1年ほど前までは、転職の誘いがあっても話を聞くことさえする気はなかった。
しかし今回何故、誘いを受けた際に話を聞く気になって一歩踏み出し、そしてその後実際に転職に至ったのか?
・・・以下の twitter を目にして、改めて、極めてクリアーになった気がする。
ピーター・ドラッカーBOT (@DruckerBOT)
10/12/29 20:57
知識労働者にとって重要なことは、
1.どこへ行こうとしているかを知ることである。
2.責任を与えられ、かつ自己実現することである。もっとも適したところに配置されることである。
3.継続学習の機会をもつことである。そして、何よりも敬意を払われることである。
きのう会社から家に帰ったら、なぜか犬が2匹になっていました。
コゲ茶色の小型のプードル(オス)です。チョコレート色の目が体と同じ色なので、良く見ないとどこを見ているのかわかりません。
声を出さず静かですが、ちょこちょこと動き回る人なつこい陽気な犬です。
先住犬のハナちゃんは少しヤキモチを焼いていますが、2匹、仲がよさそうです。
転職の合間で平日にまとまった時間ができた。
新しい家族(犬の「ハナ」)の面倒をみるスキを縫って写真展めぐり。
9月下旬だというのに暑い!
@田村彰英 「AFTERNOON 午後」 BAUHAUSギャラリー
9月3日(金)〜10月30日(土)
http://artphoto-site.com/guide880.html
スクエアフォーマットの古い作品。
A氏やN氏の訪問も確認。
AGroup Show 「SPACE」 PGI
9月2日(木)〜10月23日(土)
ギャラリーの1階のレイアウトが変わり、写真の展示が少なくなった。少しさびしい。
写真用品が展示されているものの、
「最近はいつでもインクジェットでプリントできると思うせいか、皆さん焼かなくなっている」
とのこと。・・・しかし、僕にとっての「最終作品」はプリントアウトである。
2階の展示室には、石元泰博がモノクロで撮った桂離宮も数枚ある。
http://artphoto-site.com/guide876.html
Bセイケトミオ 「Untitled」 ブリッツギャラリー
9月17日(金)〜11月27日(土)
http://artphoto-site.com/guide888.html
DP-2で撮ったモノクロの作品。一部の作品は、プリントアウトを銀塩(ネガ経由)とインクジェットの両方で行い、比較している。
インクジェットの方が中間のトーンが出ているが、ネガを一旦経由する銀塩の方が不利な比較ではないか?、と思った。
しかし、DP-2のトーンの豊かさには驚かされる。
http://tseike.exblog.jp/15059109/
もうすぐ始まる、ハービー山口氏の「1970年、二十歳の憧憬」も楽しみだ。
キヤノン品川 2010年9月24日(金)〜11月2日(火)
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/herbie-1970/index.htm
8月1日の記録。
広尾のギャラリーの訪問に関して。
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Aさま
インスタイル、早速今日行ってきました。広尾駅から西麻布へ向かって少し歩き、右手の坂を少しあがって右側の地下です。
http://www.instylephotocenter.com/exhibition/uc_exhibition.html
NPOとして、ギャラリーを借りてやっているとのこと。
ブリッツのF川さんがいました。ボランティアで協力しているそうです。
ハービーの写真(額装8X10)を1枚購入(2ヶ月ほどたってから納入)。
そして15分ほどしたらハービーさんも来て挨拶できました。
今度、品川のキャノンで写真展をやる由。図録のゲラも見せてもらいました。
また、9月からブリッツでセイケトミオをやるらしいです。
SIGMA DP−2 を使って主にモノクロを撮ったそうですが、セイケさんいわく、「もう○○○はいらない」とのこと。
(ただしSIGMAのお偉いさんへの言葉なので、割り引いて受け止める必要はありそうですが(笑))
アンナ。生後9年9ヶ月。
2010年6月26日(土)
15:30
ほとんど苦しむことなく 死を迎えた。
4月下旬に発見された肥満細胞腫。最期の2日間は急だった。
左前脚を庇いながら何とか1メートルほど移動したのも2日前。具合が悪いのを自分のせいだと思い込み、飼い主に申し訳なさそうに姿を隠そうとする姿がとても痛々しかった。最期の日は動くこともできなくなってしまった。
4月末から何種類もの抗ガン剤を試みたが、いずれも目立った効果はなかった。
右前脚にできた憎き腫瘍は拡大し、破裂寸前の状態だった。
食事も水も受け付けなくなっての死だった。
噂を聞きつけた近所の多くの犬たちも、次々に飼い主を連れて訪れてくれた。
17:30
昼過ぎに、小学校時代の担任の先生から絵画展出品のはがきが来ていたのを思い出した。
ややさびしそうなコメントが気になっていたので、横浜まで行き、18時に会場が閉まる直前に着いた。
事前に先生に電話してメッセージを入れておいたが、会場には姿はなかった。昼食をとっていないことを思いだし、急に空腹感を覚えた。蒸し暑い弱い霧雨の中、中華街まで歩く。ビールを飲みながら1人で夕食。いつになく苦いビールだった。普通であれば帰りに King's Bar あたりでJAZZでも聴かないと帰れない気分だったが、昼間から強い湿気にあたったせいか頭痛がひどく、先ほどのビールでもそれは引いていなかったため、おとなしく帰ることにした。
23:30
死を迎えたアンナは自宅に戻り、眠っているかのように、やすらかに目を閉じている。
傍らでAが鉛筆でアンナをデッサンしている。毛並みのディテールも描き込んでいる。アンナは10年近く前、当時小学校4年生だったAにせがまれて飼い始めた犬だった。自分のことさえ満足にできぬ小学生だったAも、もう大学2年だ。大判のスケッチブックに向かうAの姿にも、なぜか涙が出てしまった。
