第三話「生きてる理由」

「これが『忌み子』か?」
「ええ、館長。保護してから、一週間が経過しますが、ずっとあのままです」
「食事は?」
「一切、受け付けません」
「あの格好は?」
「放っておくと自傷行為を始めるので……」
「ふむ……ひどいな」
 白衣を着込んだ男たちが視線を向けるガラスの向こうには、奉がいた。
 入院患者のような検査用のガウンの上から、黒い革製の拘束具に包まれ、口は、舌を噛ませないためか、ボール・ギグがはめられ、床に転がされていた。

 ここは、国連直轄の地下実験施設。
 あの海上での惨劇のあと、船は手近な港に着き、奉と柚葉は、船員たちに捨てられるように降ろされた。
 すぐに、待ちかまえていた国連のエージェントに取り囲まれ、ここに連れ込まれたのだ。

「チーフ。保護したもう一人は、どうしている?」
 館長と呼ばれた口ひげを生やした年輩の男が、カルテを確認していた若い男―チーフに尋ねる。
「こちらのモニターで確認できます」
 若い男は、そう言うと管制パネルを操作して、モニターのスイッチを入れる。
 そこは、白い壁に囲まれた病室。そのベットの上には、点滴のチューブを腕につけた柚葉が横たわり、寝息に規則正しく胸を上下させていた。
「港で保護したときと同じく眠り続けたままです」
「睡眠薬でも使用しているのか?」
「点滴で栄養補給はしていますが、薬の投与はしておりません」
「その眠り、あの『忌み子』の仕業か。
 とにかく、この事件の元凶を作った『あの』研究所の造り出した生体兵器だ。
 監視を怠らないようにしてくれ」
「はい、そのように」
 カルテに書き込むチーフをよそに館長は、再び奉の方へ視線を向ける。
「それで、使いモノになるのか?」
「館長! まだ使うつもりですか?」
「質問に質問で答えるな!」
「は、はい!……い、今のところは何とも言えません……この状態ですから。
 それで、館長……この『忌み子』をまだ利用するつもりですか?」
「君の言いたいことは分かる。
 この『忌み子』、あるいは『司=マーフェス』より危険な存在かもしれん。
 だが、我々には選ぶだけの余裕がないのも事実だ。
 洗脳でも、肉体改造でも、何でもいい。使えるようにしろ!」

ヴィー! ヴィー! ヴィー! ヴィー!

 激しい警戒音が鳴り響き、室内の警戒を示す赤ランプ回転する。
「館長! 侵入者です!」
「入り口の何重ものロックが解除されたというのか!」
「い、いえ、違います。
 し、侵入者は……奉=カーディスの部屋に直接現れました!」
「なにぃ!」
 ガラスの向こうを見ると床に転がる奉のすぐ横に一人の妙齢の女が立っていた。

 黒を基調とした古代神殿の巫女が着るような法衣を動きやすいように仕立て直した姿で、金に輝く髪は長く、三つ編みで一本にまとめている。

「な、何者だ!」
「……あれは……EUの魔女……」
「!……メイル=ティアレット、自称二十一歳!」
 その瞬間、妙齢の女―メイル=ティアレットのこめかみにピクッと血管浮いた瞬間、
「なっ!」
「ひぃっ!」
 爆音もなく、あたりは閃光に包まれた。

 荒涼とした大地に三つの影があった。
 メイル=ティアレットと奉、そして、奉の腕に抱きかかえられ、いまだ眠り続ける柚葉。
「無茶し過ぎだよ、メイルさん」
「その子は、絶対、あなたが助けてくださると思いましたから。
 結果、そうなりました。
 実験施設にいた人たちも、すべてどこか別の場所に転移させたのでしょう?」
「けど、もし……」
「いえ、あなたは絶対、自分の身がどうなろうと、助けたはずです。
 それこそが、『忌み子』です」

