代表として、演出をやっている。7ヶ月がかりの壮大な準備だった。
2日前からAの同級生のYさんが泊まって演出の総仕上げをAと一緒にやっている。
2人はこの1ヶ月ぐらい、期末試験直前と最中の1週間を除き、ほとんど毎日、夜中まで睡眠3時間ぐらいで準備を続けている。
足りない睡眠はどうにか学校で補っているようだ。
今朝、忙しい時間帯なので、僕はシャワーを浴びるタイミングに気を使う。
Aが学校に向けて家を出る直前
・きょうの本番で使う暖炉のDVD(演出用)が見つからない!
→あわててもう1枚を探し出した。
・Aは着ていく自分の制服が見つからず(先週金曜日まで着ていたのに!)、少し小さな古い制服を着ていこうとしている。
→毛布をめくって制服を探そうとしたら犬(アンナ)が飛び出してきた!
→そのうちにウォークインクロゼットで制服を発見。
・Aは8時前にバタバタ出てゆく
ウグイスが鳴いている。シーズン初めで、まだ下手だ。「ホー」という「助走」がなく、「ケキョ」と鳴く。
きのう最初に聞いたときには「川上犬(注)」が鳴いているのかと思った
(注)「川上犬」は大変賢い犬で、猫のまねまでするそうなので、ウグイスのマネもできるに違いないと思った。この賢い犬の話をアンナに聞かせたら、都合悪い話であることに途中から気づいたらしく、聞こえないふりをされてしまった。我が家のヨークシャーは賢いのか賢くないのか、よくわからない犬である。
そういえば、1週間ほど前、小さなガマガエルが路傍で鳴いていた。・・・春だ。
卒業生送別の演劇会。学年対抗で競う。試験をそっちのけで、ほとんど寝ないで準備した演劇。
2年全体、180人近くを動かし、きょう演ずる。
一生懸命は美しい!
----------------------------------------<
・・・ その後、Aの学年は大差で優勝したそうだ! すばらしい!
アンスラサイトのライカを買った友人へのメールより抜粋。
---------------------------------------------------------------------
・・・BLITZのオウナー(やや小柄の、黒めがねの方ですよね?)は○○さんというのですか? いつも簡単に目で挨拶はするのですが、今度きちんと挨拶しておこうと思います。
まったく写真を買わない、「写真を見に来るだけの客」なので申し訳なく思っています。
そう言えば、先週、原宿でジョエル・マイロウィッツ氏と少しだけ話す機会がありました。
(セミナーの後のサイン会が終わった後、控え室で。)
http://www.g-whiteroom.com/news/index.htm
マンハッタンに住んで夏に Province Town (Cape Cod 先端)のサマーハウスに行って過ごし、泳いだり写真を撮ったりする生活を続けているそうです。
数分のうちに光や雲・霧が変わる様を大判カメラで静かに捉える彼のカラー写真を、79年に初めて写真集 "Cape Light" で見た際に感動しました。
・・・ すばらしい空気感、静寂さ、微妙な光 ・・・
先週、彼は日本美術からも影響を受けたといっていました。
話しながら、僕は Province Town の数マイル手前の小さな街 Truro に立ち並ぶ小さなサマーハウスの並びを思い出していました。
http://maps.yahoo.com/#mvt=m&lat=42.01053&lon=-70.126248&mag=6
写真は93年に撮った Truro のサマーハウス。
(最も小さな、新しいものだと思います)
たしか、彼のライカもアンスラサイト(あるいはハンマートーン?)だったような気がします。
彼と一緒に記念写真を撮ってもらえば良かったと、少し後悔しています。
080301
---------------------------------------------
千葉大学工学部デザイン工学科意匠系
2007年度卒業研究・制作展
「意匠展」
■会期
2008年2月28日(木)〜3月2日(日)
■開館時間
11:00〜19:00 ※2月29日(金)と3月2日(日)は17:00まで
■会場
Shiodomeitaliaクリエイティブ・センター 2階EXPO300
www.shiodomeitalia.com
■入場料
無料
■主催
千葉大学工学部デザイン工学科意匠系
■後援
国立大学法人 千葉大学
URL:http://www.ishouten.net/
<出展者からのメッセージ(引用)>
63人の展覧会
「意匠展」は、私たち千葉大学工学部デザイン工学科意匠系の学生によって、卒業研究・卒業制作を一般の方に披露する場として、毎年開催している展覧会です。