27日(日)
8:30
Jは「アンナが嫌いな音だったから」と電動ミルは使わず、手でカリカリと静かにコー ヒー豆を挽いている。アンナを思い出しながらそれはいつもよりずっと長く、5分も6分も続く。しかしその音さえも、静かに横たわるアンナには最早聞こえない。きのうアンナが死んだ後、Jが「今朝はカラスがいつになく家の周りで鳴いていたわね。弱っている動物がいるとわかるものなのかしら。」と言っていたのを思い出す。コーヒー豆はいつもの粗挽きではなく、かなり細かくなっている。
9:15
朝一番で先生から電話をいただいた。きのうは別の教え子たちのグループと会食をしていて電話メッセージに気づかなかったとのこと。お元気そうで安心した。改めてご挨拶する機会もあろう。
10:00
車で10分ほど、水道塔の裏手にある動物霊園。最期のお別れ。アンナに最も好かれていたJの父も一緒に来てくれた。合同の荼毘を依頼。都会には珍しいわずかばかりの竹林が我々を慰めてくれる。
14:00
アンナに花が届く。Jの誕生日にいつも花の配達を頼む地元のフラワーショップからだ。世話になった動物病院からのアレンジメント。
今年はアメリカにいる息子も気を利かせて1ヶ月前にJに花を贈ってくれたので、この花屋は先月来、これで我が家に3度も足を運ぶことになった。
Jの知人のお嬢さんに赤ちゃんが産まれたそうだ。すっかり落ち込んでいたJは気持ちを切り替え、大宮まで誕生祝いに向かった。
・・・ 1つの死がある と、別のところで1つの新しい生が誕生している。元気な赤ちゃんだそうだ。
Hiro
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P.S.
●「飲み会」のお誘いなど、以下にメッセージをください (もちろん、個人メールにご連絡いただくことも歓迎です)。
http://ishihahi.art-studio.cc/mail-form.htm
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木村伊兵衛・ブレッソン、Kindle ・ ポメラ DM20
記録:この週末の買い物
Kindle for iPhone タダ iTunes Appstore
Kindle software for PC
Frommer's(r) New York City 2009 (Kindle Edition) $11.99 Amazon US
Optiscan for iPhone QRコードリーダー 230 iTunes Appstore
King JIM ポメラDM20 \29800 ポイント還元20% LABI
これで iPhone の外付けキーボード機能が使える。それも、ワイヤレスで!
また、Amazon で購入した Kindleバージョンの本が、iPhone と P Cの両方で読める。
iPhone のバッテリーの弱さが少しネックになるが。
ポメラは折りたたみ式入力マシーンである。
Mobile Gear Sigmarion と使い続けて来た自分が ポメラ を買わずにいられる訳はないと思っていたが、やっぱりその通りだった。
良くできた機械だ。
きょう行った写真展
東京都写真美術館
「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」
日曜日とは言え、11時前入館の写美は混んでいない。
写真美術館が初めてというK夫妻を案内。やや風があったが気温は比較的高く、光が澄んでいる恵比寿ガーデンシティはとてもまぶしかった。
写真展もまずまず。ブレッソンのコンタクトプリントは本邦初公開だそうだ。
昼食は飲茶。
BLITZギャラリー
「ヨーガン・シャドバーグとハービー・山口」
http://blitz-gallery.com/index.html
ハービーが若かりし頃イギリスで写真を教えてもらい、暗室も使用させてもらったのがシャドバーグだそうだ。
シャドバーグの写真は60年代の不況のグラスゴー。
不況でも子供や若者たちの表情はくったくない。
一方、ハービーの写真はブライトン。グレートブリテン島の北部(スコットランド)と南端のブライトンでは光が違う。ハービーの方が光が明るい。
しかし2人の写真に共通しているのは、人に対する優しい視線だ。
ハービー山口に関しては、昨年夏の川崎市民ミュージアムの作品展がすばらしかったのを思い出した。
--- 僕はいつものように何も買わずにギャラリーを出る。申し訳ないが、儲からぬ客である。
写真展の後、ジムに2時間ほど寄って家に帰る途中、写真展で見たグラスゴーのパブを思い出し、先日WEBで見つけた近所のイギリスパブに立ち寄ることにした。
一駅前で電車を降り、歩いて4分。「こんなところに?」というような住宅地の中だが、きちんとしたPUBである。
開店してまだ1年少々だそうだ。
イギリス人と日本人の夫婦が経営し、自宅の1階の天井を高くしてPUBにしている。
客はアメリカ人(カリフォルニア出身)と日本人の夫婦。
客のアメリカ人の方が、「IPAは知っているか?」と僕に聞く。
知らない。
ホップを効かせた、イギリスの、インディア・ペールエール(India Pale Ale)だそうだ。
この店のビールはいずれもホップが効いている。
「Yokohama」をまず頼む。もちろんパイント。やや甘い。
次に、勧められた「志賀高原」を頼む。パイント。酒蔵が造っているらしい。シャープで香りがよい!
グラスゴーは「川崎のような都市」だそうだ。
サラダを頼む。そして「志賀高原」の残りを飲む。
IPA ビール
http://allabout.co.jp/gs/beerfan/closeup/CU20070415A
アメリカ人がカリフォルニア出身だというので、「僕はシエラネバダペールエールが大好きだ。乾いた味がする。」と言ったら、「パーフェクト」だという。日本ではお目にかかれぬビールである。
家に帰ってから夕食なので、店に入ってから40分ほどで早くも帰る。「また来ます」と言い残して。