八木重吉
「秋の瞳」

 
   むなしさの 空


 
 むなしさの ふかいそらへ
                        ポヱジイ
 ほがらかにうまれ 湧く 詩 のこころ
 
 旋律は 水のように ながれ
 
 あらゆるものがそこにをわる ああ しづけさ



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