デザイン工学科では、「製品デザイン」「デザインマネージメント」「材料計画」「コミュニケーションデザイン」「デザイン心理」「環境デザイン」「人間生活工学」「デザイン文化計画」という8つの専門分野にわかれてデザイン研究をしています。その研究内容は、プロダクトデザインやグラフィックデザイン、空間デザインなどのいわゆるデザインといわれる専門分野に留まらず、デザインを支える人間工学、材料工学、心理学、文化論などの幅広い領域に及んでいます。
私たちは入学以来、このような環境のもとで「芸術的かつ論理的なデザイン」を模索し、実践してきました。4年間の集大成である卒業研究・卒業制作では、一人一人が様々な問題に対して、とてもユニークな答えを導き出しています。ぜひこの「意匠展」で、私たち63人の大学生活の成果をご覧頂き、デザインをより身近に感じてもらえたら幸いです。
一本の線にかけた青春
4年前、初めて受けたデザインの授業は、「フリーハンドで線をひく」という基礎練習から始まりました。いらい、何冊ものスケッチブックを使って自分なりのデザインを書き留め、考え、納得するカタチができあがるまではペンを握る。そんな4年間を過ごしてきました。
生みだした線はやがて「カタチ」となり、「モノ」へとその姿を変えてゆきます。しかし、線に込めた意思が最後まで消えることはありません。デザインを学ぶ私たちにとって、線をひく事はデザインの始まりであり、考えを表現する大切な作業であると考えています。
私たちは卒業という節目に展覧会を聞くにあたり、4年前にペンを握っていた時の新鮮な気持ちを取り戻したいという願いを込めました。「意匠展」を通して様々な人とふれあい、モノ作りの素晴らしさや喜びをもう一度しっかりと携えて、4年間を締めくくることができればと思います。
---------------------------------------------
Letters from Italy
AMIY MORI 写真展 「イタリアからの手紙」
http://artphoto-site.com/guide363.html
Gallery 21 ギャラリー・ヴァンテアン
ホテルグランパシフィックメリディアン3F
ふとしたきっかけで講演会を聴きに行くことになりました。
---------------------------------------------------------------
「山川健次郎と東京大学」
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/event/symposium-yamakawa/
事前に少し調べていて以下の文章を読み、思わず涙してしまった。
自分たちはここまで真剣に学び、次世代のことを考えているだろうか?
http://www.mh-c.co.jp/arima/index.shtml
http://www.ifsa.jp/kiji-sekai-yamakawakenjirou.htm
小柴ホール
薩摩 長州
白虎隊 戊辰戦争
会津藩
・・・私立武蔵高校には今もなお、山川健次郎にちなんだ「山川賞」がある。
080216
写大ギャラリー 中野坂上
木村伊兵衛 「秋田」
日曜日の午後、散歩がてらカメラを持って本郷界隈へ。
きょうは Distagon28/2.8 を中心に使用しました。銀塩のコンタ用に買ったけれど、ほとんど使っていなかったレンズです。マウントアダプタで40Dに付けました。
昨夜少し降った雪がわずかに残っていました。
1時間ほどぶらぶらして50枚ほど撮り、3丁目のお気に入りのカフェで少し本を読んで帰宅。
以下、マティーニに関する若干のメモ
(「マティーニを探偵する」朽木ゆり子)
19世紀後半〜末に作られる
ステアかシェイクか昔から論争
90年代半ばからアメリカでリバイバル
ドライ
→インアンドアウト
→チャーチル、ジンのボトルを一瞥
ベルモットにもドライがある
ノイリープラット=ドライ(フレンチベルモット)
イタリアンは甘い
オレンジビタース
週末は2つ写真展に行きました。
清家冨男 「West Pier」
ギャラリーバウハウス
http://www.gallery-bauhaus.com/080205_seike.html
イギリスの桟橋。
スーパーイコンタで撮ったモノクロ。さびしい造形とトーンが美しい。
大判のカメラがほしくなりました。
ハービー山口 「あの美しかった冬の光」
- タイムレス・イン・ルクセンブルグ(時の止まった国) Blitz ギャラリー
http://artphoto-site.com/gallery_exh_081image.html
Bar周辺の人々の写真、ルクセンブルグの古い街並み・夜景。
人々の笑顔を見てほっとさせられます。
Blitzでは、「ネガのなくなった作品をスキャンしてデジタル化し、さらにネガを作って焼く」という手法で銀塩プリントして販売していました!
