1994年度・高１国語「現代文」（３単位）
| １学期……【中間考査範囲】丸山健二「マラソン・ランナーは孤独か」／◎山田詠美「蝉」（※初発・最終感想文各１篇）／【期末考査範囲】芥川龍之介「羅生門」（※「続編」創作１篇）／野村雅一「身体像の近代化」 |
| ２学期……【中間考査範囲】◎鎌田敏夫「会いたい」（※感想文・「歌物語」創作各１篇）／日野啓三「私にとって都市も自然だ」／【期末考査範囲】◎山田詠美「風葬の教室」（※登場人物評・感想文各１篇） |
| ３学期……【学年末考査範囲】中村雄二郎「目に見える制度と見えない制度」／志賀直哉「城の崎にて」（※感想文１篇） |
使用教科書＝第一学習社『新訂国語１現代文・表現編』、◎印＝自主教材。なお、※印を付した教材では、生徒たちに「書く」作業をそれぞれ括弧内の内容で課している。（これらは各学期評定の１〜２割を占める。なお、「風葬の教室」の感想文は冬期休暇明けの提出で、３学期の評定対象とした。）
1995年度・高２国語「現代文」（３単位）
| １学期……【中間考査範囲】水上勉「三隅の桜」／清岡卓行「手の変幻」／【期末考査範囲】俵万智「愛の消印」／中島敦「山月記」 |
| ２学期……【中間考査範囲】芹沢俊介「広告表現とは何か」／◎山田詠美「ぼくは勉強ができない」（※感想文１篇）／井上靖「利休の死」／【期末考査範囲】河合雅雄「道具と文化」／◎清水義範「トンネル」（※感想文１篇） |
| ３学期……【学年末考査範囲】中埜肇「座・間・家」／窪田空穂ほか「近現代短歌」 |
使用教科書＝第一学習社『高等学校現代文１』、◎印＝自主教材。なお、※印を付した教材では、生徒たちに「書く」作業をそれぞれ括弧内の内容で課している。（これらは各学期評定の１〜２割を占める。）
1996年度・高３国語「現代文」（４単位）
| １学期……【中間考査範囲】 ◎賢者の皮むき（山田詠美）／山椒魚（井伏鱒二）／「である」ことと「する」こと（丸山真男）／【期末考査範囲】キャラメル工場から（佐多稲子）／◎有楽町心中（岩川隆） |
| ２学期……【中間考査範囲】赤い繭（安部公房）／◎魂にふれるアジア（松井やより）／【期末考査範囲】◎ほおずきの花束（鷺沢萠）／◎いちげんさん（デビット・ゾペティ） |
| ３学期……【学年末考査範囲】世間論序説――日本人の人間関係（阿部謹也） |
使用教科書＝教育出版『精選現代文』、◎印＝自主教材。なお、自主教材のテキストとしては、山田詠美『ぼくは勉強ができない』（新潮社、1993年）、岩川隆『現代情死図鑑』（図書出版社、1987年）、松井やより『魂にふれるアジア』（朝日新聞社、1985年）、鷺沢萠『海の鳥・空の魚』（角川書店、1990年）、『すばる』第18巻第11号（集英社、1996年）に収載された本文をそれぞれ用いている。