 返す言葉がなかった。
 それは、メイルの言うとおりだったから。

「しかし、そのご様子をお見受けしますと、すべて、思い出されたようですね」
 メイルは、片膝をつき、まるで主にでも対面したかのように、深々と頭を下げた。
「今生では、初めてお目にかかります。お久しぶりです。奉様。
 あなた様の使命が果たされるよう、我が主、五皇神の名のもと、微力ながらお手伝いをさせ……」
「やめて!」
 奉は、悲鳴に近い声で、メイルの声を遮る。
「……やめてよ……ボクは……ボク、もう嫌だ。
 『星護座』には、もう行きたくない。
 あんな思いするのは、もう……嫌だよ」
 涙を流し、奉は、震える声で言いながら、顔をうつむかせる。
 そんな奉を見て、メイルは、口唇を噛みしめると冷ややかに言った。
「なら、私は、あなたを殺します。
 ―烈光撃!―」

きゅん!

「ぎゃん!」
 メイルの目の前が一瞬、白く輝いた瞬間、奉は、声を上げて後方に吹き飛ぶ。
「烈光撃……"覇皇"の……」
「ええ、我が主、五皇神が一人、光明神の力」
 ゆっくりとした足取りで、メイルは、なおも眠り続ける柚葉の側まで来る。
「この子、八敷 柚葉の身柄は、私が預かります。
 ですから、安心して殺されて下さい」
 冷たく言うメイルの目の前に、今度は五つの白い光が輝いた。

 烈光撃は、周囲の光を収束して放つ、光撃魔術。
 そのスピードは、文字通り光速。
 放たれれば、避ける間もなく光に灼き貫かれる。

「ぎゃう!」
 衣服を裂かれ、その身に新たに五つの傷痕を穿たれながらも、奉はよろよろと身を起こした。
「ご自分の運命に立ち向かわれるのですか?
 それとも逃げられるおつもりなのですか?
 奉様。『司=マーフェス』を止めることは、あなたがお選びになった、あなたの使命。
 それを投げ出されて、あなたは何をするおつもりなのです?」
「……何もしたくない……」

きゅん!

「!」
 光撃が直撃し、奉は、声もなく吹き飛ぶ。
「でしたら、早く死んでください!
 五皇神もそれをお望みです」
「やだ……死ぬのは……死にたくない……生きていたい」
「何もするつもりもなくて、ただ生きて、どうするおつもりですか?
 ただでさえ、あなたは、傷つきながら生きているのに、何もせずにただ生きるだけでは、死んでいるのも同じこと。それならば、潔く死んでください」
 感情を爆発させ、怒鳴るメイルの顔には深い悲しみが浮かんでいた。
「奉様……これも、あなたの為を思ってのこと……」
 メイルの胸の前に白い光が灯り、それは周囲から光を集め、どんどん収束していく。
「お覚悟を」
 光が失われた暗闇に大地で、メイルは胸の前で白く輝く光球に両手をかざし、奉に静かに告げた。
「ダメだ!」
 甲高い声がメイルの足下から聞こえた。その瞬間!

ひゅごぉ!

 メイルの身体は、赤い炎に包まれた。
「きゃあ!」
 短い悲鳴を上げ、メイルは大きく飛び退いた。
 集中が途切れたか、周囲から集めた光は、飛び散り、辺りに光明が戻る。
「……や、八敷 柚葉……」
 半ば茫然とした口調で、メイルは、炎を放った者の名を呼んだ。

