八木重吉
「秋の瞳」

 
   おほぞらの こころ


 
 わたしよ わたしよ
 
 白鳥となり
 
 らんらんと 透きとほつて
 
 おほぞらを かけり
 
 おほぞらの うるわしいこころに ながれよう



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