東京の雪
日曜日は少しまともな雪になりました。
前日から予想されていたので、「雪景色の写真はどこが良いかな?」と考え、東京都庭園美術館の「建築の記憶」を見に行くことにしました。川崎の民家園に行くことも少し考えましたが、ちょっと遠いのとしっかり降り続きそうなので、近場にした訳です。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html
「建築の記憶」は先週から始まっていて、「そのうち行こう」と思っていたので、美術館の前庭の雪景色を見がてら行くには絶好の日でした。
朝10時の開館直後の入館。
「雪の中をようこそ」といわれましたが、雪だから来たのです。
展示は江戸末期の写真から近代のものまで、建築そのものの写真だけでなく、模型の写真もありました。
古い写真でも、ピントはシャープで、ディストーションも最小限です。大判カメラが使われているのに相違ないわけですが、写真技術の進歩を忘れさせられました。無論、モノクロ写真のコントラストは低く、モノコートのレンズですのでハレーションもありますが、そこに写っている建築物をきちんと伝えています。
最も印象に残ったのは、
●石元泰博の撮った桂離宮
次は
●渡辺義雄の撮った伊勢神宮
でした。
たちまち、桂離宮と伊勢神宮に行ってみたくなりました。
帰りにカフェ金田中で食事。
まだ12時前ですが、当然ビール。
その後新宿のスタバに寄ってしばし読書。
「監査難民」種村大基
これについては別途書きます。
「次世代広告テクノロジー」湯川鶴章(編)
織田浩一 DAC(デジタルメディアストラテジーズ)社長(シアトル)
「テレビCM崩壊」 監修者
高広伯彦
博報堂→電通→グーグル
須田伸
博報堂→サイバーエージェント
次世代広告戦略
SEO→LPO
SEO=SEO+リスティング広告+α(LPO等)
行動ターゲティング広告(SNS)
「マイノリティリポート」
SNS(My Space, Face Book)
RSS広告(RSSフィードの利用)
ゲーム内広告
TiVo→広告は飛ばされる
広告クラッター(混雑)
ブランド想起率低下
マス広告よりCGM(Consumer Generated Media)を信ずる方向
マス広告は Intrusive
relevantな広告を求める→オンライン広告
ジオターゲティング(Geo)
バイラル(伝染)キャンペーン
低予算 サブサービエントチキン(バーガーキング)→数千万人のユーザー
Google Desktop
Google Earth
Picasa
Google Analytics
API Application Program Interface
フログ(フェイクブログ=やらせ)
サイバーバズ(サイバーエージェント)
2006年 電通「日本の広告費」
インターネット広告費3630億円
昨年10月初めに日本郵政から会社の営業部門経由で年賀状の購入要請がありました。
公共交通機関を最大限使って「エコ」につとめている僕であり、徐々に紙の年賀状も削減したいと思ってはいましたが、家族の分も含めて大量に買い込みました。
NETで知り合ってリアルの友人になった方々とは基本的にネットの世界での挨拶(相手のBlogに書き込む、SNSの日記にお互いに書き込む、E-Mail)で済ませていますが、旧来の知り合いとは、基本的に年賀状です。
・一部には年末のうちに年賀状が配達されてしまった(!)地域がある。
・郵便ポストの「集配予定時刻」が撤去されて不便
等々、少なくとも僕の周辺では民営化後大変評判の良くない日本郵政ですが、年賀状の楽しみをそれなりに維持してくれているのは事実です。年賀状は印刷されたものが大部分ですが、それでも、
@本人から「僕への」手書きのメッセージ
A本人・家族の、「一歩踏み込んだ」近況
などは大変うれしいものです。
以下、今年の年賀状より少し抜粋。
各々、「→」以下は僕のコメントです。
【日本郵政勤務(ある会社の企画部門より出向)】
「前所属とはだいぶカルチャーが異なる」
→たぶん、「お役所体質」が相当残っているのでしょう。どのくらいのスピードで変われるか、今後が期待されます。下のコメントにある「カーボンオフセット年賀葉書(5円の寄付金付き)」も良いアイデアだと思います。地球全体への影響度は小さいですが、「できることから始める」という姿勢は大切ですから。でも最初から、「年賀状をできる限りやめましょう。もし出す際にはぜひともカーボンオフセット年賀葉書で」と宣伝するくらいの度量がほしいものです。
【環境省地球環境局勤務】
「『2050年までに世界の温室効果ガス排出を半減』という人類共通の目標は日本が提案したものです。」
(この友人は「カーボンオフセット年賀葉書」をお使いでした!)