 それは、眠りから覚めた柚葉だった。
 両腕を前へ突き出し、柚葉は、振るえる両足で大地にしっかと立っていた。

「ダメだ! これ以上、これ以上、にーちゃんを傷つけちゃダメだ!」
 肩で息をつきながら、柚葉は、苦しげに言った。
「……邪魔を、しますか……」
 炎を振り払い、メイルは、柚葉をキッと睨み付ける。
「分かってんのか?
 にーちゃん、殺そうとすれば、あんた、呪われんだぞ!」
 泣きそうな声で、柚葉は、メイルを睨み返すと、その背中から鮮やかな赤の光を放つ翼が現れた。
「フェニックスの翼!」
 驚くメイルに向けて、柚葉は、背中に現れた翼をはためかせ、炎を巻き起こす。
「浄炎よぉ! 全てを消し去れぇ!」
 声に応え、柚葉の翼に宿った赤い浄化の炎がメイルに向かって突き進む。

 フェニックスの浄炎。世の全ての不均衡を正す炎。
 呪文によって、作られた不安定な力場など、全て消し去ってしまう。

「くっ!」
 大きくジャンプして、宙に逃れたメイルは、光の照準を柚葉にあわせる。
「沈みなさい!」
「弾け! 赤の魔石!」
 柚葉の額が赤く輝くと、正面に赤光の障壁が現れ、放たれた光をあらぬ方向に弾き飛ばした。
「カーバンクルのルビー……なるほど、それがあなたに組み込まれた霊因子ですか」
 柚葉の額に埋め込まれた赤い宝石―全ての魔を弾く力を持った幻獣の象徴に、メイルは、全てを理解した。

 あの研究所が柚葉に組み込んだ霊因子。
 それは伝説の中にしか存在しないと思われていたの魔獣の因子。

「しかし、研究所も随分とあなたに力を注いだものですね。
 その因子、並大抵のルートで手には入るものではありません。
 ただ、ヤケになっていただけかも知れませんが」
 冷静に分析するメイルを噛みつくように睨み、涙に濡れた顔で、叫んだ。
「あんた殺したら、そしたら、にーちゃん、また、自分を責めんだぞ!
 あんたを殺したことに、悲しんで、自分を責めんだぞ!
 これ以上、にーちゃんに罪、負わせんなよ!」
「そのことは分かってますよ。
 ですが、私には奉様に対して殺意を向けていません。
 私の目的は、奉様を痛めつけること」
「なっ!」
 思わぬ発言に、柚葉は、声を詰まらせる。
「私は、極限まで痛めつけて、奉様の心を殺します」
「あんた、ひでぇ……それでも人間かよ!」
「人間は、遙か昔にやめています……そう、奉様に初めて出会った七千年前の昔に……」
 遠い目で虚空を見つめ、メイルは語り始める。
「七千年前、私は、五皇神に遣える最後の巫女として、戦場にいました。
 敵は、数万の異教の神の使徒。死ぬのは確実でした」
 その時の恐怖が甦ったのか、メイルは、両腕で自分の身体をギュッと抱き締めた。
「しかし、その築き上げた文明が、退廃の極みに達したとはいえ、私は五皇神のお力を世に体現する最後の巫女。
 誇り高く、死ぬつもりでした。
 しかし、突如、戦場に現れた幼い少年が私を救ってくれたのです。
 私たちの文明が犯した全ての罪と穢れをその身体に刻みつけて。
 それは"神代の忌子"……奉様でした」
「……な、なら、あんたは、にーちゃんに借りがあるんだろ?
 だったら、なんで、こんな非道いことすんだよ!」
「借りがあるからこそです!」
 怒りと哀しみが混ざったような声で、メイルは、言った。
「奉様に、これ以上、傷ついて欲しくない……これは、我が主、五皇神のご意志であると同時に私の願いでもあるのです。
 奉様が、生きようとなさるのなら、私は、全てをかけて奉様を護ります。
 しかし、今の奉様は、死んでいるのも同然。
 奉様が生きていようが死んでいようが、奉様の能力に、全ての愚者が魅せられ、奉様を貪り続ける」
「にーちゃんの……能力?」
「そうです。奉様は、すべての罪を浄化することができる。しかし、それは、自分が罪の肩代わりをするということです。
 奉様の体中に刻まれた傷……それが、今まで背負ってきた罪」
「……き、傷って、そんな……今まで、いったい……」

