3.2 FrontPageExpressとHTML


この3.2のページは、Tips of FrintPage Express(@nifty→フォーラム→ホームページ作りBeginner→制作者うらん)を参考に作りました。
●HTML3.2

FrontPage Express で直接HTMLを編集するには、「表示(V)」メニューから「HTML(H)」をクリックして表示される、「HTMLの表示と編集」ウィンドウを利用します。
ただ、FrontPage Express が対応しているHTMLのバージョンは3.2なので、現行のHTML4.0でサポートされている拡張要素などは、「守備範囲」にありません。また、単に「守備範囲」外だけでなく、HTMLの文法にも FrontPage Express 独自のルールがあり、それに反するタグの適用は認められません。


FrontPage Express が対応していないタグの設定は、「HTMLの表示と編集」ウィンドウを閉じた時点で、強制的に削除されますし、ルール違反とみなされた箇所は自動的に修正、変更される仕組みです。

また、最新の機能が読み込めないという弱点があり、他のアプリケーションソフトで最新のタグを使用して作成すると下図のように表示されます。

HTMLマークアップの印

図3−48

   
●FrontPage Express と Word
Wordユーザーの方なら、FrontPage Express での操作には戸惑わないでしょう。文字列を装飾したり、属性を設定する手順は同じです。
文字列を選択して、書式リストから任意の「文書要素」(エレメント)を選択すれば、相当するタグが適用されます。
あとは、再度文字列を選択状態にして、太字にしたり、文字色を設定したりと、Word と共通の操作方法でテキストを装飾できます。

FrontPage Express だけでページを作ってゆくにしても、HTMLの知識はないよりは、あった方が便利だと思います。各要素のプロパティ設定画面でも、その属性の意味や、その設定がどのように反映されるのか、どんな表示になるのか、といった具体的なイメージの確保には、HTMLの知識が必要だからです。
 
●その他
テキストで紹介していないもので、役に立つ機能があります
<例>
 ・ページ内のジャンプ
 ・BMPファイルをGIF/JPEGに変換
 ・表挿入ボタンと挿入メニューの使い分け
 ・ページ作成日の自動更新
 などがあります。