→日本が提案したものだとは知りませんでした。「カーボンオフセットの年賀葉書」をお使いなのもリーズナブルです。
【医者(臨床工学)】
・「臨床工学技師を教えています。」
→臨床工学というのがイメージがわきませんでしたが、調べたら「厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うことを業とする者」だそうです。
・「娘は、、『文具からメディア・建築都市まで総合的にデザインする学部』で研究室に入りました。」
→どのような学校なのか興味を持ったので、現在問い合わせ中です。
【1児の母(未婚?)】
「子連れでパリを楽しみました。」
→懐かしい友人です。幸せそうで大変うれしいです。
【メーカー設計部門】
「年が明けてすぐ台湾です。週末、写真を撮り歩くには良いところです。」
→長期出張と聞いています。留守宅のご家族にはお気の毒ですが、本人は週末も写真を撮ったりカメラ屋めぐりをしたり。うらやましい!
【メーカー海外部門】
(年末の同窓会の写真を僕がWEBにアップしたことに関して)「海外出張中でしたが、おかげ様で同期の写真を見ることが出来ました」
→僕の写真の趣味も、多少は人様の役に立つこともあるようです。これで機材への出費の言い訳ができました。
【メーカーIR部門】
「なんだか最近世の中は70年代流行りの気配で、カーラジオからツェッペリンやクラプトン平気で流れてきたりしてびっくりすることがあります。息子たちに30年以上も前の音楽だと教えますが、彼らにしてみれば歴史上の出来事のように感じているに違いありません。」
→12月のロンドンのツェッペリン復活コンサートの前後に、僕も昔を思い出して2枚組みDVD(マジソンスクエアガーデン)を買い、熱くなっています。
【会社の先輩(リタイア)】
「好きなことを自分なりに熱心に取り組めば、毎日新しい発見ができるということを体感した1年でした。」
→この方は、僕が会社に入った2-3年後に仕事をご一緒させていただいた際に、「仕事に対する取り組み姿勢」を厳しく教えてくださった方です。印刷されたコメントではありましたが、とてもこの方らしい、すがすがしいコメントです。
【会社の先輩(現役)】
「昨年2月に長男が結婚。今年の年賀状は、長男夫婦も加わり、賑やかになりました。」
→この方の年賀状は、毎年、ご自分で(セルフタイマーで)撮られた光線の具合の美しい家族写真です。今年はご長男の結婚に伴い、その美しい奥様も写っていてにぎやかな写真でした。
【会社の同僚】
「昨年は体重の10kgoffに成功!」
→もともとそんなに太くはなかったのに、きわめてスマートになった写真もついていてびっくり。半分だけでも当方も実現したいものです。
---------------------------------------------------------
紙でもNETでも、正月の年賀の挨拶というのは人間関係を再度見つめなおす大変良い時期だというのを再確認しました。
---------------------------------------------------------
(後日2月14日追記)
新聞によると、民営化後最初の年賀状は36億枚販売されたが、配達されたのは29億枚だったそうです。7億枚、2割近くが使用されなかったことになります。郵政関係者がノルマ達成のために「自爆」と称して自ら購入したケースもあったようです。
昨年末、ある人のBlogに触発されて「ウェブ時代をゆく」を読みました。
「ウェブ進化論」と対になる本だというので期待して読みました。
梅田氏の講演会(丸善書店11/14/07)のエッセンス
→講演会エッセンス
を斜め読みしていたことも、早く読みたかった一因です。
以下、特に印象に残った部分を引用しておきます。
【以下、「ウェブ時代をゆく」より引用。→以下は僕の感想・コメント】
・「(オープンソースプロジェクトが)成功するかどうかは、人生をうずめている奴が一人いるかどうかですね。」(石黒邦広)。
リーダーが開発への没頭をやめたり、リーダーのまわりに集まった開発者が興味を失って開発が行われなくなれば、プロジェクトは自然消滅する。(P.066)
→ リーダーのプロジェクトに関するコミットメントは、「MUST」
