ルーフバルコニーにジョイント式人工芝施工


2007年5月19日

 2005年7月にDIYショップで手に入れた人工芝を敷き,高温になる断熱ブロックの保護や落ち葉対策を行いました。しかし,1年を待たずして芝の毛が次々と抜け落ち,ルーフバルコニーの排水溝は緑色になるほどでした。そして,昨年秋の台風でボロボロの状態となってしまいました。つまり,1年半程度しか持たなかったわけです。
 しかも,ボロボロとはいえ大きなシートですから,その処理は「大型ゴミ」扱いです。広島市では現在,大型ゴミの回収は有料化となっており,この方法はあまり良いやり方でなかったなと感じています。

 その後,半年間何も敷かずに過ごしましたが,また暖かな季節になってきましたので,飽きもせず再度チャレンジです!
 今回はジョイント式人工芝とテーブル周辺にウッドジョイントデッキを施工します。

 設計・施工にあたっては「リソーネット」の施工事例集から「ルーフバルコニー」を参考にしました。

 まずは,表計算ソフトウェアのセルを利用して配置図を作成しました。緑の部分が人工芝で188枚必要です。茶色の部分がウッドジョイントデッキで,64枚必要です。

施工設計図

 人工芝もウッドジョイントデッキもDIYショップで特売価になるのを待っていました。普段から色々なものに興味を持ってDIYショップで物色することも時には役立つものです。 

施工前 山積みの材料
黒いテープ痕がのこる断熱ブロックです。相変わらず微細なひび割れはあります。 発注していた商品が到着しました。少しでも安く仕上げるために店まで取りに行きました。
ジョイント式人工芝とウッドジョイントデッキ 家族総出で施工
左がウッドジョイントデッキで,右がジョイント式人工芝です。どちらも1辺が30cmの正方形です。残念ながらデッキと人工芝をジョイントすることはできません。 家族総出で施工をはじめました。小学3年生&1年生の兄弟が大活躍です。末娘は眠り姫でここにはいません。逆にそれが仕事がはかどる理由だったりもします。
困ったこと 見事解決!
デッキを貼り込む部分と人工芝で囲む部分でわずかなずれが発生しました。モジュールは30cmのはずですが,ジョイント部分で微妙に違ってくるのでしょう。 人工芝の不要部分をはさみで切断してぴったりはまるようにしました。人工芝ははさみで簡単に切ることができ,大きさは自由にできます。
完成
3時間かかって完成しました。今夜は早速,椅子を並べてバーベキューパーティです。子どもたちも普段からバルコニーで食べることを楽しみにしています。特に今日はきれいなバルコニーでおいしさも格段上でしたよ!

 これから,暑い暑い夏を迎えます。人工芝の素材はEVA樹脂です。説明では50℃以上になるところでは変形するおそれがあるので使用不可とのことでした。果たして,断熱ブロック上で耐えられるでしょうか?
 ウッドジョイントデッキもEVA樹脂上に天然木をねじ止めしたものです。こちらも年に1回は塗料を塗る必要があるでしょうね。
 妻のそろばんでは6年使えないと元は取れないのだそうです。デッキ部分はまだしも人工芝は無理でしょうね。そのときは,全面デッキ貼りにしたいです。


BACK


(C) 2007 by Sowimu Circle.,All Rights Reserved.