 いったい、いくつの罪を浄化してきたのだろう。
 奉の身体には、それこそ、数え切れないほどの傷跡が刻まれていた。
 いったい、どれだけのものが、奉に罪をなすりつけたのだろう。

「罪は、罪を犯したものにしか、償うことができません。
 奉様は、永遠に消えない傷に苦しまなければなりません。
 私には、それが耐えられない。
 ならば、いっそ、心を死に追いやれば、奉様は、誰も救うことができなくなります。
 私たちは、奉様を愛しているのです。
 愛しているからこそ、死んで欲しいのです。
 私も……罪を着せたものの一人ですから……」
「そんなの……そんなの間違ってる!
 護ればいいじゃんかよ!
 にーちゃんがどんなになっても、護ればいいじゃんか!
 あんた、間違ってる!
 それ、にーちゃんのためなんかじゃない!
 あんた、疲れてんだ!
 にーちゃんと関わるのに、ただ疲れて……ホントは、逃げたいだけなんだろ!」
「黙りなさい!」

ぎゅん!

 メイルが突き出した手のひらに、灰色の何かが渦を巻く。
「これは『破滅』……滅界神の力。
 カーバンクルのルビーがあったとしても、八敷 柚葉、今のあなたの霊力では反射は不可能のはず」
「ちっ!」
 舌打ちをして、柚葉は、左手をメイルに向け、力を込める。
 その甲には、碧く輝く欠片が埋め込まれていた。それは、瞬く間に広がり、左腕は、一本の異形と化す。
「それは!……リヴァイアサンの……鱗!」
「魔海より来い! 暗闇の濁流!」
 柚葉に組み込まれた海竜リヴァイアサンの力が、虚空に暗碧の渦巻く巨大な水塊を喚び出す。

(息がつまるような幸福を感じるたび、それを失う恐怖に怯えてた)

(これは、呪い)

(ボクを好きになってくれたヒトたちは、みんな、ボクを殺そうとしました)

(ボクが生きているのは、耐えられないと言って。
 ボクを愛していると言って。
 ボクさえ、いなければと言って)

(ボクの腕の中で、死んでいった)

(ボクが殺した。
 みんなを……ボクが……みんなを……)

《……ま……まつ……り……奉……奉……》

 壊れかけた奉の心に、直接『声』が語りかけた。

《いつまで、そうしているつもりだ。お前は、忌み子だろ?》

(……ボクは……忌み子……ヤだ……そんなの……もう……ヤだ……)

《わがまま言うなよ。それ、お前が選んだことじゃないか》

(ボクが?)

《そうだ。お前が選んだことだ。忘れたのか?》

(ボクが忌み子になることを選んだの?)

《この世界で生きていきたいんだろ?
 俺たちと一緒にいたいんだろ?》

(……一緒……独りは……ヤだ……)

《生きていたいって願った瞬間、お前は初めて自分の寂しさに気付いた。
 だけど、あの時、生きる希望も手に入れたはずだ!》

(……希望……ボクの……希望……)

《生きろ! この世界がお前を受け入れるようになるまで、意地でも生きろ!
 俺たちは、ずっと、お前を護る!》

「滅びなさい!」
「沈めぇぇぇぇぇぇぇ!」
 メイルと柚葉が同時に『力』を解き放った瞬間、
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 絶叫と共に、奉の身体から膨大な気が噴き上がる。
《奉! このままじゃ、あいつらが死ぬ!
 これを使え!》
 奉の右手に光が収束し、両刃の剣が現れる。
《行くぞ! 光皇神剣・奥義!……》
「……絶・光鳳破ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ぢゅおぉぉぉぉぉぉぉぉん!