・自らのコモディティ化に対してだけはParanoid(病的なまでの心配性)であるべきで、その予感があったら必ず新しい要素を自分の専門性やスキルに加えておくこと。積極的に人間関係を構築し、人との出会いを大切にすること。組織に属するときでも『個と組織の関係』においてきちんと距離感をとって、組織の論理に埋没せず、個を輝かせようとすること。(P.103)
→ 大企業に属している場合、この感覚はきわめて大切。社内でも社外でも自立性を持った人間関係構築は必ず役に立つ
・生まれつきの大天才は別として、ほとんどの人は偶然や運やめぐり合いによって、人生が大きく転換していく。私たちは、無意識のうちにさまざまな選択をしながら日々行動しているわけだが、その選択・行動パターンによって運や偶然をつかむ人とそうでない人がいる。その人が磨いてきた能力に加えて「正しいときに正しい場所にいる」ことが重要で、それは突き詰めていえば、誰かの心に印象を残し、大切なときにその誰かから誘われる力なのである。(P.114)
→ 全く同感。Serendipity。
・「好きなこと」「向いたこと」は何かと漠然と自分に向けて問い続けても、すぐに煮詰まってしまう。頭の中のもやもやは容易に晴れない。ロールモデル思考法とは、その答えを外界に求める。直感を真じるところから始まる。外界の膨大な情報に身をさらし、直感で「ロールモデル(お手本)」を選び続ける。たった一人の人物をロールモデルとして選び盲信するのではなく、「ある人の生き方のある部分」「ある仕事に流れるこんな時間」「誰かの時間の使い方」「誰かの生活の場面」など、人生のあらゆる局面に関するたくさんの情報から、自分と波長の合うロールモデルを丁寧に収集するのである。(P.119)
→ 梅田氏が、「なぜ良いと思うか」を自分で徹底的に分析する習慣を持っていることが、とても参考になった。
・情報流通を管理されたほうが、限られた情報の範囲でベストを尽くせばよいから、社員は楽である。すべての情報が共有されるということは、自分の仕事をこなすのは当たり前で、それに加え、会社全体で起きているすべてのことに関心を持ち、積極的に関与することが奨励されることでもある。そして当然、そういう行動をとる社内のトップランナーがリードする競争環境が社内にできあがる。(P.178)
→ これが「ウェブ時代をゆく」の「社内バージョン」だと思う。氏も書いているように、組織が小さければ小さいほど有効。
・いまはまだ、リアル世界とネット世界の境界領域で必要なスキルを身につけた人は少ない。
→ 蔡倫による紙の発明に匹敵する(と僕が勝手に思う)インターネット時代にあり、リアル世界で生きて来た人間として、「ぜひこのスキルを身に付けたい」と思っている。この能力は、「技術を人間の活動に結びつける能力全体」であり、単なるプログラミング技術でないのは当然。
・いま自分がやっていることを、未来の観点から懐疑する感性がどれだけあるか、それが強ければ強いほどサバイバルできる。(P.237)
→ 成功している人・企業ほど、この視点が重要。
氏は、ウェブが、基本的に万人に平等に開かれ、そのコンテンツや人間とのかかわり方が急速に進化してきている現在、如何に個人(特にエスタブリッシュメントに属さない40才以下)が世界と関わっていくべきかを、自分の経験に即し、「けもの道」「ロールモデル思考」という言葉を使いながら示しています。これからの世の中をリードする若い人たちに対する愛情のあふれている文章だと、つくづく思いました。
-------------------
読み終え、「ウェブ時代をゆく」のロールモデルとなったという、小林秀雄の「近代絵画」を図書館で借りてきてパラパラとめくっています。絵画が全く面白くないと思っていた氏に「『近代絵画』を読んで、目からうろこが何回も落ちた。 ウェブについて、僕が絵画に抱いていたような気持ちを抱いている人に、この本から受けたようなインパクトを与える本が書きたいと思ってロールモデルにしました。」と言わしめた本を読んでみたかったからです。
-------------------
以下、自分で追記(2007/1/6)
特に「ロールモデル思考法」には大変共感しています。
