世界
今ではない『別』の地球。
世界の半分を滅ぼした大災から、数百年のち。
大災を境に世界に満ちた『力』を手にし、人類は、荒廃した世界を復興させるが、それと同時に古くから世界の裏でひっそりと暮らしていた魔力を操る高い知能を持った種族が表に現れる。
種族ごとに社会を形成していき、それらが大きくなるにつれ、異種族間で多くのトラブルが起こった。


『源』から生まれ出でた『力』。
『力』は、すなわち、『神の子』。
『神の子』は、世界を創るべく七人の『神霊』を生み出した。
そして、世界は、『力』に満ちた。


世界に生きるものは、『力』の恩恵を享受するだけではなく、操る方法を作り出した。それは、『神の子』、『神霊』を操るも同義とされ、『魔』と呼びなわされた。
そして、その術を『魔術』、『力』を込めた武具を『魔導具』と呼ばれた。

怪異『イルミティーズ』
世界に存在するものの生み出す穢れが形をなした怪異『イルミティーズ』。
生物に寄生することで、宿主の持つ能力を取り込み、増幅。
さらには、触れるすべてを無差別に取り込み、増殖を繰り返し、最終的には世界を飲み込むと言われている。
その脅威に立ち向かう二大勢力、『ワス・ウォーディナ』帝国騎士団と冒険者ギルド『レジン・バニス』がある。

生活
ワス・ウォーディナ帝国の統治と怪異『イルミティーズ』の脅威の影響で、異種族間でのトラブルは、ほとんど皆無。一つの街に複数の種族が共存するのが常識となっている(それでも排他的な種族は存在する)。人間の数が一番多く、それゆえ、生活様式も人間主流のスタイル。大災以前の文明がほとんど壊滅状態の上、魔力の生活への実用化が、復興の大きな要因となり、、また、人間外の文化や技術も、入り混じり、前文明でいう中世と近世のが中間になったような街並みを形成している。

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旅館『宴夜・本舗』
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