 声に導かれ、奉が上段から剣を振り下ろした瞬間、烈光撃の術など比べものにならないほどの巨大な光が放たれた。
 それは、メイルと柚葉の『力』にぶつかり、激しく拮抗する。
「奉様!」
「にーちゃん!」
 突然の光撃に、二人は奉を見る。
 剣を構える奉は、苦しげに呻きながら力を振り絞り、必死でメイルたちの放った『力』を抑え込もうとしている。
「うあぁぁぁぁぁぁぁ!」
《そうだ、奉! お前が望めば、世界は、お前に従う!》
 奉は、渾身の気合いを込め、叫ぶ。
「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ぢゅぉん!

 『力』は白に飲み込まれ、完全に消え去った。

「……そ……その……剣……光明神の……」
 剣を杖にして膝をつく奉に、メイルは、口唇をわななかせて呟く。
「そ。光明神の剣、輝光剣・滅罪……返しといて、あのコに」
 ふらつく足で、奉は、メイルに近づき、剣を手渡す。
「それから言っといて、『ありがと』って」
「にーちゃん!」
 涙声で抱きついてきた柚葉に押し倒されながらも、奉は、嗚咽をもらすその頭を優しく撫でる。
「おはよ。柚葉くん」
「……にーちゃ……にー……にーちゃん……ちゃん……」
「ゴメンね、心配させて。
 メイルさんも、ホント、ゴメンなさい。
 それから、心配してくれて、ありがと」
 笑みをメイルに向けて、奉は、優しく言った。
「ボク、いろんなこと忘れてた。
 なんで忌み子になったのか。
 なんで生きていたいのか。
 やっと、思い出した」
 立ち上がり、奉は、破かれた服からのぞく傷跡だらけの肌を両腕でギュッと抱き締める。
「生きたいんだ、ボク。
 みんなと一緒に。
 この世界で。
 だから、みんなの罪を背負ったんだ。
 こんなボクでも、みんなの役に立てるように。
 どんなに、みんなに嫌われてたって、ボク、ここで生きていたい。
 もう大丈夫。
 ボク……ボク、強くなる。
 護ってもらってる。
 キミたちやあの子たちに……だから、ボク、強くなる!」

 その瞳には、力強い意志の光が灯っていた。

 

イメージソング
endless life

Song by Masami Okui

やるせないよね……みんな 泣いている 叫んでる
僕だって同じ 理不尽な世の中を感じてる

“独りきりはつらいよ”と……部屋の隅ひざをかかえ

大人達の視線は何を求めているの?
精一杯生きてるんだよ まっすぐに僕を見て

“自分の夢見つけたい” うずき始めた かすかな勇気が

激しく揺れる jump to the chance
どんな生命も 輝いてると信じている 負けたくない
せっかく生まれた意味 確かめなくちゃ
気分しだいで この人生 最高!
君だって 誰だってそうなんだ endless life

振り返れば 逃げるために自分を痛めつけ
いきまいていた 弱さを認めたくはなかった

だけど思い出したんだ 遠い昔…生命の記憶を

何度でもチャレンジ jump to the chance
両手のばして つかむ瞬間(とき)まで あきらめない 踏まれっぱなしでも
せっかく生まれた意味 確かめなくちゃ やってられない
過去も現在も最高!
いつか来る 未来もそうなんだ endless life

dream of dream でも大丈夫 jump to the chance
笑顔でいれば どんな事だって クリアできる 負けたくはない
せっかく生まれた意味 確かめなくちゃ がまんできない

この人生 最高
君だって 誰だってそうなんだ endless life

 

予告
世界の終焉が迫る
文明の極みが崩れ去る
その時に現れるものがいる
世界は繰り返す 創世と破滅を
対たる意味は世界に示されることもなく
また 穢れが満ち
そして ボクにまた傷が刻まれる
『BLESS&CURSE外伝〜戒〜』
 第四話「対、そして、終」
この傷がみんなとボクをつなぐ

第四話「対、そして、終」

『戒〜imashime〜』
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