このような思考法は、従来から目的意識の高い人たちが、「自分の生活への向き合い方」として実行して来ていたのだと思いますが、その思考パターン・行動パターンを簡潔に言い表しているのが「ロールモデル思考法」なのだと自分なりに解釈しています。
「見知らぬ人の話を聞き続ける」中で、「自分と波長の合う」「私に強い信号を発している」人や情報を見出し、それを構造化していくこと、これこそが真の知的な活動だと思います。そのような活動を行う機会が、WEBの存在によって、(いまや世界共通言語になりつつある英語が読め、PCの多少のスキルさえあれば)世界の人類にほとんど平等に開かれている・・・本当にすごい時代になったものだと思います。
金融機関、特に日本の金融機関は、業界の利益を守るため規制緩和にブレーキをかけ続けてきたため、メーカーに比べると効率化が遅れ、現時点でビジネスプロセスのスリム化(特にBtoC部分、チャネル戦略)がまだまだだと思っています。アメリカにいた90年台半ばからこれを痛感し、「何とかしてこれを変えたい」と思い続けて来ました。当時から今まで、このきっかけになるのがインターネットの普及だと思っていますので、2000年代の急速なブロードバンド化は、とても頼もしく思えます。
一方、旧来の「持てる」既存会社はあまりにも「守るべき」ものが多すぎ、中から会社を変えることに対しては極めて大きな抵抗があります。これは going concern たる企業にとって当然のことです。これにどのように対応して行くか、それを90年台半ばから他業界事情を調べながらそれを自分の課題にしています。
「新しい職業」「古い職業」で、Sさんを題材にした部分の考え方がとてもためになりました。氏と氏の父親との20歳のときの対話、ここも良かったと思います。自分自身、次の世代に出来る限り良い影響を与えたいと、改めて思っています。しかしそれよりも前に(あるいは同時に)、自分自身、日本の金融機関を少しずつでも変えていきたいと、微力ながら思っています。
氏は技術の話をしているわけでは決してなく、「万人に開かれたこのチャンスをどのように活用していくのか、そのためにどのような考え方・行動パターンを採ったら良いのか」を具体的に示しています。自分の採るべき行動を再度整理するに当たり、大変勇気付けられました。
皆さん
あけましておめでとうございます。
昨年は写真関係を中心に新しい方々との出会いがあり、楽しみが広がりました。
銀塩の良さを見直した年ではありましたが、圧倒的にデジタル中心であり、僕の中で銀塩はまだきちんとした復活には到っていません。
今年もよろしくお願いいたします。
アルバムを整理してありますのでお時間のあるときにご覧になってください。
http://ishihahi.art-studio.cc/
【2008年の計画】
プロジェクトをスタートさせる。
Canon EOS 5D の後継機が発表されたら、内容と値段によっては誘惑されてしまう。
【2008年の抱負】
"Principle"・意志・体力増強(6年目)
【2007年の記録】
旅行
川治湯元温泉
佐原(小京都)
尾瀬
金沢・白川郷
ホームステイ学生受入
アメリカ(T君)→姉夫婦にヘルプ
カメラ関係機材購入
EOS 40D, EF-S 18-55/4-5.6IS,
EF-S 55-250/4-5.6IS, Bessa T, Jupiter 8
映画鑑賞 ●印は特に良かったもの
ブレードランナーファイナルカット
象の背中
●Borne Ultimacy
●ALWAYS 続・三丁目の夕日
エディットピアフ
めがね
ミスポター
父帰る
Black Snake Moan
Leon
ヒロシマナガサキ
レミーのおいしいレストラン
Inland Empire
リトルチルドレン
Die Hard 4
プリティウーマン
●ディアハンター
しゃべれどもしゃべれども
Fur 毛皮のエロス
Rocky The Final
Spiderman 3
バベル
The Holiday2回目
ブラッドダイヤモンド
Night Museum
The Holiday
フリーダ
六ヶ所村ラプソディ
さくらん
Dream Girls
バブルへゴー
Cocktail
●それでもボクはやってない
007 Casino Royal
●武士の一分
Barber
・・・以上36本